美少女2人、増えました
俺達は家に帰ることを諦め、信長の屋敷に泊まった。
葵も転移で信長の屋敷に連れてきた。
「長秀様、凄い事になりましたね」
四郎は完全に楽しんでいる。
騒ぎが面白いのか?信長の屋敷に泊まれるのが嬉しいのか?分からないが。
「私は何もしていないのに」
「お芝居をしただけなのに。全ては旦那様のお力なんだから」
楓は塞ぎ込んでいた。
葵は楓をなぐさめようとするが掛ける言葉が見つからないみたいだ。
「楓、俺は身体の傷は治せても、心の傷は癒せないんだ」
「俺の心を癒している楓なら、他の者の心を癒せても当然だろう」
俺の言葉に楓は顔を上げ、俺を見つめた。
「戦さはまだまだ続く。人が死に傷を負う」
「人は身体の傷、心の傷が癒やされたなら、他の者に対して優しくなれる」
「俺はこの日の本を楓と同じように親を失った子供達をみんなで助け合える優しい国にしたい」
「楓、四郎、葵!手伝ってくれ!」
俺は3人の顔を見つめ強く言い放った。
「はい!」
3人は力強い頷いた。
楓が俺に近づいてきて寄り添った。
やばい!俺、詐欺師の才能があるかも。
さっきまで少しもそんな事を考えてはいなかったんだけど。
翌日、騒ぎが収まっていたので俺達は自分達の屋敷に戻った。
戻ってすぐ信長から2人の美少女と手紙が届けられた。
2人の美少女は信長に反旗をひるがえした武将の娘で、信長の屋敷で教育されていたとの事。
罪人の娘達だから本来なら武将への褒美として奴隷や慰み者になるが、不憫に思い信長が手元に置いていたとの事。
娘達の器量が良いのでユージ殿なら2人をアイドルに育てられると思い贈るとの事。
熱田神宮の宮司と話はつけた。少しの間、熱田で楓の治癒活動をして欲しいとの事。
以上の事が信長の手紙に書かれていた。
「この2人、どうしょう?」
俺は楓にたずねてしまった。
「旦那様。2人を助けてやって下さい。お願いします」
楓は手を合わせ、お願いをしてきた。
やっぱりね。そう言うと思っていました。
色白の細顔で目が大きく美形の少女の名は鈴。
14歳だが背は楓と同じぐらいで、可愛いというより綺麗という言葉が似合うモデルのような美少女だ。
同じ色白で甘えたような少しタレ目で小顔の少女の名は雛。
鈴と同じの14歳で背は低めで可愛い妹タイプの美少女だ。
2人共侍女として信長の屋敷にいたので武芸の心得は無かった。
狩りに連れて行く事は出来ないし、忍びとしても使えない。
どの様に考えてもアイドルとして教育していくしかないな。
「鈴!雛!今日からお前達は俺の側室とする」
「丹羽長秀の側室と名乗れ」
「いたずらをする者がいたなら、この俺丹羽長秀が許さないと申せ」
「側室ではあるが楓は俺の正室、四郎と葵は家老であるから3人の命令に従うように」
側室と言われ鈴と雛は驚いていた。
桶狭間の武功と神子の楓が居る丹羽家の名前なら2人を守れる。
「葵、2人には料理、洗濯などの家事全般を教育して欲しい」
「葵にはそろそろ1人で動いてもらいたいからな」
美濃攻略では葵にも1人で仕事をしてもらわないと。
熱田神宮へ向かうまでに数日掛かってしまった。
20人近い男が丹羽家仕官に押しかけてきたのだ。
桶狭間で今川義元に一番槍を入れ、褒美をもらったのが丹羽別動隊の1人だったこと。
丹羽長秀の正室が神子になり、怪我の治療で奇跡を起こしたこと。
織田信長直々に屋敷を頂いたこと。
などの噂が遠くまで広がり、力自慢達が集まってしまった。
まだ定収入がないので住み込み無給で2人を雇うことにした。
20歳で独身の五作。
行商をしていたので色々な交渉を任せようと考えている。
戦さにも出たことがあるらしいので使えそうだ。
16歳の勇太。
桶狭間の丹羽別動隊に参加していたらしい。
四郎が目に付く動きをしていたと言ったので雇うことにした。
当面2人には訓練、能力上げをして、鈴と雛の警護の仕事をしてもらおう。
急に配下が増えてしまった。
蓄えが有るといえ、早く安定した収入を手にしないとなー。
熱田神宮の生活が始まる。
何故か俺と楓、葵、鈴、雛の5人で1部屋、残り男達3人で1部屋の部屋割りになっていた。
これはこれで充分に嬉しいが四郎に変な勘ぐりをされても困るので、俺と楓でもう1部屋をもらい3部屋にした。
これなら夜に清洲の屋敷に転移で帰ってお風呂に入っても、みんなに気づかれない。
あ!時々は四郎と葵も連れて行ってやろうかな。
鈴と雛は?美少女3人と混浴?
楓で1人でも充分幸せなのに、更に2人も?
バチが当たります!




