表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

異世界での生活

投稿が遅くなって申し訳ありません。

忙しい時期は終わったのでペース上げていきます。

 真っ暗な空間にいた。

 そこには大き目な家が1つだけぽつんと建っていた。


「ここは? どこだ?」


 当然なんの返事も帰ってこない。

 自分の手を叩いてみるが痛みを感じた。

 意識だけの世界みたいなことではないようだ。


 とりあえず家の中に入ってみる。

 中には魔女が使うような本やいろいろなものが置いてあった。


 本の表紙を見ると知恵の本と書かれていた。

 知恵の本に触れると光を発して知恵の本が消えていく。


 >>スキル『博識』を手に入れました。


 スキル?何の事だ?


『【スキル】とはその人の持っている技能のサポートでもあれば派生でもあります。』


 俺が疑問に思ったら脳内に声が聞こえてきた。

 これも博識の能力なのだろうか?

 サポート?派生?どういうことだ?


『例えばサポートだと剣術などの人が為せる業。派生だと浮遊などの通常では為せないことができる。という感じです。ですがサポートと派生などの種類別けはされておりません。』


 つまり、剣術スキルがあると剣の動きに補正が掛かる。浮遊などのスキルはサポートスキルのまた向こうに位置する存在なのだろう。

 あんまり気にしなくてもラノベでよくあるスキルって考えればいいか。


「ステータス」


 そう言ったら本当にステータス画面が出た。

 ラノベからしてそういうものかなって思ってやってみたら本当にできちゃったよ。



 =ステータス=


 名前:桐ヶ谷拓翔 

 レベル:1

 性別:男

 種族:人間


 HP:100/100

 MP:10/10

 STR 10

 DEF 10

 INT 10

 AGL 10

 DEX 10

 LUK 10


 スキル:<博識>

 ユニークスキル:

 称号:異世界人


 HP...ヒットポイント 体力 


 MP...マジックポイント 魔力 魔法を使うときに消費される


 STR...ストレングス 力 装備の重量・疑似的な筋肉量・物理攻撃力に影響を与える 


 DEF...ディフェンス 防御力 相手から受けるダメージを軽減する


 INT...インテリジェンス 知力 魔法の威力・スピード・大きさを調整する


 AGL...アジリティ 素早さ 自分の素早さ


 DEX ...デクステリティ 器用さ 命中率や飛び道具などの精度に影響する


 LUK... 運 自分の運に影響する


 STRとか書かれてるところに注目してみるとこんなのが見れた。


 種族ってことは他の種族もいるってことか?

 だとしたらケモミミフレンズ作れるかもしれないな。


 ステータス画面を閉じて家を探索する。


 知恵の本の横に初心者指導の本と書かれたものがあった。

 今回は触れても何も起こらない。

 ちゃんと読めるタイプのやつだ。


 1.この世界は他の世界とつながっていない全く別の世界です。


 2.この世界の中にいると他の世界の時間が進みません。


 3.ここで何すんねんと思ったそこのあなた。朗報です。簡単にスキルをゲットして後の世界へ戻るチャンスです!


 4.方法は簡単!ここでの1日を過ごせばスキルガチャを1回まわせるよ。スキルガチャからはいろんな種類のスキルが出てくる。1ポイントで回せるよ!スキルレベルは全部EXだから安心してね!


 5.この世界に飽きてしまったら終了と言えば元の世界に戻れるよ。


 6.そんなん天国じゃん!と思ったそこのあなた。朗報です。ここには一切の娯楽がありません。人もいません。そんな中で精神が壊れそうになるけど終了というのは勿体ないということでここの生活を送って精神を壊した人が何人いることか!つまり潮時をちゃんと見極めないと頭がおかしくなっちゃうから気を付けてね。


 そこでページが終わってた。


 >>初心者指導の特典 10ポイント付与されました。


 ポイントというのはガチャを引けるポイントなのだろうか?

 多分そうだと思う。


 早速ガチャらしきものがあるところに行く。

 ガチャも本式になっていた。

 開くと1回と10連と書かれた文字があった。

 1回1ポイントだから10回10ポイントか

 今10ポイント持ってるから引けるな。


 10連と書かれた文字を押すとソシャゲみたいに本の上に10個の丸い光が10個出てきた。

 その光の色は全部虹に輝いていた

 大体想像はついた。

 虹って最高ランクじゃね?

 そんな事を思ってたら、光が俺の中に吸収されていった。


 >>スキル『農耕EX』を手に入れました

 >>スキル『稲作EX』を手に入れました

 >>スキル『畑管理EX』を手に入れました

 >>スキル『田管理EX』を手に入れました

 >>スキル『植物博士』を手に入れました

 >>スキル『土地最適化EX』を手に入れました

 >>スキル『一粒万倍』を手に入れました

 >>スキル『安定成長EX』を手に入れました

 >>スキル『成長促成EX』を手に入れました

 >>スキル『豊作EX』を手に入れました


 うお、一気にスキル手に入れたな。

 てか、全部農業系のスキルじゃないか。

 これは、俺TUEEEEEEE系より俺SUGEEEEEE系じゃないのか?

 やっぱり、一瞬で敵を切る的なことはしたいが、いかんせんこのレベルだと中世ヨーロッパぐらいの文明だろう。

 でも、魔法という物がある。

 近代的な何かは再現できるのではないだろうか。

 それなら生産系の方が何かと得かもしれないということもあるが

 俺は前世で農業に憧れてた。

 しかし、何回かバイトなどで手伝いをしたことはあるがとてもというほどできる仕事ではなかった。

 だが、この世界には魔法とスキルがある。

 それならできなかったこともできるかもしれない。

 そう思いながらスキルの確認を始める。


 農耕EX:農耕作業の工程などを身に着ける。農耕時にボーナスが30%上昇。農耕に関する知識を獲得。


 稲作EX:稲作作業の工程などを身に着ける。稲作時にボーナスが30%上昇。稲作に関する知識を獲得。


 畑管理EX:畑を管理する工程などを身に着ける。管理した畑にボーナスが30%上昇。畑管理に関する知識を

  獲得。


 田管理EX:田を管理する工程などを身に着ける。管理した田にボーナスが30%上昇。田管理に関する知識を

  獲得。


 植物博士:植物に関するすべての知識を身に着ける。


 土地最適化EX:畑・田に使う土の状況を最適化し自動的にそれに特化した土に変わる。土の持ち出し不

  可。


 一粒万倍:一つの種をまいたらその付近にも同じ種をたくさん撒く。


 安定成長EX:ちゃんと管理されている時だけ、雨天や害虫などの影響を受けずに成長する。


 成長促進EX:自分が植えた作物・稲などがとても速く成長する。


 豊作EX:育った作物・稲が必ず豊作になる。


 これは見ただけでやばいスキルだと思う。

 これなら、農業などがとても楽にできそうだ。

 ここの空間だと、農業とかできないのか?


 そう思って外に出た。

 相変わらず、何もない世界だ。

 だけど試す余地はありそうだ。


『土地最適化』


 適当に目で見たところを決めてと言った。

 そうすると自分が決めたところが土に変わっていく。


 成功だ。

 つまり、ここは全部俺の土地ということだろうか?

 早速実験しよう。


 目で見たところを全部土地最適化と言ったら目で見たところ全部が土に変わった。

 何だが楽しくて動き回ってずっと言い続けた。

 すっかりあたり一面が土になった。

 よし、これで農業ができる!

 あれ?でも、種も鍬も水もない...

 勢いに任せて言ってしまったことに後悔した。


 もしかしたら家にあるかもしれないな。


 そう思い家を探索した。

 その結果は大当たりだ。

 稲や作物の種や鍬が沢山あった。

 よく見てみると種類が違う。


 名称:鉄の鍬

 レア度:S 品質:S

 分類:鍬

 スキル:不壊

 概要:試練の神によって作られた鍬


 不壊:絶対に壊れない


 なんかチートツール手に入れた気分だ。

 絶対に壊れないって無限に使えるってことだよな?

 だとしたらこれから器具を買うお金とかも必要ないってことか。


 それで最も重要な水だが...

 蛇口から出た。

 家に蛇口があったのだ。

 なじみすぎてて気づかなかった。


 名称:魔法水

 レア度:A 品質:S

 分類:水

 効果:異常状態回復

 概要:試練の神によって作られた、とても効果が高いおいしい水


 ただの水じゃなかったらしい。

 ここの世界にあるものってすべてこんなに効果が高いものなんじゃないか?

 そう思っていろいろなものを鑑定してみた。

話が面白かったら 評価 ブクマ アドバイス 感想


宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ