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二日目・相談に乗りました

「よっ! イケメン!」

「………………」

「爽やか過ぎてイケメン!」

「………………」

「顔整っててイケメン!」

「お前、懐柔する気ないだろ」

 

 仮面舞踏会も二日目になり、皐月と葵は会場入りも済まして二人で一緒にただずんでいた。

 皐月は葵から顔をそらして腕を組んで足をとんとんとさせており、その隣では葵が手をもみもみさせながら低姿勢で皐月にすりよっていた。


「えっ。だって爽やか翔君を褒めたら、翔君の気分もよくなるかなと思って」

「うん?」

「いやだから、翔君は翔君が好きだから、翔君のことについて褒めたらきっと翔君はうれしくなるだろうから、私は翔君を褒めて――」

「ちょっと待って、ややこしい!」


 仮面舞踏会では顔を見せること以外に、本名を名乗ることも禁止されている。

 ゆえに、自分ではなくとも、その人の名前を口に出すのは駄目なので、代替案として仮面の特徴をあだ名のようなものとしてお互いを呼ぶことにした皐月と葵なのだが――


「翔君は翔君の子と好きなんでしょ? だったらなんでややこしいとか言うの? 翔君ラブな翔君としては翔君に対して使われている翔君という言葉は、ほかの翔君とは区別できてないとおかしいよ。そんなんだから、翔君は――」

「絶対確信犯だ、これ!」


 皐月に対して使われている翔君というあだ名と、アイドルとしての翔君とが入り乱れて頭がこんがらがってしまう。

 そんな皐月にまだ言葉を発そうしている葵の口をとっさに塞ぐ。仮面がなかったら目を見ることでわざとかどうか分かったのにと考えると悔しい。


「それで、昨日も言ってたけど、手伝うって何をすればいいの?」

「もがもが、ふんふーーー!」

「そうなの? やっぱり何もしなくていいって? いやー、そうならそうと早く言ってよー」

「しゃべらせろよ、おらーッ!」

「させるかッ!」


 皐月が勝手に話を進めようとすることに葵が憤慨して、葵の口元を塞いでいた皐月の手を引き剥がすのと同時に反対の手を構え、そして勢いよく拳を突き出した。

 皐月は攻撃がくると予知していたかのように腕を交差させてそれを受け止める。


「やるじゃない……!」

「まだやられるわけにはいかないんでね……」


 主人公とライバルが長年の決着をつけようと決闘しているかのように熱い言葉を交し合う二人。

 額にほとばしる汗。ぎらぎらとしているが、子供のように無邪気な双眸。 呼吸音のほかには何も聞こえなくなるほどに世界に集中している二人。

 葵はにやっと笑みを浮かべる。皐月も笑みを返そうとするが、仮面の翔君が笑っている状態なのでやめておくことにする。というか口が隠れていて笑っても意味がない。


 そんな二人を見て、


「……なにあれ」

「ここの雰囲気に呑まれてテンションあがってるんじゃない?」

「ここはアクションって雰囲気じゃないと思うけどね」

「きっと恋愛には縁のない人たちなんだよ」

「「ははは!」」

 

 などと話している人たちの声が皐月と葵の耳に入ってきた。


「落ち着くんだ翔君!」


 皐月がそこで話している二人のところにいこうとすると、葵が腕にぐっと抱きついてきた。体重を思いっきりかけているのか、全く前に進むことができない。


「いやいや、穏便に『お話』しにいくだけだしー」

「普通の言葉なはずなのに、なぜだかとても物騒に聞こえる!」


 葵も一生懸命になって皐月を抑えようとするが、地力が足りないのか、皐月に引っ張られてじりじりと地面をすりながら移動してしまう。


 そうしているうちにも、新しい会話がなされる。


「まあ、私とか実際彼氏が三人いるしー」

「うわー、悪女過ぎでしょ」

「私とか全然だし。私知ってるよ、あなた確か奴隷とか言って十人くらいキープしてるんでしょ」

「それは彼氏じゃないから、セーフだって」

「「ははは!」」


 皐月は足を止める。

 葵の肩に手を乗せて、皐月の腕を掴むことを止めるようにオーラで促す。びくっと体が跳ねて、葵は拘束していた力を緩めてしまい、そのうちに皐月は葵の手を逃れ歩き出してしまった。


「ライオンの檻にぶちこんでやろうか」

「よーし! あの子達は放っておいて、ご飯食べにいこうねー!」

「そうだね、あいつらが餌になるんだ……!」

「今のこの子やばすぎる!」


 必死の思いで葵は皐月をその場から動かしてその二人を視界に入れないようにすることに成功する。

 皐月の激情っぷりも稀に見ないヤバさではあったが、あの二人の会話も稀に聞かないヤバさだったといえるだろう。葵は頭が痛くなってきたのを感じる。


 隣をちらりと見ると、ぐるるると猛獣のような唸り声を上げながら二人がいた方向を(おそらく)血走った目で睨みつけている皐月。

 皐月に相談を持ち込んだのは失敗だったかもしれない、と葵は今更ながらに後悔をする。




「どうやら今まで正気を失っていたようだ」

「ほんとだよ。全く持ってその通りだよ」


 ぶつぶつと呪詛を読み上げるかのよう何かを呟いていた皐月は、はっと顔を上げて周囲の状況を確認する。

 傍には葵が立っており、疲れた笑みで皐月を見下ろしていた。


「さっきまで何か大切な使命を負ってた気もする。なんだろう……思い出せない」

「それは絶対気のせいだ。思い出してはいけない。ほら、そんな些細なことは気にせずに」

「言ってる内容が矛盾しているのだけど」


 気のせいではあるが思い出してはいけない、というのはつまりどういうことなのだろうか。やはり、真実としては、あることを忘れているだけのような気がする。そのあることというのが使命なのだろう。


「それ以上はいけない! ほら、あちらに移動しよう」

「うーん」


 皐月は納得できずに唸りながら葵に引きずられていく。釈然としないが、葵がここまで意固地になるのには何か理由があるのだろう。それも皐月には話せない理由が。それならば、葵の親友として、葵に従うのが一番いいだろう。


「よし、ここに座ろう」

「分かった」


 葵に促されるがままに着席する。

 中心から離れた場所なためか人影もまばらでひっそりとした空間だ。皐月は体をぶるっと震わせる。


「それで、昨日電話した内容なんだけど……」

「ああ、あれか」


 言われて、昨日のことを思い出す皐月。

 仮面舞踏会の一日目が思いもよらずに早く終わってしまい惨敗した形で帰路へつこうとしていた皐月に青いから一本の着信があったのだ。


 その内容とは葵からの、ざっくりといってしまえば恋の相談というもので、皐月はつい電話を切ってしまっていた。

 別に自分がうまくいかなかったからとか、なぜ葵だけがいい思いを……とかの僻みなんかではない。決して。


「…………ずずっ」

「なんで泣きそうになってるの!?」

「そんなこぉ……なぃ……」


 そんな皐月を見て葵は驚いていたが、ポケットの中からティッシュを取り出すと皐月に差し出した。


「ほら、これ使いな」

「ありがとぅ……」


 仮面の中に手を差し込みティッシュをうまく使って顔を綺麗にする。ここなら、幸いに人が少ないので、仮面の中身を見られることもない。

 昨日の電話を貰った時からあった心をぐるぐると渦巻いていた感情が涙を流したことですっきりとした。

 そこで、皐月はやっとではあるが本題を切り出す。


「えっと、葵を男の人とくっつけるっていう話だったよね」

「まあ、そんな感じかな。表現をもっと抑えて欲しかったけど」

「そこは気にしないでよ。けど、仲良くなるんだったら、今日ももっと早くにその人のところに行っておく必要があったんじゃ」

「誰のせいだと……!」

「ひっ! ご、ごめん……」


 原因が心当たりがありすぎたので、皐月は素直に謝る。


「じゃ、じゃあ、時間もないから、歩きながら説明してもらおうかな。その男の人のところを目指しながら」

「そうしようか。って言っても説明も何もないんだけどね」


 二人は椅子から立ち上がって、話を進める。

 葵が気になると思った人のこと。皐月は今まで葵からその類の話を聞いたことがなかったのでわくわくとした気分になる。葵から浮いた話を聞けることがちょっとだけうれしかった。


「昨日皐月と別れた後、いろいろな人に話しかけようかなって思って話しかけたんだけど、やっぱりすぐには上手くいかないみたいで失敗が続いてたんだ」


 皐月は皐月で失敗ばかりだったが、葵もそうだったと聞いて、皐月は内心驚く。この作戦自体は葵から切り出してきたので、なにか有効な手段を考えてあると思っていたのだ。

 もしかすると、この作戦自体が失敗だったのかもしれないかと一瞬考えてしまうが、その思いは振り払って皐月の話の続きを聞くことにする。


「それで、けっこう私も堪えちゃってさ。隅のほうで椅子にも座らないでしゃがんでたの。顔もうつぶせた状態になって、周りから見たらすっごい鬱の子に見えてたのかもしれない。でもさ、そうしたら、彼が話しかけてきてくれたの。どうしたの? 具合でも悪いの? って!!」

「性格イケメンだ!」

「そうなんだよ! それでね。その時の私、気分が落ち込んじゃってたから、ナンパならよそでやってよって突き放した言い方をしちゃったんだけど――」

「それツッコミ待ち?」


 なんというブーメランだろう。自分たちも同じようなことをやっていたではないか。

 皐月は仮面の下から葵に視線で訴える。なんとなく伝わったのか、葵は皐月から顔をそらしながら、


「う、うるさい。けど、彼は私の手を取ってくれて、気分転換にあっちで踊ろうよっていってくれたの!」

「へー。踊ったんだ。どうだったの?」

「彼の足を踏んずけまくった」

「おい」


 皐月は呆れてため息が出そうになるが、葵があまりにも嬉しそうで、楽しそうに話しているのを見ると、そんな気も失せてしまった。


「甘々だねぇ……」

「何かいった?」

「何もいってないよ」


 今なら砂糖がを口から吐けそうだ。

 まだ話した時間も少ないだろうに、ここまで浮かれているのだから、葵はその彼に随分と参ってしまっているに違いない。だから、皐月に手伝いを申し出たのだろう。


「それで、葵は私にその彼と仲良くするためにどんな手助けをして欲しいの?」

「あっ!! ええっと、その……。彼と一緒にいたら緊張してあまり話せないかもしれないから、そんな時に場をつないで欲しいの」

「乙女か!」


 疑い余地もなかった。

 それは皐月の想像以上だった。

 しかし、葵を手伝うことが話を繋げることであるのなら、皐月にとっても願ったり叶ったりだ。


 葵をここまで骨抜きにしてしまう相手なら、そうとういい人なのだろう。

 ただ、万が一ということもある。

 相手が相当女慣れしていてこの仮面舞踏会でも『何人落とせるか勝負しようぜ~』という不埒な目的で参加しているものがいないとは言い切れない。もし、葵の相手がそのような一般的にはいいとはいえないような男だったら、皐月は葵に恨まれようとも阻止するつもりだ。

 そのほうが葵のためになる。


 そんな理由をもって、葵と一緒に行動できて、かつその男のことを見極めることができるのであれば、皐月にも好都合だ。


「それで……どうかな?」


 だから、明確な返事をしていない皐月に葵がすがるような声色でそう聞いてきたときに明るい声で、


「大丈夫! 任せておいて!」


 と宣言した。




 葵の想い人を探すことになり、二人は会場を歩き回ることにした。

 まさかそこから始めないといけないとは思っておらず、連絡先などを聞いておかなかったのかと葵に問い詰めると『とても恥ずかしくて、そんなことはできなかった』などといっていた。

 クラスの男子には来るもの拒まずといった風に簡単にメアドを教えて、クラスの男子がほぼ葵の連絡先を手に入れていることを知っている皐月は心の中で毒づくが、それだけその人に真剣な気持ちでいるのだろうと感心もした。


 その葵の想い人を探している途中、皐月はふと視線を感じた気がして後ろを振り返るが、仮面のせいでそれが誰の視線かが分かりづらくなっていた。


「翔君どうしたの?」

「いや……」


 気を張って視線の主を探そうと試みるが、がやがやと楽しそうに会話をしながら自分たちの世界に入っている人しか目に映らない。


「……なんでもないよ」


 訝しげに小首をかしげながら皐月を見つめている葵にそう返して、振り向いてしまったせいで生じた葵からの遅れを取り戻るために小走り気味に近づく。


「また発作が起こったのかと思って冷や汗が出たよ」

「発作ってなんのこと?」

「あっ!? いや、ええっと……。大丈夫、なんでもないよ! きゃぴきゃぴ!」

「突然どうしたの!? 大丈夫要素がないんだけど!?」


 皐月は突然様子がおかしくなった葵に戦慄してしまう。葵がぶつぶつと何かを呟いているようなので、耳を澄ましてみると『ライオン……餌……お話しにいくだけ……』などと意味不明な言葉の羅列が聞こえてきた。その言葉を反芻してみると、なぜだか分からないが心が騒がしい。


 二人ともが別々の理由で立ち止まりながらも、葵の想い人がいないかと探していく。

 人が多いだけあって、なかなか見つけることができない。時計の音が、心臓にうるさかった。

 隣をちらりと見ると、葵は焦ったようにあわてている。葵のためにも、どうにかして見つけなくてはいけないが、皐月は会ったことがないので、その相手がどのような背格好かも分からず、なかなか葵の力になれなかった。

 刻々と時間だけが過ぎていくなか、葵がついに観念したような声を出した。


「今日は会えないのかも……」

「そんなことないって! きっと見つかるよ! それに、こんなことをして

いる間にも相手のほうから声を掛けてくれるかもしれないし……!」


 励ますように葵に声をかけるが、葵は肩を下ろして諦めムードを漂わせていた。

 さっきまで浮かれていた分、会えないことへのダメージが多いようだ。


「こんなことなら昨日のうちに約束しておけばよかったなあ……」


 そんな言葉を吐く葵に、皐月が激励をしようとした時――


「そこにいるのは昨日の狐の仮面のお方ではないか!」


 という声が聞こえた。




 皐月ははっとしてその声がしてきた方向を向く。

 そこにはパーティグッズのめがねの面積を大きくしたような仮面を着けており、頭には愉快な王様風のハットを被っている男の人が手を振っている姿があった。


 皐月が唖然として声も出ないなか、その男はこちらを目指して歩いてくる。周りを見回してみても、ほかにその男を向いている人はおらず、そもそも狐の仮面が見当たらなかったので葵のことを指していることは確実だった。


「二日連続で僕の綺麗な顔を拝めるとはとても運がいい!」

「はい……?」


 何を言っている分からず、皐月はそれだけしか言葉にすることができなかった。

 葵はこんな男のことが気に入ってしまったのだろうか。


「気配で君がいることはわかったよ! おっと、隣にいるその美しい女性は……失礼だけど、君は男の仮面を被っているがどういう趣味をしているんだい?」


 なんだろう、すごくイラつく。

 マジか。葵の趣味ってこんなのなのか。いやいや、これははっきり言ってないだろう。


 しかし、手伝いをするといってしまった手前、無下に断ってしまうのは申し訳がない。

 それにこの男が葵の想い人でない可能性も残っている。葵も皐月と同様にたくさんの人に話しかけたといっていたのだから、そのうちの一人がこの男だったという話なのかもしれない。


「えっと言ってたのって……この人?」

「そんなわけない」

「なんだ」


 いろいろと考えていたのが馬鹿らしくなってしまうくらいの即答で皐月は安心した。

 しかし、そうなってくると、なぜこの男はここまで慣れ慣れしくしてくるのだろうかという疑問が芽生える。皐月はそこのところの説明を葵に求める。


「あー、いやね。私が言ってた人と仲いいらしくて」

「マジかよ」

「二人で話し合うのも結構だけど、この僕も話に入れてくれないかな?」


 なるほどと皐月は納得する。

葵が想い人と話している最中に、過程は分からないが紹介を受けたのだろう。


「災難だねぇ」

「本当に」

「この美しい僕を無視しないでくれるかな!」


 皐月の葵の二人はため息をつく。

 なんだかとても暑苦しい人だし、あまり係わり合いになりたくないというのが紛れもない本心だった。

 皐月はうんざりしたような気分が隠しきれそうになる。


「セバス! 昨日のお方がいたよ」


 男が急にそのようなことを言い出したので、皐月は男が声を掛けたほうを見ようとしたが、腕が引っ張られている感触がするので隣にいる葵を見る。

 すると、葵は皐月に顔を近づけてきてぼそっと、


「私が言ってる人だよ」


 と耳打ちした。

 葵の目線はそちらに釘付けになっている。

 皐月も気になってその人を確認しようすると、その人はすでにそこまで来ていた。

 シンプルに目だけを隠しているような白い仮面をつけたその人は苦笑いを浮かべていた。とてもいい人そうな雰囲気が初対面の皐月にも伝わってくる。


「セバスはやめてくれって言ってるだろ」

「しかし、ここでは本名を明かすのを禁止されているからね。いつも使っているあだ名を、と思ったのだ!」

「根本的な問題として、俺は執事じゃないんだからさ……」


 そんな軽口を言いながら、笑いあう男二人。葵のいっていたとおり、とても仲がよく見える。

 そしてその二人の視線がこちらへと向いた。


「昨日ぶりだね」

「あっ……うん」


 意中の人から話しかけられたからか、葵はまともに会話をできずに一言発した後は、こくこくと頷くだけとなっていた。

 昨日もこの状態だったのならば、皐月に助けを求めてきたのも頷けた。

 ここは皐月がなんとかしなくてはならないだろう。ちょうど、注目が皐月に集まってきたので、自己紹介をする。


「どうも、隣の子の友達です。呼んでもらえる時は、翔君ってよんでください。わかりやすいと思いますので」


 そう言って皐月はぺこりと頭を下げるが、内心は相手の裏を読み取ってやると心は燃え盛っていた。

 葵が言うとおりいい人そうであるが、油断してはいけないのだ。本性を隠している可能性がある。

 しかし、それと同時に葵の願いより、距離も縮めないといけない。


 それを同時にこなすには……。

 皐月はお辞儀したままの状態だった顔をばっと上げた。


「それはそうとみなさん、親交を深めるためにゲームでもどうでしょうか!?」

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