表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生忍びの冬 這いずり回る冒険者  作者: 弓納持水面


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/15

水音

遺跡探索2に出てきた竜人忍[楓]の話です。


楓 [片桐深冬かたぎりみふゆ]

フリーランスの竜人忍び

竜人、竜力5+1

至高神の啓示あり、神力5

古典経済学部卒の転生者

変異抜刀鎌鼬、竜力3使う

練気の術、翌日使える竜力を1増やす

左腕前腕に鱗

 水音がする。

 エルフ語の旋律が聞こえる。


 まだ夜は明けていないが、依頼主のエルフは宙に浮かべたウンディーネに水と魔力を注いでいた。エルフの睡眠時間は人間の半分。それに基本的には感染症にはかからないチートだ。


 ゴブリンも同じ性質を持つが、それを指摘すると、エルフは嫌な顔をし、稀に激怒する者もいると言う。ただエルフ自体が稀な存在なので、都市伝説の類らしい話だが。


 対して私の種族である竜人は人間に近い。だからまだ眠いし、感染症にも罹る。ただ竜の血が入っている為か人間よりは格段に頑丈だし、竜力りゅうりょくを使えば自身を短時間だが強化出来る。


「起こしましたか。まだ真夜中過ぎです。寝て下さい」


 依頼主のお言葉に甘えて再び毛布を被る。寒い。それに静かだ。外は、また雪が降っているだろう。


 私が依頼主のフールと名乗るエルフに雇われたのは大地母神歴で約1ヶ月程前。それまでは別の雇い主に雇われフール一行を追っていた。


 だが私達追跡者一行はフールとその護衛冒険者に完敗。生き残り降伏出来たのは私だけ。


 本来なら殺されるか売られるかだったが、私は前の依頼主がここロイターの街の冒険者の店に預けていた委託金を半ば横領。身代金を支払い自由を得た。


 そして冬になり都市間の移動が難しい季節になったので、こうして宿に居るわけだ。フールの前の護衛冒険者、確か[鋼鉄の鍋]とか言うパーティだった、は南の大都市、商都ハルピアに向けギリギリのタイミングで商隊と共に去った。


 この辺りでは雪が降り始めてしまえば、余程の事がない限り都市からは出ない。いや出れないと言うのが正しいだろう。装備、準備もなく野宿などすれば、一晩で凍死する事、間違いなし。


 私が転生してくる前の世界の日本でさえ冬に酔って外で寝れば凍死の恐れがあった。人間が原因の温暖化が進んでいたから、どうなったか分からないが、前世は今では遠い夢でしかない。


 水音がする。

 そしてフールが唱えるエルフ語の旋律が聞こえる。


 毛布に潜り込んだ私はいつしか眠りに落ちていた。


武器

忍び鎌×1

十字手裏剣×2

煙玉×2 火薬玉×1

防具

忍び鎖帷子等

所持金

金貨13枚、銀貨24枚、銅貨30枚、小銅貨、数枚


私の黒歴史がまた1ページ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ