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第91話 御朱印、ありませんか?

特別版御守りの評判で広場が賑わいだした頃、参拝者の声が飛び交い始めた。

「御朱印はないんですか?」

「御朱印?」クミコさんが首を傾げる。

「あれだよ、神社とかでもらえる印と字のやつだ」ヒデさんが説明。

石さんは小さくため息。

「……前に俺、勝手にやったことあるけど…あれはやばかったな」

そう、以前、石さんが小石で模様を描き「御朱印だ!」と渡したら、

翌日SNSで『世界一不思議な御朱印』と拡散され、全国から“ネタ参拝”が押し寄せた黒歴史がある。


「正式にやるなら…ちゃんとした書道できる人が必要よね」クミコさんが提案。

すると緒方さんがポンと手を叩く。

「そういや、知り合いに腕のいい書道家がいるぞ」

「名前は?」

「リサさん。字も性格もバシッとしてて頼りになる」


全員一致で決定。

「じゃあ正式な御朱印、始めます!」

石さんは心の中でそっと祈った。

(どうか今回は“世界一不思議”になりませんように…)

こうして“御朱印プロジェクト”が発足。

そして数日後、広場に現れることになる新たな人物——リサさんの存在が、石さんの日常をさらにかき回すことになる。

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