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第90話 特別版御守り、ついに完成!

石さん(こうせい様)の広場が、また妙な方向に盛り上がってきた。

今回は“特別版御守り”づくり。素材も人手も集まったが……問題は“センス”である。

「この色合い、なんか祭りの金魚袋みたいだな……」

緒方さんが試作品を見て呟く。

「え、可愛いじゃないですか!」クミコさんは満足げ。

「可愛いかどうかじゃない…縁起物なんだし!」ヒデさんが板前魂でツッコむ。


結局、金魚袋風・南国風・なぜか忍者風の3種類が並び、

「統一感ゼロ選手権」が開催されたかのようなカオス。


仕上げの祈願を石さんにしてもらおうと、御守りをズラッと並べた瞬間——

「……俺、これ全部に念込めんの?数、増えてない?」

「苔のむすまで頑張ってください!」クミコさん、笑顔で即答。


夕暮れ、完成品が並ぶ棚を見て、地元の子供がぽつり。

「これ、全部ちがう神様の御守りみたい」

……石さん、しばし無言。

こうして“特別版御守り”は、統一感ゼロのまま完成。

後日、これがSNSで拡散し、予想外に観光客を呼び込むことになるとは、この時誰も知らなかった——。


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