第102話:遊具設置で境内大騒ぎ!
石畳工事の熱が冷めぬうちに、次は——遊具設置!
境内がちょっとした公園化していく…はずが、予想外の展開に!?
朝から境内に響く、金槌とノコギリの音。
「はい! ブランコ支柱、固定!」緒方さんが額に汗を光らせる。
「すべり台、角度はこれでいいですかー?」ルカちゃんがハキハキと叫ぶ。
「もっと急でもいいな…いや、子供が吹っ飛ぶからやめろ!」ヒデさんが慌てて制止。
参拝に来たおばあちゃんが足を止め、
「あらまぁ…神社が遊園地になるんかいな」
石さん(御神体)は心の中で(いや、まだそこまでは…)とつぶやく。
設置予定はブランコ、すべり台、鉄棒、シーソー。
しかし途中でリサさんが、「これ、御札の形にしたら可愛くない?」と言い出し、
すべり台の側面がいつの間にか御札模様にペイントされる。
ユキさんも負けじと、「じゃあブランコの座面は筆文字で『福』!」と参戦。
「ルカちゃん、その鉄棒…なんか回転しすぎじゃない?」
「大丈夫です! ちょっとアクロバティック仕様にしました!」
——試運転したカズマが三回転して降りられなくなり、即改修が決定。
昼過ぎにはほぼ完成し、地元の子供たちがわらわらと集まってきた。
「やったー! すべり台だ!」
「このブランコ、座ると“福”って書いてある!」
「鉄棒…お母さん、助けて!」(※改修前)
遊具エリアの一角には、石さん直々(?)の提案で砂場も設置。
「ここで泥団子作り大会とかいいかもな」
クミコさんが「神社泥団子選手権、開催決定〜!」とノリノリでポスター案を描き始める。
夕暮れ、境内に子供たちの笑い声が響く中、ルカちゃんがポツリ。
「これ、盆踊りの時もきっと賑やかになりますね」
その言葉に、クミコさんがまたあの一言を。
「苔のむすまで——」
石さんは(いや、今度は盆踊りじゃなくて遊具だろ…)と心でツッコみつつも、
温かな空気に包まれていた。
こうして遊具設置は無事完了。
次は広場拡張へ——神社はますます賑やかさを増していく。
苔のむすまで。




