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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
青上強襲篇
52/116

第48話 ウシタニ君

ども。


今ね、この本文&前書き書いているの、午前4時です。

眠いです。

空は若干明るくて、カナカナカナと蝉が鳴いてます。

ついさっきまで夏休みの宿題やってたんで、頭はぼーっとしてます。

今年の目標、夏休み前に夏休みの宿題終わらす。


そのため、まさかの徹夜で勉強(宿題)と言う、超真面目かつがり勉的な事やってました。

日頃は不真面目な学生ですよ、作者は。


で、そのせいか多分眠気で今回、誤字脱字が多々あるかもしれません。

もし、あったら報告してくれると助かります。


 「早く立て、バカ」

 

 「・・・るっせぇな」

 

 あー・・・クソッ、足に力が入らねぇ。

 

 「クソッ・・・」

 

 何でだ?

 別に足は負傷してねぇのに。

 

 「・・・春吉お前、もしかして・・・」

 

 「あ?」

 

 「足、やられたのか?」 

 楓はウシタニ君の腕を押さえながら言ってくる。

 

 「あ、足?いや、別にやられては・・・」

 

 「・・・春吉、お前足が無事なのに立てないのか?」

 

 なッ、この野郎、この状況の中、憎たらしい笑顔を・・・。

 

 「春吉、まさかビビってんのか?」

 

 「なッ・・・」

 

 「まさかねぇ、あの春吉がビビってるわけ、ないよねぇ」


 

 「あ、あたぼうよ!」

 

 こ、この俺がビビるわけが・・・

 

 「じゃあ早く立てよ」

 

 「う、うるせぇ!!今すぐ立ってやる!!」

 

 で、無理に立とうとした結果。

 

 ドサッ!!

 

 「ぐはっ」

 

 転倒・・・ああ、情けない。

 

 「・・・・・」

 

 あ、このヒヂ大魔神め・・・顔が笑っとる!!

 

 「フフフ・・・」

 

 その時、不気味に笑ったのは古何とか君。

 

 「まさかブルーパンチの幹部でもある牛渓のパンチが、女の子に止められるとは・・・」

 

 古何とか君は何が可笑しいのか、さっきからフフフを連呼。

 

 「・・・テメェ、話は全部聞いたぞ」

 

 一方の楓は、戦闘モードスタンバイ。

 ・・・ってか、あれ?

 美羽は?

 

 「君は確か・・・葉城の大魔神、沢那楓」

 

 「だ、大魔神・・・」

 

 何だコイツ、自覚無かったのか?

 

 「まぁ、そこそこの実力は持っているようだが、まだ僕の足元にも及ばないな」

 

 「何だとッ!!」

 

 次の瞬間だった・・・

 

 「・・・ッ!?」

 

 「え・・・!?」

 

 ウシタニ君の腕を押さえつけていた楓が・・・

 その場で崩れ落ち、倒れた・・・って、

 

 「なッ・・・か、楓!?」

 

 楓はぐったりとした様子で、地面に倒れていた。

 

 「・・・牛渓、そこの影にいる奴も狩れ」

 

 古何とか君の命令、その直後、ウシタニ君は駅の看板の後ろへ・・・

 

 そして

 

 「きゃっ!!」

 

 女性の悲鳴。

 まさか・・・

 

 「・・・牛渓」

 

 次にウシタニ君が看板の後ろから出て来た時、奴の手には・・・

 

 「み、美羽・・・!?」 

 ぐったりと意識を失っている美羽の姿が・・・

 

 「そ、そんな・・・何が・・・」

 

 やべぇ、訳わかんなくなってきた。

 

 「・・・フフフ、牛渓の手を、よく見てみなさい」

 

 ウシタニ君の手だと・・・って、何か黒い物が・・・。

 

 「あれは改造スタンガン。普通のスタンガンの三倍の電気を放出する、牛渓の武器さ」

 

 「・・・ッ」

 

 ・・・クソッ

 何で・・・

 

 「牛渓、そこの男子も早く狩れ」

 

 「・・・(コクリ)」

 

 楓・・・美羽・・・

 

 二人は相変わらず、その瞳を閉じている。

 

 この野郎・・・

 

 コノヤロウッ!!

 

 バサッ!!

 

 「ほう・・・牛渓の拳を喰らって、まだ立ち上がるか」

 

 知らぬ間に、俺は立ち上がっていた。

 目の前にはウシタニ君。 相変わらずでけぇな。

 

 「狩れ、牛渓」

 

 ある意味絶体絶命

 

 けれど、ある意味逆襲のチャンス

 

 ・・・やってやろうじゃないの。

 

 よくも楓を、美羽を・・・

 小夜も赤佐も夏哉も水岡も葉城の皆さんも・・・

 

 冬希と何があったかは知らねぇけど

 

 青上、古宇宮

 ぜってぇ許さねぇ!!

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