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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
青上強襲篇
47/116

番外話 三姫RPG

ども!!


三姫月間第二弾は、1000文字の超短編『三姫RPG』!!


超グダグダのギャグ風な感じです!!


 「やっと・・・やっと、着いたんだ・・・」

 

 俺の名前は勇者春吉。

 悪を倒し、世の中に平和をもたらすために戦う、勇者だ!!

 

 今、この世界は大魔神カエーデによって、悪に染まりきってしまっている。

 

 俺は、そんな大魔神を倒すため、伝説の武器が眠っていると言われている、古代町ハジョウに来ていた!!

 

 「ここに、カエーデを倒すための武器、牛乳ソードがあるって聞いたんだけどな・・・」

 

 辺りにはボロボロの石柱だらけ。

 ここ、本当に町か?

 

 その時!!

 

 「・・・よくぞ来た、勇者よ」

 

 「なッ!?」

 

 突然、俺の目の前の石柱が光りだし、そこに女性の姿が現れた!!

 

 「・・・私は女神サーヨ。貴方にこの剣を授けるかどうか、見極める者なり」

 

 「女神だとっ!?」

 

 の、わりには何だか庶民的な女神だな・・・

 だって、エプロンて・・・

 

 「今から貴方には、伝説の剣を与えるに相応しい者かの、見極めをしたいと思います」

 

 「あ、ああ・・・」

 

 見極め?

 

 「貴方・・・名前はハルヨシ、職種は勇者、LVは84・・・うん、まあまあね」

 

 「なっ!?」

 

 こやつ何故・・・俺の個人情報をっ!?

 

 「ではまず、これを・・・」

 

 「はい?」

 

 そう言って、女神が差し出して来たのは・・・

 

 「これが伝説の剣、『黒大魔王剣ミハーネ』です!!」

 

 「ちわーす」

 

 どっかの生徒会長キター!!

 

 「剣・・・ってこれ、ただの女の子じゃあないですか!?あんたまさか人さらいですかコノヤロー!」

 

 「落ち着きなさい勇者よ」

 

 「そーだそーだ、落ち着け!!」

 

 何なんだこいつら!?

 

 「いいですか勇者よ、このミハーネには伝説の力でもある『超念動力』や『瞬間移動』、『質量変化』や『真空操作』などの力が宿っているのです」

 

 「どこのSF小説だボケェ!!」

 

 これは飽くまでも学園コメディー。

 

 「残念ながら『パイロキネシス』や『アクアオーラ』、『エアーコントロール』などは使用できませんが・・・」

 

 「だからどこのSF!?」

 

 つーか真空操作とエアーコントロールって同じじゃね!?

 

 「では、このミハーネを貴方に授けましょう」

 

 「・・・正直、これ人さらいじゃないよね?」

 

 「あの・・・ふつつか者ですが、どうぞよろしく・・・」

 

 「てめぇは何赤くなってもじもじしてんだ!!」

 

 「うふふ、仲睦まじい事ですこと。オホホホホ」

 

 「女神ッ、てめぇ何かキャラ変わってねぇか!?」 

 「あの・・・私、初めてなんで、出来るだけ優しく・・・」

 

 「あんたも何、勘違いしてんの!?」

 

 「オホホホホ!!」

 

 「もじもじ・・・」

 

 何なんだこれ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方

 

 「・・・こない」

 

 カエーデは自分の城で呟いていた。

次回の三姫月間第三弾は、またまたコラボ企画!!


作戦参謀さんの日高キャラとコラボです!!

近日掲載予定!!


で、第四弾は、特別短篇の『魔法戦士ワイバーンナイト』!!


三姫月間はまだまだ続きます!!

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