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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
球技大会本戦篇
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番外話 雨の日

三姫月間本格的に始動開始!!


と、言う事で早速企画第一弾、榎維赤也さんとのコラボです!!


これ、全て榎維さんが執筆してくれました!!


では、榎維風シュールギャグ系の三姫をどうぞ!!

皆さんこんにちは!


俺の名前は木山春吉、16歳の高校二年生だ。


「もう6月か……じめじめした季節、梅雨だな……」


梅雨は嫌いだ。

だって、梅雨というじめじめした感じって……


「あ〜!! もう、髪が跳ねるっ!!」


こう言いながら鏡と格闘しているのは、濱垣美羽。


「あぁ……雨だとやる気でない……」


こう言いながら机に伏せているのは、沢那楓。


「……蝸牛」


こう言いながら外を眺めているのは、荏咲小夜。


皆さん、お分かり頂けただろうか?


梅雨というのは、皆を不機嫌の底に落とし入れる、いわば雨悪魔なのだ。


「もう……くせ毛が」


「やる気でない」


「……蛞蝓」


教室は今、歪んだ空気を纏っている。


俺は、この空気を変えるべく、行動を取る事にした。


「よし、今から波動拳大会をしよう!!」


波動拳大会……詳しくは本編第2話参照。


「やだ」

「やだ」

「……」


皆様、微妙な反応。


「だったらよ、今から柔道大会やろう!!」


沢那楓の意見には、何故か皆乗った。

なんで?


「じゃあ、春吉対クラス全員。よーいどん!!」


は?

今この半男生物は何と言った?


次の瞬間


俺は雨でイライラしていた皆の拳を、もろに頂いた。



「……ッは!?」


俺は目を覚ました。

現在授業中。




まさかの夢オチでした。

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