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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
球技大会本戦篇
42/116

第42話 フリーキック

 どうも!!

 最近更新がなくてすみませんでした!!

 あ、ちなみに理由は作者の学校が今、期末テスト週間でして・・・その・・・いろいろと忙しくて。

 読者の皆様には、勝手に休載した事をお詫び申し上げます。すみません。


 試合は、意外なほどの接戦だった。

 

 「うおぉぉぉ!!」

 

 セカンドトップの楓はいつも通り、単独で相手ゴールを目指すが・・・

 

 「・・・フン」

 

 秋馬が楓に当たっていく。

 それも、がっちりと隙のないマーク。

 

 「この程度か、ちびっ子?」

 

 「・・・うるせぇぞ、ハゲメガネ」

 

 ・・・試合中に口喧嘩しとる!?

 

 サッ!!

 

 その時、楓はボールを後ろへパス。

 的確な判断!!

 

 「町田と櫻井はおもいっきり上がって!!」

 

 楓の言葉に、二人のFWが相手陣地へ。

 

 「オフサイド気をつけて!!」

 

 その時、後方のMFから楓にパス!!

 

 「おりゃ!!」

 

 すかさず秋馬がボールの奪取へ動く。

 

 「町田ッ!!」

 

 しかし、楓はボールをスルー。

 ボールはそのまま、楓の後ろ(相手陣地)の町田へ。

 

 あ、ちなみに町田とか櫻井ってのは、俺らのクラスメイト。

 

 今、町田は奇跡的にフリー!!

 

 「いけぇ〜!!」

 

 周りからの大声援!!

 

 「とおっ!!」

 

 町田はそのままシュート!!

 しかし・・・

 

 バシンッ!!

 

 相手キーパーによって防がれた。

 

 「・・・チッ」

 

 「ドンマイ!!」


 

 コート内の雰囲気はもう一つになっている!!

 

 凄い!!

 

 みんなの気持ちが一つになっとる!!

 (約1人除く)

 

 「あの生徒会長・・・ものすごく負のオーラを出してるんですが」

 

 学校の代表が何学校行事を心底嫌っとんのじゃ!

 

 「はぁ〜、早く帰りたい・・・」

 

 担任まで負のオーラッ!?

 

 「何なんだ、このコートと応援席の温度差は・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気温26度という微妙な暑さの中、試合は残り一分の所まできた。

 

 〔ピピィィ!!ファウル!!三組フリーキック!!!!〕

 

 残り一分、得点差は0点まで追い詰められた!!

 

 え?

 あ、ああ・・・羽虫ならゴール前で泣いてるよ。

 失点羽虫の名はしばらく続きそう。

 

 「・・・ふぅ」

 

 楓のフリーキック。

 美羽も町田も櫻井もみんな相手陣地へ。

 

 「いいかお前たち、これを決められたら、我が四組の敗北は決定だ。何が何でもゴールを守れ!!」

 

 ハゲメガネは声を張り上げ、四組全員に緊張感を持たせてる。

 

 「いけぇ〜!!」

 「三組ファイッ!!」

 「決めろぉ!!」

 「秋馬守れ!!」

 「四組頑張れ!!」

 「ハゲメガネ!!」

 「・・・はぁ」

 

 一人の教師を除き、会場のボルテージはMAX!

 

 「・・・楓」

 

 小夜もグッと手を組み、祈りの体制。

 

 「・・・決めろよ」

 

 俺も少し祈るか。

 キリストさん、アーメン・・・

 

 その時!!

 

 〔ピィィィ!!〕

 

 ホイッスルが鳴り、フリーキック開始!!

 

 「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 なッ!!

 か、楓のあの構えは!

 

 「ファイナル楓キックッ!!」

 

 出たぁ〜!!

 楓の最終必殺シュート、ファイナル楓キーーーックッ!!

 つーかキック!?

 普通ファイナル楓シュートじゃね?

 

 ドゥゥゥンッ!!

 

 辺りの空気を振動させるほどの轟音。

 それと同時に、楓の足元から超高速のサッカーボールが放たれた!!

 

 しかし、ここから奇跡の大惨事が発生!!

 

 バコッ!!

 

 「ぶほっ!?」

 

 まず、その殺人シュートは、ゴール前にいた秋馬の顔面に直撃!!

 

 「・・・あ!?」

 

 あまりの衝撃に、メガネがぱりーん!!

 そして、ボールは秋馬の顔面でバウンド、そのまま三組陣地へすっ飛び・・・・・

 

 「なっぶほへっ!!」

 

 今度は自軍後方にいた美羽の顔面へ直撃!!

 本日二度目の悲劇。

 

 そしてボールはさらにバウンド・・・って!?

 

 「こっち来たぁ!?」

 

 で・・・

 

 バコッ!!

 

 「ぐあッ・・・」

 

 次の瞬間には、俺の意識はなくなっていた。

 活動報告を読んでくれた人はもうお分かり!!

 

 いよいよ7月、三姫特別企画「三姫月間」いよいよスタートッ!!

 

 約一ヶ月に渡りお送りする月間企画、ちなみに企画数は7月にちなみ7つの企画を考えています!!

 

 そして、その7企画のウチの第一弾は・・・榎維赤也さんとのコラボ!!

 榎維さんが三姫を執筆してくれます!!

 一応、7月の第一週までには掲載予定!!

 

 第二弾は特別読み切り、「三姫RPG」!!

 もし、春吉達が異世界ファンタジー物のキャラになったら・・・みたいな設定です。

 これは、7月10日くらいまでに掲載出来たらなぁなんて考えています。

 

 この他にもコラボや短編、特別企画などもあります!!

 また、通常の本編の連載もしっかりやりますので、よろしくお願いします!!

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