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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
球技大会本戦篇
41/116

第41話 キックオフ


 そして、時間はぐぐぐっと進み・・・

 

 見事、三組は一組に勝利!!

 

 「お疲れっす!!」

 「お疲れ様!!」

 「よくやった!!」

 「ナイスシュート!!」 

 

 

 で、前にも言った通り、ウチのクラスの初戦は第三試合だったから、もう決勝進出決定!!

 

 そして、昼休みを挟み・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「楓、美羽、頑張ってこいよ!!」

 

 「任せろ!!」

 

 「うぅ・・・」

 

 葉城高校二年球技大会三日目、サッカー決勝。

 

 三組VS四組!!

 

 まずは女子!!

 

 「さぁ〜て、試合はどっちに転がるか?」

 

 たっつぁん・・・あんた担任なんだから、ウチのクラス応援してよ・・・。

 

 「春吉!!」

 

 「うわっ!!」

 

 ぎゃ〜!!

 いつの間にか、目の前には権三朗。

 

 「ハハハッ、びっくりした・・・」

 

 「春吉パーンチッ!」

 

 ドカッ!!

 

 「ぐはっ・・・」

 

 腹にグー!!

 

 「突然現れるな!!この羽虫がッ!!」

 

 心臓に悪いんだよ!!

 

 「うぅ、ヒドイ・・・・・」

 

 「腹にグーぐらいで泣なッ、気持ち悪いッ!!」

 

 うわーん、と嘘泣きする権三朗はほっといて。

 

 我が三組の布陣は、

 楓がセカンドトップ(センターFWの少し後ろ)

 美羽は右のCBセンターバック

 後は割愛!!(適当すぎて悪いが・・・)

 

 「・・・頑張って」

 

 小夜は手を組んでコートを見守ってるし、

 

 「四組か・・・四組って可愛い子いないんだよな・・・」

 

 権三朗、てめぇもサッカー出場すんだろ、アップでもしてろよ!!

 

 「三組、頑張れぇ〜!!」

 

 赤佐は普通に応援。

 

 「暑ぢぃ〜・・・」

 

 たっつぁんは試合に興味なしのご様子。

 この人、バレーとかバスケとかは好きなくせに、サッカーだけはイマイチ乗らないんだよな・・・。

 

 その時!!

 

 〔キックオフ!!〕

 

 審判のホイッスルと共に、試合はスタート!!

 

 『うおぉぉぉ!!』

 

 会場は決勝だけあってスーパーヒートッ!!

 

 「行くぜぇッ!!」

 

 試合は三組ボールでスタート!!

 で・・・

 

 「おりゃゃゃッ!!」

 

 か、楓が相手陣地に向かい、単独でドリブル攻めを開始!!

 馬鹿かアイツッ!!

 で、まさかの・・・

 

 「ハイパー楓シュート!!」

 

 バフッ!!

 

 楓の放った超高速シュートは、相手のキーパーの頭上を越え、あっさりゴール!!

 試合開始僅か10秒の出来事でした。

 

 

 

 その後も、初戦と同様に楓の一方攻めで女子10分は幕を下ろした。

 

 「・・・美羽、活躍してねぇ〜」

 

 つーかボール、CBに一回も回ってねぇし。

 楓・・・強すぎ。

 

 「よぉ〜し、次は俺の番だな!!」

 

 どっこい正一、とベンチから立ち上がる権三朗。

 

 「おい、お前羽虫の分際でサッカーなんか出来るのか?」

 

 「フッフッフ、なめるな春吉、この権三朗が華麗なシュートを決めてやるッ!!」

 

 あ、ちなみに権三朗のポジションはキーパー。

 シュート・・・無理だろ。

 

 「ま、せいぜい頑張れ、羽虫」

 

 「ハッ、今に見てろよ!!」

 

 

 

 で、権三朗3失点。

 

 まぁ、相手に秋馬いたしね・・・

 

 

 

 三組6

 四組3

 のポイントで迎えた男女混合のラスト10分。

 

 ウチのクラスは楓(相変わらずセカンドトップ)

 美羽(下手なのに相変わらずCB)

 女子のキーパーが熱中症で倒れたので、キーパーは男子から権三朗(あだ名は失点羽虫)

 

 相手にはセンターFWに秋馬(相手チームは秋馬のワントップ)

 

 そして・・・

 

 ピィィィッ!!

 

 ラスト10分キックオフ!!

 ども〜!!

 次回、サッカーに決着がッ!!

 

 で、前回後書きに書いたように、何か三姫の特別企画やろうかなぁ〜って。

 とりあえず、今の段階で二つほどやろうと思っている事があるんですが・・・。

 まぁ、詳しくは次回発表します。

 

 で、もし何か、こんな企画やってほしいなぁ〜みたいな事があったら、是非下意見さい。

 何だったらコラボでも何でもするので!!(ネタバレ以外なら)

 

 以上、何だか球技大会編の終わりがなかなか見えなくて、妙にむしゃくしゃしている作者でした。

 

 あと、最近コメディーやラブコメ要素が少なくてごめんなさい!!

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