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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
バスケ部夏合宿篇
115/116

第102話 青春

時間は経過した。








合宿最終日、いよいよこの日がきた。


六角高校との練習試合。






「場面展開飛び過ぎだろ!」


体育館のコート上。


試合開始のホイッスルが、鳴った。


コート上には波紫先輩、夏哉、他バスケ部員3人&相手高校5人。


第1クォーターは純バスケ部員のみが出場となった。


「始まったね・・・」


葉城高校ベンチには俺、冬希、ハゲメガネ、マネージャー、他部員。


で、ベンチ後ろの応援席には・・・


「うおぉ! 始まったな! 燃える!」


「・・・暑い」


「行けぇハル!!・・・って、あれ? まだ出てない?」


On、ナンテコッタ!


大魔神、小夜、ダーク会長!


なんだよこのメンツ!


「春吉君ってさ、地味にモテるよね」


「なんだよ冬希? 何?」


「・・・ううん、何でもない」


「・・・?」


よく分からん。


「・・・庶民、自覚無しか」


「なんだよハゲメガネ? 何言った?」


「うるさい。そもそもハゲメガネではなく秋馬と・・・」


「あ、バネ人間がシュート決めたぞ」


「・・・・・・」







試合は、なんと同点で第4クォーターへ。


「・・・出番やで」


既に他のクォーターで秋馬、冬希はコートに出ていたため、この回からコートに立つのは、俺!


そして、第4クォーターの開始ホイッスルが、鳴った・・・







「春吉はさ、よわっちいし優柔不断だし、オタクだけどさ・・・なんと言うか、あったかいんだよね」


「春吉は・・・優しい、強い、面白い」


「ハルはバカ過ぎて子供っぽいけど、そこが無邪気で楽しくて・・・」








夏休みは、大変だった。


高校2年の夏休み。


そして夏の後には・・・秋が来る。







俺はバスケットボールをゴールリングに向かって投げ、外しながら思った。


・・・青春ってさ、なに?






結果


六角96-95葉城


俺がシュート決めてたら、勝ってたという。






第103話以降は新作三姫(リニューアル版)の方にて掲載、以下そっちにて連載しますのでよろしくお願いします。


とりあえず、第1部?三姫最終回でした。



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