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三人の姫と一人の手下の物語  作者: 五円玉
バスケ部夏合宿篇
114/116

第101話 海の家

三姫リニューアル計画始動。


詳しくは活動報告にて

「か、夏季限定のバイトですか・・・?」


「・・・うん。この海の家、親戚が経営してて」


地獄の海合宿で出会った、癒しのマーメイド。


それはなんとビックリ、あの小夜さんではありませんか!


「そうなの?」


「ん。・・・あと、みんなもいるよ」


みんな・・・それは小夜兄弟。


確かに店内を見渡すと、ウェイターとして働いている月也が。


外では他の兄弟たちも浮き輪販売を手伝っていたり。


「へぇ・・・」


もう驚きよ。


「今みんなで住み込みバイト。海水浴もできて一石二鳥」


なんか小夜がたくましく見えた。


そして、


「でね春吉」


「ん?」


カウンター越しに、俺の背後を指さす小夜。


「なに?」


で、俺はその指さす先、店の反対側の入口に視線を送ると・・・




「焼きそばあるよー!! あと、たこ焼きといか焼きと・・・あとなんかあるよー!!」




「・・・小夜さん、あれは?」


「ん。誘ったら来た」


「誘ったらって・・・俺、あいつに犬預けて来てんだけど?」


「・・・そうなの?」


「そう。俺が合宿行ってる間、任せたって・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


大魔神さん、ご登場。













「はい練習終わり。帰るでみんな」


波紫先輩からの撤退命令。


時刻は夜7時、さすがに夏の海も日が沈み、薄暗い。


「つ、つかれたぁ・・・」


砂浜ダッシュって、かなり疲れるの知ってる?


鬼ごっこはよく知らない3年の先輩が優勝、マネージャーからビンタを一発頂戴していた。


誰得?


鬼ごっこの後は砂浜ダッシュ、ビーチバスケ? 水泳なんかで体力をつけ、もうみんなへとへと。


「もう六角との試合は近い。みんな、死ぬ覚悟で練習しいや」


「そんな覚悟が必要なの!?」


そんなこんなで、時間は過ぎてゆく。

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