♮179:捻転ですけど(あるいは、こげんオープニッグテーマはイヤばい!)
溜王国国歌 ―the 3rd―
(セリフ)「ダメある限り、戦いましょうっ!! 臀部に、電流があるかぎりっ!!」
宇宙のダメは 俺のダメ 俺の度し難い幻想さ
地球のダメも 俺のダメ 俺の比類の無き根源さ
オーバードライブ/オーバードーズ 昨日のキミは今日のボク 昨日の彼は今日彼女
ダメをダメとしてダメらしく 人間を人間として人間らしく
たらしめてんのは 何だかなー 何だったらいいのかな
虚空に虚笑を 虚無より来たりて駄目を為す
俺は誰だ 誰だ 誰だ 俺はマジで……いやマジで
何だか心にモヤって舫と人面石像がせめぎ合ってる絵面の世界に転生したところでおいそれとおいもうそれ完結してっじゃねっか的な件 あるよね……(あるよね)
DEP細胞はありまぁす!! あるっていったらありまぁぁす!!
バカには見えない 仕様です 残念でした 本当に
(セリフ)「な、何を言ってるかわからねーと思うが『DEPを撃ったかと思ったら電撃に貫かれていた』」
臀部に電撃ぃ 心に混沌ん 唇に世迷言ぉ 背中にダメ人生をぉ
集え 性癖マイノリティー 心からのダメは きっと世界を垂直に貫いてくれるから
フハハ フハハハ 付和雷同
コキョキョ コキョキョキョ 虚無へ退く/保つ
嗚呼 心にダメが無↑ければ 超ダメや人じゃ ないのさ
淋病当社怪人let’s財前 己のダメを魁よ
ウロボロスが滅ぼろす夜に 叫べ呼べケンタウロス 吹き鳴らせ人馬笛
だってマルターズが云ったもん アポジも啼いたもん そうなんだこれは コリアンダー
ダメ息の花だけ束ねたブーケで イヤミな教頭を煩悩の数だけ殴れば
きっと見える 見えてはいけない艶めく頭皮とあと何か
僕らは永遠とこの世界を回り続ける 延々? だから永遠って言いたかったって言ってんだろ!!
ダメの海に ダメの帆をかけ 漕ぎ出だせ ダメ女よ
(セリフ)「ダメみがかった空に……灼熱のダメを掲げよう……」
無添の和了に 奴が来る
けっぱれ 我らの 溜沢小
……
……うん、長い……長いよ、途中明らかに普通に喋ってたとこあったし。
「……」
前回ので慣れがあったためか、コケそうになることは無かったのだけど、真顔以外の表情を表層には浮かばせられないまま、野太い歌声が巻く、この地下スタジアムの中央で、僕はひたすらに孤独を感じたままだ。いや気を取り直そう。こんなこと何度でもこれからあるぞッ!! 僕は心の臓の少し上部分を手刀の先でトトトトトと突いて心と身体を落ち着けながら、遂に始まる「決勝」を前に、気持ちを入れ替え高め始める。
決勝トーナメント。常態になってるけど、やっぱりの不穏感。どうなんだろ。




