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ラスティ・メモリーズ  作者: サニー
9/10

発明家


ある発明家がいた。

たくさんの効率的かつ量産可能なモノを発明してきた。

天才がゆえに凡人の理解域を超えた思考を持っていた。


ある研究を始めてからの彼は、精神の病気にかかっていた。


それは機械人間製造計画。


人間に機械のパーツを埋め込むというもの。

彼の研究は成功すれば革命だった。


腕のない者は、義肢をつければ物をつかめる。

目の見えない者は、義眼を埋め込めば愛する相手の顔が見れる。


研究は順調だった。

人の身体と共に成長できるように、生身と溶け合うことの出来る機械細胞も造った。


後は人体実験だけであった。


精神の平常を欠いていた彼は、自分の息子を実験に使った。

息子の右腕から始めた。実験は成功。

更に右脚も成功。

人の限界を超えた超人的な馬力、スピードを身につけた。


しかし両目を機械に変える手術から目が覚めた息子は、暴走した。

神経のつなぎをする行程で、父の失敗があったのだ。


息子は発狂し、己を見失い暴れた。

被害は甚大だった。

死者も出た。

破壊が終わった後には崩壊した街があった。



発明家は政府に捕まった。


その息子は自分のした事を受け止めきれず、途方に暮れた。


発明家の弟子は工具を捨てた。



サイボーグ人間と化した少年の幼なじみは、ある決断をした。







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