第21話 休日 後編
今回はステータスの再確認を含め、戦い方を説明しております。戦い方に関しては作者の持論を多々含んでおりますので、ご了承下さい。
レシーさんとは別れたがいいが、この後どうしよう。することが無くなった。とりあえず広場に来たはいいが暇だ。とにかく暇だ。レシーさんの家に居ればよかった。と言っても何も話すことないし、気まずいだろうな。まあ、ベンチにでも座っておこう
はあ。暇だ。暇だしステータスを確認しておこう。
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ステータス
名:タツキ リュウ 年:16 性:男 種:人族
所有従魔数: 2
称号:神子 最強の魂を持つ者 神の紋章を全て受けし者
神の依頼を受けし者 神々のお気に入り
神竜の弟子 神竜達のお気に入り
人族最強 龍に成りし者
超越せし者 竜を超えし者
大量殺戮者 白銀の貴公子
Lv 124 (EX:427360)
体力:174兆6000億/174兆6000億
魔力:374兆7000億/374兆7000億
物攻: 20兆870億
物防: 22兆6020億
魔攻: 20兆870億
魔防: 22兆6020億
俊敏: 30兆1400億
運: 5,000
=武術スキル=
剣術スキルLvMAX
短剣術スキルLvMAX
弓術スキルLvMAX
槌術スキルLvMAX
槍術スキルLvMAX
鎌術スキルLvMAX
棒術スキルLvMAX
格闘術スキルLvMAX
魔闘術スキルLvMAX
=魔法スキル=
火属性魔法LvMAX
水属性魔法LvMAX
風属性魔法LvMAX
土属性魔法LvMAX
雷属性魔法LvMAX
氷属性魔法LvMAX
光属性魔法LvMAX
闇属性魔法LvMAX
回復魔法LvMAX
空間魔法LvMAX
結界魔法LvMAX
合成魔法LvMAX
魔法創造LvMAX
=作成スキル=
料理スキルLvMAX
彫刻スキルLvMAX
鍛冶スキルLvMAX
付与スキルLvMAX
錬金スキルLvMAX
調合スキルLvMAX
=特殊スキル=
身体強化LvMAX
身体硬化LvMAX
魔力操作LvMAX
魔力集中LvMAX
状態異常耐性LvMAX
呪い無効LvMAX
即時体力回復LvMAX
即時魔力回復LvMAX
隠密LvMAX
索敵LvMAX
従魔LvMAX
=固有スキル=
神眼
魔眼
経験値半減
ステータス上昇率大
龍化
=神々の紋章=
『創造神の紋章』 『武神の紋章』 『魔神の紋章』
『神龍王の紋章』
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いつの間にやら従魔スキルがMAXになってらぁ。レベルが上がる要因なんてあったか?う~ん、やっぱりまだ何から何まで知り得てるわけじゃあないんだな。ん?ちょっと待て。称号に『白銀の貴公子』があるじゃねえか。はあ。マジかぁ。そう言えば称号って周りから言われてる二つ名も付くんだっけか。
「あっ・・あの!」
「え?」
「白銀の貴公子のタツキリュウさんですよね?サインください!!」
中学生くらいの女の子が後ろから話しかけてきた。
・・・ええ!?サ、サイン!?そんな物ないよ!てかこっちの世界にもそういうの有るのか。有名人からサイン貰うやつ。
「いや、そういうのは考えてなくてね」
「あ・・え。うぅ」
ああ。今にも泣き出しそうだ。えっと。よし。
「サインはあげられないけど、代わりにコレをあげるよ」
「これは?」
「俺が初めて打ったナイフかな」
「え?こんな大事な物を?」
「ははは。まあ大事な物じゃないわけではないけど、初めてだったから上手く出来ていないんだ。でも一応は使えるものさ。護身用にすると良い。こんな物で良ければね」
「いえ!こんな物だなんて!とっても綺麗なナイフですよ!ありがとうございます!一生大事にします!」
「そうしてもらえるとそのナイフも嬉しいだろう」
「あの私アインっていいます!」
「そうか。アインか」
「これからも頑張ってください!」
「ああ」
そう言うとアインは嬉しそうに走っていった。
そうかぁ。この世界にもサインが有るのか。考えておこうかな。いや、いいや。面倒臭いしな。ただ単に名前でも書いときゃいいだろ。
そんな安易な事を考えながら、リュウは歩き始めた。
何しようかな。そう言えば、ここ最近武器を使ってないな。修行の時は日課にしていたけど、やっていなかった素振りでもしようか。よし、外へ行こう。たまには違う方の門から出て行こうか。
リュウはカーターがいる門とは全くの逆方向へ向かった。
門番がいたが何もなく、ギルド証を見せるとすんなり通ることができた。
ほー。こっち側はこうなっているのか。ん?あれが次の街かな?
リュウは神眼の力を用いて、かなり遠くを見ている。ざっとみて40km程だろうか。神眼にはステータスを見たり、物体の詳細を見るほかに、遠くを見ることのできる千里眼の能力がある。他にも様々な機能があるのだが、それは追々説明していこう。魔眼も同様だ。リュウも千里眼の能力があることは最近気づいたのだ。
取り敢えずここらでやるとしましょうかね。神龍牙槍を触るのもなんか久しぶりな気がするな。(神龍牙槍がわからない人は第10話を参照してくださいね)と言っても三日ぐらいか。
リュウは槍を持ち、腰を低くする。辺りの音が完全に無くなった時、リュウの槍は一閃した。無音の中に一瞬で響く槍と空気が擦れる小気持ちいい音。槍は斬ることにも、突くことにも特化した武器である。リーチの長さも剣とは比べ物にならない。そう言った部分で槍は最強の武器だと思う(作者の持論)。
「形態変化“剣”」
槍が光り、刀身の長い美しい剣へと姿を変える。リュウは剣を持ち、精神を統一させ振り始める。辺りは無音極まりなく、ただただ剣の振れる音しか聞こえない。リュウが一振りするたびにリュウの周りに風が吹く。風に舞った草たちが刀身に触れると、切れたことにも気づいていないように地へ落ちていき二つに割れた。それほどまでにも太刀筋のキレ、速さ、繊細さは修行始めの頃とは比べ物にならない。
「形態変化“短剣”」
剣の刀身はみるみる内に短くなっていく。刃の長さが30cm程になると止まった。所謂ダガーのそれに近い形となった。リュウは腰を深く構え、一歩踏み込んだ。その刹那に短剣を突く。短剣やナイフといった物の戦い方は、【相手より一歩深く】だ。大剣や長剣と違って相手の全体像を斬るというよりは、相手の懐に入り込み、急所を突くという方法だ。リュウもそれに倣っている。短剣はどうしても大剣や長剣よりは力が劣ってしまう。だから、刀身で攻撃を受けるのではなく、避けながら攻撃をするのだ。それには相当な動体視力と俊敏性が必要になってくるだろう。
「形態変化“槌”」
先ほどまでに小さな短剣だった物が、リュウと同じぐらいの槌へと変わった。打撃部分の大きさはスイカ三つ分と考えてもらえばいいかもしれない。かなりの大きさだ。これを動かすには相当な筋力が必要だろう。しかし重さも調整できるため、振り回す分には苦はないだろう。槌の攻撃方法は【間合いに入らず振る】だ。通常の物の場合のみではあるが。槌はどうしても重たいため、もし相手に間合いに入られたのならば、もうそこで負けは確実だろう。リーチを活かして、間合いに入らないようにヒット&アウェイをするのがいいだろう。
「形態変化“鎌”」
槌の打撃部分が精巧に装飾された美しい大きな刃へと変わった。その刃と紫の柄は死神の鎌と言ってもいい程のオーラがある。鎌の戦い方は、動き自体は槌とそう大差はない。しかし槌の様に相手を打ち砕くようなことはせず、手首や肘のスナップを利かせ断ち切るといった攻撃方法だ。鎌の残像や空を切る音がどことなく、空虚感を感じる。
「形態変化“棒”」
先程とはうって変わって簡素な棒へと変わる。しかし発せられる重厚感は健在だ。戦い方は中国拳法を想像して頂くといいだろう。相手の武器を掃いながら、喉や眼といった急所を狙っていく攻撃方法だ。それ自体に殺傷能力が低いため、このような戦い方となる。
神龍牙槍が唯一、この世界の武器で形態変化の出来ない物がある。それは弓だ。当初、リュウは弓にも変化すると思っていたが出来なかった。理由は恐らく、弓の弦部分だろう。神龍王の牙と爪に由って作られた神龍牙槍は弦の繊維性質はどうしても変化出来なかったのだろう。代わりに他の材料で弓を作った。
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森神樹の弓:神級 製作:タツキ リュウ
『破壊不能』『所有限定』
『加速』『魔法付与』
所有者:タツキ リュウ
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森神樹とは、『神の名を持つものの森』の中央に生えるとても大きな巨木だ。樹一本で森全体を支えているのではと思うほど巨大だ。神樹と言うだけあってそこには魔物は寄り付かない。滅多なことがない限り神獣たちですら近づかない場所である。リュウはそれを材料に使うのに躊躇ったが、神竜達が構わないと言ったため渋々使った。言わずもがな最高の物が出来た。弦は樹の繊維を取り出した。丁度良いハリ具合となった。付与はいつも通りの物と『加速』『魔法付与』を考え、付けた。
『加速』・・・射る前に弓に魔力を流すことによって射られた矢を通常より速く発射することが出来る。
『魔法付与』・・・弓に属性魔法を流すことにより魔法が付与された矢が発射される。(例:火の矢、氷の矢)
リュウはかなり遠くにある木に狙いを定めた。300m程だろう。リュウは力強く弦を引き絞り、矢を放った。スピードは落ちることなく、真っ直ぐ矢は飛んでいく。見事に矢は木の幹の真ん中に命中した。
「ふう。まあこんなところかな」
リュウは弓を片付け、歩き始めた。日も傾き始め、空も赤みがかってきている。街に着いたようだ。直ぐに宿に戻り、夕食をとり、寝床についた。明日から大変になるとはつゆ知らず・・。
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