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魔法特殊業務執行局  作者: 雲居瑞香
その他
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【レグルス・ランズベリー】

 28歳。魔法特殊業務局の局長。王弟でオネエ。だが、これは尊敬する兄と王位争いにならないように作った性格であり、本来はさばさばとした男らしい性格。仕事をしないでよく逃亡する。そのたびに行方を聞かれるエレアノーラはうんざり気味。その関係は結婚後も続く。研究オタクで元は王立研究所に所属していた。最終的に宰相になる。

 なんだかんだで面倒見がよく、センスが良い。やればできるのに、やらない男。周囲からのツッコミが絶えない。長身痩躯。マリオット公爵を名乗る予定。長めの黒髪に紫がかったグレーの涼やかな目元をした中性的な美貌の青年。秀才そうな顔立ちで、右の目元に泣きぼくろがある。



【エレアノーラ・ナイトレイ】

 21歳。この春から魔法特殊業務局の副局長に就任。魔法学術院を3年間、16歳で卒業した才女。わりと人生ハードモード。カルヴァート公爵の長女。両親は弟妹ばかりをかわいがり、彼女は放っておかれたため、価値観がややひねくれている。家出するように寮生魔法学術院に入学した。16歳で特務局に入局。と、同時に婚約解消する。

 本来は明るい性格であるのだが、家族を前に出ると挙動不審になる。女性にしては長身で、出るところは割と出ている。よく局長を引っ張り出す役目を担う。少しウェーブがかった金髪に翡翠の瞳のなかなかの美女。絡み酒。最終的に特務局長になる。



【エヴァン・クライヴ】

 23歳。エレアノーラの同期。しっかり者の筆頭魔導師。ウェストン伯爵の次男坊。まじめでぶれないので基本的にツッコミ役。魔法能力が戦闘向きではないので、たいてい居残り組。18歳で特務局に入局。のちに副局長。

 まじめで優しく、結構融通が利く。金茶色の髪に薄い茶色の瞳の青年。まじめそうな、そこそこ整った顔立ちの青年。周囲が変人ばかりで、転職を考えるが結局しないと思う。今のところ、レグルスとエレアノーラの晩酌に付き合わされるのが一番面倒くさい。



【ウィレミナ・ナイトレイ】

 18歳。カルヴァート公爵の次女。エレアノーラの実の妹。姉の婚約者といい仲になり、そのまま婚約者交代。昔は病弱で甘やかされたため、とてもわがまま。人が持っているものを欲しがる。姉を奴隷のように扱っていた。

 金髪に新緑の瞳の美少女。これは否定できない。小柄で、これぞ貴族のおしとやかな少女と言う外見の性悪娘。



【ジェイラス・ランズベリー】

 30歳。レグルスの兄。ログレス国王。現在の騎士王。二児の父。オネエの弟のことはよく理解しているつもりだが、ややずれているところがある残念な国王。黒髪に薄紫の切れ長の目をした美丈夫。



【ミラナ・スヴェトラーナ・ランズベリー】

 26歳。ジェイラス妻。スヴェトラーナ帝国の末の皇女。妹が欲しかったらしい。結構自由な性格。プラチナブロンドに空色の瞳をしたはかなげな美女だが、芯は強い。



【オリガ・ナイトレイ】

 故人。エレアノーラの祖母で、実質彼女を育て、魔法を教えた人物。家族にないがしろにされていたエレアノーラをかわいがっていた。物語開始の3年前に亡くなっている。前カルヴァート公爵とは恋愛結婚で、故国スヴェトラーナ帝国を駆け落ち同然で出てきた。エレアノーラに魔法学術院に通うように勧めたのも彼女。ちなみに、当時は公爵も健在だった。

 彼女の息子(現公爵)は外国人嫌いになり、夫亡きあとは冷遇されていた。エレアノーラは彼女に似ている。エレアノーラが嫌われるのはオリガに似ているため。ちなみに、『背中合わせの女王』のウルシュラの母エレオノーラの従姉で、ウルシュラのミドルネーム『オリガ』は彼女からとられている。




―レドヴィナ王国―


【ユリエ・ヴァツィーク】

 18歳。フィアラ大公令嬢。レドヴィナの新女王に選ばれる。エレアノーラのみいとこにあたる。『背中合わせの女王』のウルシュラとエルヴィーンの長女。外見はエルヴィーン、中身はウルシュラ。茶髪に青の瞳のきれいとしか言いようのない顔立ち。気が強いが、性根は優しい。長身だがエレアノーラよりは背が低い。

 彼女の即位にはいろいろと問題が付きまとった模様。それでも国民の三分の二以上が彼女を支持している。武術の心得があり、ハンサム系の少女。



【ラトカ・ヴァツィーク】

 16歳。フィアラ大公令嬢。ユリエの妹。女王候補の一人だったが、少々気が弱い。金茶色の髪に青紫の瞳をした美少女。だが、魔術師であり戦闘力もある。誘拐される。父エルヴィーン曰く、ウルシュラのネガティブな部分が集まった感じ、と評した。



【オリヴェル・ヴァツィーク】

 21歳。フィアラ大公子息。後継ぎ。妹ユリエの即位後、母ウルシュラから爵位を譲られる予定。外見はウルシュラ、性格はエルヴィーン。黒髪に翡翠色の瞳のかなりの美形。気が強そうな理知的容貌だが、表情皆無で感情の起伏が見られない。かなりの長身で、否定できないレベルで母ウルシュラと似ている。バシュタ公爵の娘と結婚する。



【エリシュカ・ハルヴァート】

 46歳。レドヴィナ女王で、ユリエに王位を譲る予定。金髪に空色の瞳の美人で、癒しの力がある。ソウシェク大公家の出身で、自称ウルシュラの親友。彼女の子供たちをかわいがりまくった。聖女のような容姿で、思わず罪を告白したくなる。



【ウルシュラ・ヴァツィーク】

 44歳。フィアラ大公で、レドヴィナ初の女性宰相。しかし、娘ユリエが女王になるので、法律にのっとって爵位を息子に譲り、宰相位を返上する。法学者でもあり、レドヴィナの法律関連を整えた張本人。黒髪に翡翠の瞳をした気の強そうな美女。左の目元に泣きぼくろがある。冷却魔法と印象操作の魔法を使える。相変わらずひねくれており、夫に突っ込まれている。でも、幸せだからいい。爵位を譲った後は領地で悠々自適、のんびり穏やかに暮らしていると思われる。



【エルヴィーン・ヴァツィーク】

 47歳。フィアラ大公の夫。軍部省所属の新人教育の教官。ツッコミ気質で、天文学が趣味。基本まじめであるが、時々言動がおかしい。息子オリヴェルは彼をさらにまじめにした感じ。相変わらず妻にツッコミを入れているが、妻がよく笑うようになったので、いいかな、と思っている駄目な夫婦。







番外編を更新すると言いつつ、設定集でした。面目ありません。

あ、番外編もちゃんと更新します。明後日に。

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