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異世界と私と時々ウサギ  作者: 酢昆布
第二章 勇者
27/51

聞いてない

旅行に行ってまして、その旅行先でwifiが使えなかった!

うえーん。更新遅くなりまして、スイマセンーヽ(;▽;)ノ

「薫様?僕のベットはこれですか」


「......多分?」


「一緒に寝ても良いですか」


「.....今日はがんばれ。それも良いよ。野生っぽくて」


「薫様ぁぁぁ!」



ごめんね!でも、初めての一人寝を阻止される訳には行かないんだ!


______________________________________________


あの後、私たちは寝に行った、んだけど一つ問題が。

カイのベットはもちろん用意してくれていた。

だけど何を間違ったのか、そこには藁の山が置いてあった。

毛布とかならまだしも、コレには流石に同情する!


「まぁ、アレだよ。何でこうなったかは分からないけど、こんなときはポジティブに!」


「薫様なら、この状況をどうやってポジティブに考えますか?僕どう考えても家畜かなにかですよね....」


「......」


うぅ。否定できない。


がんばって説得して、今日はそこで寝てくれたけど、明日はベットを変えてもらわねば!


ーーーーーーーーーーーーーーーー


あ。眠りについたのに起きてるってことは、ウサギさん?

とりあえず叫んでみる。


「ウサギさ「うるせぇな。おい」


「居たのね。はいっ!質問があります!」


「おう、なんだ!何でも聞け!」


マニュアル小脇に挟みながら、偉そうに言うなよ。

まぁいいけどさ。


「今私の家族はどうなってるの?」


「あちらの世界では、お前の存在は無かった事にされてる」


「....え」


ショック。何だよそれ。自分勝手にもほどがあるよね!

ん?...よく考えたら、魔王倒すまで帰れないんだし、心配してないんなら良いか。


「お前が戻れば記憶は戻って、なーんにも無かったかのように日常が続く」


「へぇ。じゃあ、私がもしもイシュやカイを一緒に連れて行った場合は?」


「カイ?使い魔か?連れて行けるのは1人だけだ」


……は?


「何で?そんなの知らなかったよ?」


「うっ…でも、それが規則だ。あと…何か、どうしても帰らなきゃと思ってるみてぇだがよ。別に残ってもいいし、忘れられてんのが悲しいなら、家族にもチラッと会えるし、家族をこっちに移してもいいんだぜ?」


は、初耳ですけどぉ!何それ!じゃあ、イシュが無理してくる事ないじゃん!

そりゃ、帰りたいけどさ。家族に会えるんだったら、別に良いかな。うん。

…私って単純?


「そういう重要な事はもっとはやく言おうね?」


「お、おぉ、すまん………」


あぁ、せっかくイシュが決意してくれたけど、もう一度話し合おう。


「あ、ウサギさんには定期的に会えるの?」


「うーん、俺の気が向いたらな。でも俺 新人だし、やる気バリバリだから」


やる気の問題なの?そこ!


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