聞いてない
旅行に行ってまして、その旅行先でwifiが使えなかった!
うえーん。更新遅くなりまして、スイマセンーヽ(;▽;)ノ
「薫様?僕のベットはこれですか」
「......多分?」
「一緒に寝ても良いですか」
「.....今日はがんばれ。それも良いよ。野生っぽくて」
「薫様ぁぁぁ!」
ごめんね!でも、初めての一人寝を阻止される訳には行かないんだ!
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あの後、私たちは寝に行った、んだけど一つ問題が。
カイのベットはもちろん用意してくれていた。
だけど何を間違ったのか、そこには藁の山が置いてあった。
毛布とかならまだしも、コレには流石に同情する!
「まぁ、アレだよ。何でこうなったかは分からないけど、こんなときはポジティブに!」
「薫様なら、この状況をどうやってポジティブに考えますか?僕どう考えても家畜かなにかですよね....」
「......」
うぅ。否定できない。
がんばって説得して、今日はそこで寝てくれたけど、明日はベットを変えてもらわねば!
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あ。眠りについたのに起きてるってことは、ウサギさん?
とりあえず叫んでみる。
「ウサギさ「うるせぇな。おい」
「居たのね。はいっ!質問があります!」
「おう、なんだ!何でも聞け!」
マニュアル小脇に挟みながら、偉そうに言うなよ。
まぁいいけどさ。
「今私の家族はどうなってるの?」
「あちらの世界では、お前の存在は無かった事にされてる」
「....え」
ショック。何だよそれ。自分勝手にもほどがあるよね!
ん?...よく考えたら、魔王倒すまで帰れないんだし、心配してないんなら良いか。
「お前が戻れば記憶は戻って、なーんにも無かったかのように日常が続く」
「へぇ。じゃあ、私がもしもイシュやカイを一緒に連れて行った場合は?」
「カイ?使い魔か?連れて行けるのは1人だけだ」
……は?
「何で?そんなの知らなかったよ?」
「うっ…でも、それが規則だ。あと…何か、どうしても帰らなきゃと思ってるみてぇだがよ。別に残ってもいいし、忘れられてんのが悲しいなら、家族にもチラッと会えるし、家族をこっちに移してもいいんだぜ?」
は、初耳ですけどぉ!何それ!じゃあ、イシュが無理してくる事ないじゃん!
そりゃ、帰りたいけどさ。家族に会えるんだったら、別に良いかな。うん。
…私って単純?
「そういう重要な事はもっとはやく言おうね?」
「お、おぉ、すまん………」
あぁ、せっかくイシュが決意してくれたけど、もう一度話し合おう。
「あ、ウサギさんには定期的に会えるの?」
「うーん、俺の気が向いたらな。でも俺 新人だし、やる気バリバリだから」
やる気の問題なの?そこ!