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遊園地回、その後の話らしいよ。知らんけど

 デートから日があき、タケは行動に移っていた。


 タケの奴、図書委員に入りやがったよ。


 マジか…


 でも晶子は特に何も入ってないし、百合子の陸上部も男女わかれてるわけだし、一緒に行動しやすいとしたら確かに佐藤静流の図書委員が一番かもね。


 でも他2人ねらうならそれも意味ないわけで…


「佐藤さん…だっけ?彼女が狙いなのか?」


 友人の美波くんが聞いてきた。

 ちなみに今は放課後らしいよ。


「うーん。というかまだ決めかねてるから、ってのもある」

「まあ、好きにするといい。この前のデートも問題なかったし、俺はもう追いていかないからな」

「え!?そんな…」

「あのな…ああやってずっと見てるのも辛いんだからな?見守るためだけに遊園地に行き、お前以外には気づかれないように動くとか…疲れる」


 …確かに。

 遊ぶ事もできずに見守るだけ。隠れながら…

 他の人からどんな目で見られるかわかんないしね。

 一緒にいた安野くんにいたっては何もしてないから余計来た意味なかったろうし。


 美波くん一人だったら、女にナンパされてたかもしれないから、安野くんがいた意味あったかもしれないけどね。


「だからお前帰り際にはいなくなってたのか?」

「…というか、お前帰りは彼女と妹さん送って行っただろ?そこまで付き合う義理はないし」


 そりゃそうだ。


「安野くんも退屈そうだったから、武内のグループに合流させたんだ。途中からな」

「え!?晶子の!?」


 そっか、美波くんは晶子と知り合いなんだもんね。


「…あいつが一緒に来てた連中は俺の友人ばかりだったからな。安野くんもうまくとけ込んでた。俺はさっさと帰りたかったが」


 安野くんのほうが晶子と仲良くなってたりしてね。そうだったら笑える。


「…ただ、武内嬉しそうだった」

「へっ、そりゃ友達と楽しんでたなら当然だろ」

「…そうじゃない。お前と仲直りしたことだ」

「ーー!」


 うおっ!ナイスな説明!さすが美波くんだね!


「どこか、嬉しそうにしてたからそれとなく聞いてみてな…お前との事、嬉しそうに話してたよ」

「へ、へえ…そ、そっか。で、でも弟と話しやすくなるからってオチじゃねえのか?」

「…まあ、そうとも言ってたが、それは多分照れ隠しだろ」


 …いいじゃんいいじゃん。

 順調じゃん!


 候補三人の中二人は、かなり攻略可能性高まってるよ!


 あれ?でも晶子は好きな人いるんじゃないっけ?


「そ、そうだよ。あいつ好きな奴いるって噂なんだよな…」


 あれ?またアタシの思考漏れてたか。タケに聞こえてるよ。


「…まあ、人の心は変わるし、それにまだ付き合ってるわけでもない。…気にするだけ無駄だろ」


 うん。美波くんの言う通り。

 晶子の想い人は晶子をなんとも思ってないかもしれないし。


「ただ、()()()()()()()は一人知ってる」

「えっ?」

「そいつも友人でな…だから悪いが武内については…フェアにいきたい」

「どういう意味?」

「そいつもお前も友達だから、どちらも応援しないって事だ」


 あ、なるほど…片方にだけ協力は角がたつもんね…


 …ただ攻略候補を好きな男か。

 遊園地でも百合子のこと好きそうな昼田とかいうのいたし…もたもたしてたら、ライバルにねらわれかねないわけだね。

 



 つづくらしいよ。


 次回は…図書委員で…



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