バナナ豆腐ホットケーキ
「ギフト~、コバヤシから新しいレシピと食材が届いていますよ」
そう言ったのはギフト君の親友のヤドツムリのムルムル。
コバヤシとは森の管理人で色々よくしてくれる存在です。
最近、人間になったトバリとの間に子供ができて、すくすく育っています。
名前は「千春:チハル」と言う女の子です。
「ちょうど届いたね!熟れたバナナが手に入ったよ。たっだいま~♪」
おでかけから帰ってきたギフト君は、さっそく家に入ってお料理。
ホットケーキミックス粉をボウルに入れて、
皮をむいたバナナをつぶし入れ、
たまごと絹ごし豆腐を混ぜ、
牛乳をそそいでタネを作ったら、
あとはフライパンに小分けに焼くだけ。
「いいにおい~♡」
出来上がりを乗せた皿をテーブルの上に置いて、
元気よく「いただきます」をしたギフト君とムルムルはその美味しさに感動。
「うんま~い♡」
「バナナの甘みだけでじゅうぶんですね」
「わかる、わかる。今度、誰かに教えたいなぁ」
「きっと、ふるまって?って言われますね」
そのムルムルの冗談めかした言い方に、ギフト君は笑ってしまいました。
「魔法で小さくなったらいいかもね」
お豆腐は、大きめ普通サイズの設定です。