表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/102

21 出張依頼

本日2投目のアップになります。

2月の江の島の一件後は俺も静も、まあまあ忙しい日々を過ごした。

あの靖国の時の硬型変種だが調査の結果、硬種型の新種という事になった。発見した国に命名権があり俺が決めて良いとの事で、吹返(ふきかえし)と付けさせてもらった。

レジスト7程度で、かなり厄介な強さだ。

1体に対して侍7人以上。免許で3〜4人。天位で1〜2名のカウンター力が必要とされる。


9月に入り「オリ」の発生も少なくなったので、静の方は9月の昇段審査の準備を手伝っている。

毎朝8時に車で武道館に通っている。

ちなみに静の車は俺の車庫にあり、俺の車は静の車庫にある。静はミラジーノで通っている・・・


この数ヶ月ですっかり変わった事がある。

牧野である。

誰だかわからないぐらい引き締まった健康的な?若者になり、その精悍さでリ○ビタンDのCMに出れそうである。


工藤も経験しているのだが立木・横木・かかり打ちを、かなり激しく稽古をするとごっそり贅肉が落ちる。

その後ものすごい勢いで筋肉が付きはじめるのだ。

身体が強制的に作り変えられるような感じだ。


牧野と稽古を終え18時勤務に出勤すると、屯所にウチの輜重兵科(しちょうへいか)の鈴木科長と防衛門科(ぼうえいもんか)の成瀬科長が待っていた。


「2人にちょっと出張をお願いしたい」

「あっコレ命令だから断れない案件だからね」

「はいはい、鈴木科長わかってますよお仕事ですもんね」


「いいかな?では防衛門科の私から話をさせてもらう」

「どうぞ」「はい」

「2人には少し先になるのだか、12月20日から1月12日まで札幌で六花祭りの警護をして欲しい」

向こうの世界の雪祭りではなく、六花祭りと言う有名な祭りが1月の3日から10日までの7日間あるらしい。


内容はというと、札幌にあの靖国に出現した吹返(ふきかえし)が頻繁に現れているらしい。戦力的に不安があるので2名の天位者、静と杏を出向調査させることが決まった。


通常であればサポートの輜重兵科女性が付くのだが、何人かのベテランが産休に入っているのでちょっと難しいらしい。そんな話しを小耳に挟んだ防衛門科の坂市総長が、神田1班を提案したそうだ。その両名なら静も杏も気心知れているだろう?との事だ。


「来週からだが通常業務を外れ、新下天位と金子天位が昇段審査準備をしているのでそっちに回ってくれ、日勤で本部護国省本部の防衛門科に出勤してくれ、十手はこっちで回しておく」

タイムカードがわりの十手も持ってってくれるらしい。

「わかりました」「了解です」


◾️◾️◾️


家に帰ると静は車を洗っていた。一緒に北海道へ出張を聞くと「お出かけ♩婚前旅行におでかけぇー♫」っと変な歌を口にして洋服を買いに行くっと言っていた。(まだ9月だから・・・)


翌週、本部の喫茶室で静・杏牧野・俺が顔合わせになる。まぁ静の親友なので4人とも顔見知りだか。


「向こうは雪だから4WDがいいよね!私のミラジーノ4駆だから大丈夫じゃない?」

「いま私のミラジーノって言ったな・・・」

「言いましたね」

それを聞いた杏は「えっ!あれ結納の品の1つって聞いたよ?」

(そういう事になってるのか・・・?)

静を見るとサッと目をそらす。

「いやもちろん気に入ったら、そうしようと思ってたんだよ」

静は嬉しそうにしている。


「でも車は持って行かないからな、雪道を走り慣れない人は危ないんだよ。期間中は運転手が付くよ」

静はがっかりしてる。

(雪道を走りたかっただろうか・・?)





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ