第七十四話 すでに悲惨だよ…
ジャルは、自身の手に尖った球みたいなのに取っ手がついている武器を持っていた。それを見てガンは、
「はぁ…君も強くなった者だなぁ…」
と、言った。するとジャルは、
「問答無用だああああ‼おらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
と、自身の持っていた武器をガンに向けて投げつけた。するとガンはその武器を自身の能力がかかった手で持って、下にたたきつけた。それをジャルは持ち上げた。それを見てガンは、
「一旦終わらせないか?悲惨な状況になる前に…」
と、必死に自身を殺そうとするジャルを止めるように言った。するとジャルは、怒りや悲しみが籠った顔で、
「もう…もうすでに悲惨だよぉ‼」
と、言って武器を投げつけた。そしてそのままガンに蹴りをくらわせた。だがガンは全く無傷だった。そしてガンは、
(こんな事にさせてしまった原因が自分だという事に信じられねぇ…だが、現実を見ろ、俺、今彼は俺を殺そうとしてくるじゃねぇか…もう、あいつは弟ではない、敵だ、殺さなければだめだ、せっかくここまでの努力を無駄にするぐらいなら、俺は…お前を殺す…しかないかぁ…)
と、思い、
「はぁ…しゃあねぇかぁ…」
と、言った。するとジャルは、
「昔から気持ち悪かったんだよぉ…その顔…その笑みを得た顔…」
と、ガンの顔を侮辱した。するとガンは、
「まあいいか…やるしかないってのはわかってるからな…」
と、言って自身の拳を使い、ジャルの腹を貫いた。するとジャルは、血を吐きながら。
「畜生…お前なんかにぃ…お前なんかに‼」
と、言って倒れた。それを見た後に、ガンは上を見上げ、
「皮肉なもんだなぁ…兄弟同士の争いって」
と、言った。これにて、最終決戦は終了を告げた。
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