第三話 特訓(前)勉強
ガンは、
「よし…じゃあ試験に合格するために、ある程度の知識を入れておく事をまずは一緒にやろう‼」
と、言った。これを聞きジャルは、
「じゃあこれを一緒に二人で全部やっちゃお‼こんぐらいがおそらく軍で出る課題じゃないのかなぁ?」
と、予想して自身がアルバイトで買ったドリルを出した、それを二人でやる事とした、題名は、「軍 入門ドリル(公式)」というドリルだった、見るからに胡散臭いが…軍がお勧めするならとジャルは買ったらしい…そしてこれをやろうと二人は、一ページ目を開いてみると、
「なるほど…軍に入るためには勉強以外にも運動が必要だ…だが…ここでは最低限の必要な事を習得して見なさい、今の世界は、能力者という異端な者が出たから、それを倒すためには、運動が一番いい‼」
と、ガンが読んだら、運動を一番やるのがいいとわかった…が、このドリルを買った理由は軍試験合格のためだからだ…だから、二人でこのドリルをやりきると決めた以上、一ページ目から、しっかりとやっていった…簡単なしきたりや、身分についてはもちろん、難しい問題もやっていった…そして、
「ついに…ついに‼このドリルを終わらせたな、ジャル‼」
と、ガンが声をかけた、そう、このドリルを終わらせたのだ、これを聞きジャルは、
「ああ、能力者たちを蹴散らすための第一歩だとこれを踏んでいる…だからな、俺はうれしい、これをガンとやりきれたのがね…」
と、達成感を感じたように語った…。そして、二人は両手を挙げて、こういった。
「俺らは兄弟、いつどこでもいっしょさ‼」
「ああ‼そうだな‼」
と、この時は、まだ仲は良かった…この二人の仲が引き裂かれることとなることは…まだ、二人は全くわからなかった…。
どうも、砂です、毎日投稿頑張ります