第二十六話 有象無象は消す
開戦の火蓋は速攻で切られた、ガン達能力者軍は、カルロスに殺到した。カルロス軍は優秀な人材を事前に失っているという大打撃があったため、軍自体の力が弱く、手応えが意外になかった。が、
「手ごたえが無い軍も、有象無象となってくると…結構苦戦するんだな…」
そう、彼らの強みは数だったのだ、あまりにも多すぎる数、そう、そのせいでガン達はカルロスを制圧できなくなっていた。と、思ったが、
「有象無象共なら能力を使えば一瞬ぞ‼」
と、能力を使って一瞬で制圧をするという最高の手立てがあった。いつも能力をトレーニングでしか使っていないガンはすっかり忘れていた。それを聞いて
「了解、皆、有象無象共は能力で一掃しろ‼」
と、兵たちに指示を出した。すると兵たちの能力の火力があまりにも良すぎたからか、どんどんと兵たちは燃え尽きて行った。そして、
「ガン様、第二拠点制圧完了いたしました。」
「ガン様、第一拠点制圧完了いたしました。」
「ガン様、本拠地制圧完了いたしました。」
「ガン様、カルロス完全制圧完了いたしました。」
などの声が一気に上がり、そのタイミングで戦は終了となった。そしてガンはこれからが不安な民衆を見て、
「私はガンと言います。私たちは、今の政治を変え、平等の世を作るために来た能力者軍です。が、この軍は能力者かどうかは関係なく入れます、そして、今、法律を簡単に設立しておきます、それは、暴力禁止、詐欺禁止、以上です、それをやったものは即座に捕らえ、罰します。」
と、言った。これを聞き民衆は不安が吹っ切れたからか、
「ガンさん最高‼」
「頑張って‼ガンさん!」
などのガンに賛成をする声が挙げられた。そして、この戦は民衆の心を掴んだガンの完全勝利となったのだ。
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