第十六話 引き裂き
カミルは、
(一応この件はあの人に別名の意味で賄賂を渡したから…黙ってくれるね、もう一人は知らんがな…)
と、思っていた。そして、カミルの思惑通りとなった、そのままガンとジャルとニコライとカミルによるこの件は、一応終わった、が、軍が攻めてくると言った人物は斬首…、危機を伝えてくれたのに…そして師匠でもあり大切な人でもあった、マジでギリギリに救えたかもしれないのに…ニコライは無様に死亡という最悪な終わり方で、この一件が終わった後、ジャルとガンがこの地方軍を管理することになったが、ガンは、
(畜生…この現状を俺が変えれていない以上…軍にいても仕方がない…)
と、ニコライを庇えなかった、そして救えなかったことを悔やんでいた、そして管理の事務仕事の時に、ジャルに、
「俺は軍を脱退する……」
と、言った、ジャルは、
「終わったことを引きずらないで…僕と一緒に能力者を倒すためにがんばろ‼」
と、ガンを止めようとしたが、ガンのニコライを失う感情は重かった、そして、自身は能力者なのだ、ジャルの敵視する、つまりガンは自身が敵になり得ることぐらい自身の身で分かっていた…そして、ガンは、
「よし…後は頼む、ジャル」
と、
「駄目だよ、一緒にがんばろ‼」
と、引き留めていたジャルの手を振りほどき、荷物をまとめ、地方軍を脱退した…。うすうす、心配をしてくれている可哀そうなニコライの面影を感じながら…
(ニコライさん…すまない…あなたを守れなかったことも…あなたを救えなかった事も…。)
と、思いながら…そして、ガンによる旅が始まった、最悪のスタートで、そして、ガンは宿を探しながらぶらぶらと歩いていた、
(職を探して家も見つけないとな…)
と、思いながら…。
どうも、砂です、毎日投稿頑張ります‼




