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超次元電神ダイタニア[Data Files]  作者: マガミユウ
1/29

[Data01:設定資料集①]

※こちらは本編第十話までの設定集になります。

【相川まひる】明るく心優しいOLゲーマー

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

年齢:24歳 性別:女 誕生日:8/17

血液型:O型 身長:170cm 体重:57kg

髪型:茶色(地毛)のセミロング、少し癖っ毛

一人称:あたし

備考:本編の主人公。

兄の影響で子供の頃からロボットアニメや特撮ヒーローものを観て育ったので、男の子趣味には抵抗がなく、むしろ好んでいた時期もあった。


家族は両親健在で兄が一人。

実家は千葉県の沿岸部で、海水浴客相手に民宿を営んでいる。


二十二歳で同県の商事会社の事務の内定をもらい、自宅から通えない距離では無かったが、自立の為自ら一人暮らしをして通うことを選ぶ。


テレビゲームは昔から兄と一緒にやっていたが、中学、高校と少しゲームから疎遠になり、一人暮らしを始めた頃からまたやり出す。

『バーチャルエクスペリエンス』での新体験と『ダイタニア』の世界観に魅せられゲーマー復帰した。


一人でいるときは身だしなみは余り気にしないが、職場や人と会うときなどはしっかりとした身だしなみで臨める。


普段着はパーカーなどラフに着られ、余り体のラインが出ない服装を好む。


『ダイタニア』ではエルフ少女のサニーというアバターでプレイしている。

チャームポイントはまひる曰く「ちっちゃくて可愛く、ストレートヘアなところ」らしい。


金曜日の夜からの週末には『ダイタニア』をオンラインでフレンドとプレイし、その他の時間にはソロプレイをしている。


人付き合いは決して悪くなく、むしろ良い方で、職場の同僚の早乙女やぶきや厨川能乃とは週末に飲みに行くこともあり、ゲームより人付き合いを優先する。


正義感が強く、曲がったことが嫌いな為、意見の合わない人と衝突することもままある。



【サニー】後方支援型エルフ娘

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

推定年齢:15歳 性別:女

身長:150cm 体重:42kg

髪型:ブロンドのロングヘア

一人称:あたし(まひると同じ)

備考:まひるの『ダイタニア』でのアバター。

習得クラスはアーチャー、ソーサラー、エンチャンター、エレメンタラー、ハイエレメンタラー。

プレイヤーレベルは上限値の50。

ハイエレメンタラー以外はクラスレベルMAX。


MAXまでレベルが行ったクラスの装備は他のクラスでも使用可能。

一度覚えたスキルはクラスレベルがMAXまで行ってなくても他クラスに転職した場合、使用可能。


まひるはサニーのクラスをハイエレメンタラーに置いてプレイしていたが、今回のイベントにより無理矢理クラスが《勇者》に置き換わってしまっている。


まひるのサニーの育成方針は後方支援型で、攻撃手段は遠距離攻撃の弓と魔法。

エンチャンター、エレメンタラーのクラスを履修することで四属性全ての初級補助魔法を習得することが出来る。


スキルの威力はプレイヤーレベルに比例し強化される。

その際、攻撃力だけでなく、バフ、デバフの効果にも乗算されてくるので、レベル50のサニーが使う補助効果は初級スキルであっても効果が大きい。


電神(デンジン)の扱いには精霊との契約から使役、操作に至るまで精霊との信頼関係と理解度が必要となる。

この数値はゲーム内では確認出来ない隠しステータスとして存在している。


まひるは電神の操作には精霊の力が必要ではないかと思い、早い段階でエレメンタラー、更には上級職のハイエレメンタラーになった。

実際正にその通りで、ハイエレメンタラーになり四精霊との絆を深めたサニーの電神アウマフはそれぞれの精霊の形態へと変形することが出来るようになった。


サニーの搭乗する電神アウマフの名前の由来は四属性を行使することから『アースウィンドマリンファイア』の、それぞれの頭文字から《アウマフ》とまひるが名付けた。

まひる自身は自分のネーミングセンスが単純だとは思っていない。


サニーは回復スキルが使えるクラスを履修していないため回復手段はアイテムのみになる。

プレイスタイルは「当たらなければやられない!」。


本来スキルの使用には『詠唱』が必要となり、『ダイタニア』ではそのスキル詠唱を決まった文字数で個人で好きに設定出来る。

クラスレベルが上がると詠唱に必要な文字数が減っていき、発動までの時間を短縮する事が出来る。

サニーの様にプレイヤーレベルが上限まで来ていると詠唱の文字数がかなり少なく、スキル名そのものまで短縮されてしまうこともある。

運営からは「これはバグではなく仕様」とのこと。

『バーチャルエクスペリエンス』でのプレイ時には詠唱は音声認識で行う。


まひるの趣味で、サニーはクラス毎に装備を変え、アバターの見た目にも拘るようにしているらしい。



四精霊(よんせいれい)】ダイタニアに存在する不可視のエネルギー

『ダイタニア』には四つの属性が存在し、魔法や、武器、電神などに強く結び付き力を与えてくれる。


地、水、火、風の四つの属性の特徴は以下の通り。


『地』…守護、耐性、魔力

『水』…補助、器用、知力

『火』…攻撃、体力、幸運

『風』…俊敏、回復、命中


ゲーム内では戦闘時の相性として、

地は水に強く、水は火に強く、火は風に強く、風は地に強いという四すくみの相関図が存在するが、

現状の《地球フィールド》において、その関係性が継続されているのかは未だ定かではない。


これらの属性がスキルやプレイヤーステータスに影響する。

例えば攻撃魔法職のソーサラーでは初期の契約属性を一つ選ぶ事が出来、火の精霊を選択した場合、《火球(ファイアボール)》や《魔法弾頭(マジックミサイル)》が使えるようになる。

その他の属性の攻撃魔法を使おうとした場合、それらの属性の精霊と新たに追加契約をしなければならない。


精霊との契約はダイタニアの各地にある『精霊の泉』を発見すれば契約することが出来る。

『精霊の泉』は一人のプレイヤーに発見されると消滅し、再びダイタニアの何処かにランダムで生成される。

その為、狙った精霊と契約するということが難しく、戦士職に至っては一つの属性としか契約は出来ない。

四精霊全てと契約する為にはエレメンタラーのクラスを履修する必要がある。



【アース】真面目な地の精霊

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

推定年齢:23歳 性別:女

身長:165cm 体重:53kg

髪型:ブロンドのポニーテールでカールしている

一人称:自分 地球名:球子(たまこ)

武器:巨大なランスと巨大な盾

備考:ゲーム『ダイタニア』内で、サニーと共に過ごしていた地の精霊が《地球フィールド》に人として顕現した姿。

その為ダイタニアでのサニー(まひる)の様子は十分に把握している。


性格は真面目で実直。

まひるの下に顕現した四精霊の中ではリーダー的な存在だが、四人に優劣はなく、見た目と落ち着いた雰囲気から皆に一目置かれている。


少し天然だが、本人は一生懸命なだけで、そのことは周りの者も周知しているのでいつも温かい目で見守られている。


情に厚いところがあり、不器用だが、そんなところをマリンには買われている。


使用スキルは地属性ならではの防御系スキルが多く、パーティーのタンク役をこなす。



【ウィンド】無邪気な風の精霊

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

推定年齢:14歳 性別:女

身長:148cm 体重:40kg

髪型:緑色のツインテール(結び方を変えることあり)

一人称:ウィンド 地球名:風子(ふうこ)

武器:左腕を変形させたボーガン

備考:天真爛漫でいつも笑顔でいることが多い。

四精霊の中では一番容姿が幼いこともあり、自ら皆の妹役を買って出ている。


パーティー唯一回復スキルが使え、中でもまひるに無限にMPを供給出来る《魔力分与(マジックパサー)》は強力。



【マリン】知的な水の精霊

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

推定年齢:16歳 性別:女

身長:153cm 体重:43kg

髪型:蒼色のサイドテール

一人称:僕 地球名:万理(まり)

武器:槍

備考:論理的な思考で最善と最良の結果に辿り着くまでの道筋をパーティーに提示出来る参謀役。


表情が乏しく口数も少ないので初見の人には勘違いされがちだが、内には熱い想いと冷静な判断力を含有する才女。


目的の為なら手段を選ばないこともある。

仲間の為なら非情な手段も用いて障害を排除しようとする面があり、常に物事の優先順位を考え、効率的に解決しようとする。

そんな思考に至ってしまう自分を少なからず嫌悪しているところがある。


スキルはバインド系やデバフ系に長けている。



【ファイア】勝気な火の精霊

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

推定年齢:18歳 性別:女

身長:160cm 体重:51kg

髪型:赤髪のボリュームあるポニーテール

一人称:俺 地球名:ほむら

武器:ロングソード

備考:粗野な言葉遣いと男勝りの豪気な性格。

本人も気性が荒いことを自覚しており、まひるに対する忠誠心が伝わるよう、誰よりも敬い「まひる様」と呼んでいる。


攻撃に特化したスキルが多く、自身の身体能力も四精霊一高い。


誰かと戦い、勝負することに喜びを見出す戦闘狂な一面もある。



電神(デンジン)】ダイタニアにおける操縦出来るロボット


電神獲得には精霊との契約後、フィールド上にて発見する必要がある。

その存在形態は様々で、古代の遺跡に祀られていたり、フィールドエネミーであったり、ダンジョン奥に隠されていたりする。


電神発見の際にパーティープレイで獲得したいプレイヤーが複数いる場合、誰か一人しか獲得することが出来ない。

『ダイタニア』では常にフレンドリーファイアが有効になっていて、PVPやプレイヤーキルも常時行える仕様となっている。


電神の扱いには多量のMPを消費する為、ステータスのMPの多い魔法職の方が長時間の運用に向いている。

MPの少ない戦士職のプレイヤーの場合、短期決戦などここぞという時に使用されることが多い。


[電神使用時の消費MP]

電神召喚…50

フォームチェンジ…30

電神の各スキル…20〜50

最終攻撃…120

搭乗可能時間…一分に付き10


例)電人を召喚し、五分戦い、最終攻撃を使用するには

50+50+120=MPを220消費することとなる。


魔法職を極めた場合の最大MP値が約500、

戦士職を極めた場合の最大MP値が約200であることからも、

電神戦はとても燃費の悪い戦い方だと言えるだろう。


『ダイタニア』では最大MP値の底上げをする為に複数のクラスを履修するプレイヤーが多く見られるのも特徴の一つだ。


召喚中に敵に倒されたり、プレイヤーのMPが尽きると、電刃は光の粒子になり消滅する。

MPを回復したとしても再召喚するには日付が変わらないと召喚出来ないという縛りがある。


まひるの場合、四精霊との結び付きにより、現在は電神のスキル使用と、搭乗中の経過時間によるMP消費はなくなっている。

この状態は本来ゲーム内では存在しない。


電神を召喚する際の詠唱も文字数制限があり、プレイヤーで決めることが出来る。

この詠唱はクラスレベルが上がったとしても短縮されることはない。

なお、現在アウマフなどに確認されている《フォームチェンジ》時に関しては召喚時の詠唱を省略することが出来る。



【アウマフ】サニーが操る電神

挿絵(By みてみん)

正式名はまひる曰く『アースウィンドマリンファイア』。

それぞれの頭文字を取り通称『アウマフ』と呼んでいる。


四精霊の呼び方もそれぞれのフォーム名からそのまま取って付けた。

まひる本人は別にネーミングセンスが無いとは思っていない。


その時に使役する精霊により、四形態にフォームチェンジが可能な、他に類を見ない電神。


『アースフォーム』

[攻:C 防:A 機:A 移:地S・水D]

地属性。四足の獣の様な姿で堅牢な装甲と頭部の巨大な衝角が特徴的。


最終攻撃(ダイナミックコード)は全身を硬化させ衝角で特攻し、直線上の物を削り貫く《流星破砕弾(メテオドーザー)》。


『ウィンドフォーム』

[攻:C 防:B 機:A 移:空S・地D]

風属性。鳥の様な姿で、アウマフの中で唯一飛行できる形態。


最終攻撃は半径300メートルに巨大なバリアを張る《天使の雨傘(アルケーシェルター)》。


『マリンフォーム』

[攻:C 防:B 機:B 移:水S]

水属性。人魚の様な姿で、水辺でないと召喚出来ない欠点を持つが水中戦の性能は随一の機体。


最終攻撃は相手を拘束し十の質問に答えさせ、間違った返答をすると相手を無条件に破壊する《海神十戒(モーゼテンタクルズ)》。


『ファイアフォーム』

[攻:B 防:C 機:B 移:地B]

火属性。騎士の様な姿で、アウマフの全形態の中で唯一の人型ロボット。

その為攻守ともにバランスが取れていて、サニーが電神で戦う時のメインフォームでもある。


最終攻撃は機体のリミッターを解除し、通常以上の機体性能を強制的に引き出す《内燃機関爆走(ゾーンオブレッド)》。

機体に多大な負荷が掛かるため長時間の使用は出来ない。作中ではサードギアまで上げたことがあり、セーフティは五段階、フィフスギアまで存在する。

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