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WITH Me

作者: 猫党

お久しぶりです。猫党です

深夜テンションで描いた作品です。

おかしいところがあるかもしれませんがあしからず

キャラクタ


東雲(しののめ) 幸枝(ゆきえ)


(かささぎ) (あまね)


勝村(かつむら) 由紀(ゆき)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【周 視点】


『彼氏いるよ。ガチで』

ベキッ、と心が折れる音がした気がする。

「ぐはっ」

思わず呟いてしまった。俺、鵲 周はたった今、砕けることが確定した。

今のでヒビが入った。

『告白は聞くけど、乗り換えるつもりはないよ。』

さらに追い打ちがかかる。

すでに折れているので、心が折れる音は聞こえてこなかったが

ダメージが入った。しかし、ここで引くわけにはいかない。

この気持ちは二年半温めてきたからせめて言うだけ言わせてもらおう。

『わかった。聞いてくれるなら、聞いてほしい』

『うん』

会話を終えて、俺は告白のための準備に取り掛かった。

―数日後―

結果は言うまでもなく玉砕だ。

告白が終わった瞬間は、心の痛みよりも肩の荷が下りたという

感覚のほうが強かった。それ以降あいつ、勝村 由紀とは話してない。

次の日、後輩の幸枝からメッセージが届いた。その内容は

『おはよう、今から部活。面倒だけど』

という内容である。なぜタメ語かというと、俺が許可したからである。

正直、今は返信する気が起きないのだが、後輩に非はないので

『おう、がんばれよ』

と返しておく。そのとき、何か引っかかったが。それは後引くことなく

どこかに消え去った。

振られてから一週間、まだ傷が痛むが自然と消えていくはずなので

今は大人しく過ごしている。

夕食後、由紀からメッセージが届いた。

『お仕事の話待ってます♪』

「―っ」

あの以降会話をしていなかったので振られた時のメッセージが嫌でも

目に入ってしまう。『彼氏がいるので、貴方を選ぶことはできません』

癒えはじめていた心に、じわり、じわりと痛みが広がる。

胸が締め付けられてうまく呼吸ができていない気がする。

目の前の景色がにじむ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

気が付くと、深夜三時を過ぎていた。メッセージには一応返信してあった。

「はぁ…」

俺はため息をつく、そして歯を磨いて再び眠りに落ちた。

しかし、深く眠ることはできず。休日にもかかわらず七時に

目が覚めた。スマホを見ると、後輩からメッセージが入っていた。

『今日空いてる?一緒に出掛たい。』

『いいよ。十時に駅な』

気分転換にちょうどいいので承諾の旨を送った。

すぐに既読が付いた。

『了解。ありがとね。』

さらにうれしそうに尻尾を振る犬のスタンプまでついてきた。

十時ちょっと前、俺は駅前にいた。特にすることもないので

ボケーっと納豆のオブジェを眺めていたら不意に肩をたたかれた。

「おはよう」

肩をたたいたのはコルセットスカートにブラウスという男を殺す

コーデに身を固めた幸枝がいた。

「おはよう。幸枝」

お互い運動部なので、下の名前で呼び合うことに違和感はない。

「今日は悩殺コーデか、どれだけ俺の脳ミソをいじめたら気が済むんだ」

と褒める。いつもなら、『気分だよ、そんなつもりはない。』

と冷たくあしらわれるはずだが今日は一味違った。

「そ、そう。ありがと」

幸枝は目をそらして、ぶっきらぼうに言った。

明らかに照れている。暫し無言の時が続いた。

「で、どこ行く?」

沈黙に耐えられなくなったので聞いてみると。

水族館に行きたいらしいので。切符を買って気動車に乗り込んだ。

キハ〇七のディーゼルエンジンの音との音が重なり、を奏でる。

「振られたって話、本当?」

幸枝が沈黙を破る。ダメージは負ったが幸枝になら話していいだろう

「まあな。結構ダメージ入ったぞ」

と返す。

その後駅に着くまで会話はなかったが、幸枝が袖の端を摘んで

離さなかった。駅を出て、水族館が運行しているシャトルバスに

乗り込んだ。バスから水族館までの道のりは特に何もなかった。

水族館に到着したので、チェックインを済ませる。今日は休日なのでとても

混んでいたはぐれたら面倒なので、静かに幸枝の手をつかんだ。

幸枝は驚いたのか、手を震わせていた。ふと、振り返ってみると

顔が紅潮していた。

「…見ないで」

その声はとても小さかったが俺の耳にははっきりと届いた。

暫し無言が続く。

「じゃ、じゃあ先に進むぞ」

返事はなかったが、俺の手を握っている幸枝の手が、ぎゅっと握りなおされた。

俺たちはまず、入場ゲート付近の限定展示に足を運んだ。展示内容は熱帯魚で

日本ではお目にかかれないような珍しい魚もいた。

幸枝の顔はまだ紅いままだったが、熱帯魚を楽しんでいるようだ。

次に足を運んだのは、この水族館で一番でかい水槽があるフロアだ。

様々な魚が混在していて、ある種の美しさを放っていた。

「わぁ…」

その迫力と美しさに、圧倒されたらしく幸枝の声が漏れていた。

油断したところで俺は幸枝の指の間に自分のそれを絡ませていく。

幸枝がやや遅れて気付いて、薄暗闇でもわかるくらいに顔を紅潮させて

手を震わせているが抵抗はされななかった。そのまま数十分、俺と幸枝は

水槽を眺めていた。

次に向かったのは屋外エリアだ。ペンギンなどの中型~大型の動物が

配置されている。

「おぉ…」

今度は俺がため息をついた。ペンギンを生で見たのは十数年ぶりなので

ペンギンの愛らしさを忘れていた。やばい、ペンギン特有の可愛さが溢れている。

「ふふっ」

隣から笑い声が聞こえた。いつもは画面のキャラクターばかり愛でているので

幸枝の眼には珍しく映っただろう。はにかむ彼女の顔は、とても眩しかった。

不意に心臓が鳴ったのは言うまでもないだろう。

このように楽しいことが続くと時間が過ぎるのが早く感じるらしく

いつの間にか時計の針が真上を指していた。

そこで俺と幸枝は持参したエネルギーバーを食べた。

ちなみに水族館でエネルギーバーを食べている奴は俺たちの他にいなかった。

エネルギーバーを食べ終えて見る物も無くなってきたので

イルカショーに向かった。

水族館でイルカショー。定番である、幸枝もうれしそうだ。

「ビニールシートどうする?結構水飛んでくるらしいよ。」

「いらない。その時は守ってね」

「断れないこと知ってて言ってるだろ。いいけどさ」

結局、ビニールシートは買わなかった。

並ぶのが早すぎたのか、中央最前列に通された。

「や、やっぱりビニールシート買っておけばよかったかも。」

「もう遅いらしい。」

会場の出入口からは、観客が続々と入ってきていた。今更戻ることはできそうにない。

俺も上着を脱いで、椅子の下に避難させておく。

そして、盛大なBGMと共にイルカショーが始まった。

この水族館は北関東~南東北にかけて有名なだけあって

イルカの練度はブルーインパルス並みだった。

ところでブルーインパルスで使用されているT-4中等練習機の愛称も

『Dolphin』である。

BGMに合わせてイルカやシャチがジャンプする。当然だが

中央最前列には水しぶきが飛んでくる。俺も幸枝もしぶきを浴びたことは

言うまでもないだろう。

やはり、楽しい時間というものはあっという間に終わってしまうらしく

キャストのイルカの中で一番大きいボスイルカがちょうど俺と幸枝の前で

大ジャンプをかました。

飛んできたのは水飛沫ではなく波だった。

「「わぷっ」」

二人そろってずぶぬれとなりショーはお開きとなった。

「最後のジャンプ、あれ絶対あそこの二人を狙ってたわよね。」

「そうだね、あれはイルカの計らいだと思うよ。」

中には察しのいい彼氏とクーデレ彼女もいたりいなかったり

「まさかこんなに濡れるとはな。大丈夫か――っ」

慌てて目をそらす。本能的に期待していたが、まさか起こってしまうなんて

思ってなかった。そう、幸枝のブラウスが透けていたのだ。

「~~~~っ」

幸枝も無言の悲鳴を上げる。ここで避難させた上着のことを思い出して

幸枝に渡した。幸枝は慌てて上着を着た。顔を紅潮させて

「…見た?」

俺、硬直。

「~っ」

再び無言の悲鳴が上がる。

ふと、周囲を見ると観客がいなくなっていたので、俺たちも慌てて退場した。

それから、特にすることもないのでに海岸を歩くことにした。

初夏の潮風はベタつかずかといってカラカラしてない

ちょうどいい温度と湿度を保っている。

「さっきは、その、ごめんな」

「………」

無視された。が、手をつないできた。

「今度からビニールシート買おうぜ。」

幸枝は頷いた。

「また、一緒に行ってくれるの?」

幸枝がこちらを向く。

「おうよ」

ニカっと笑って見せる。

俺が次に見た光景は急接近してくる幸枝の顔だった

刹那、唇に柔らかいものが当たる。


幸枝にキスされた。










【幸枝 視点】

いつからだろう、私は周に惹かれていた。

周とは学習塾で出会った。当初はただの楽観的な先輩かと思った。

しかし、悲観やネガティブな感情が多かった私に楽観やポジティブ

な感情を教えてくれた。悩みも聞いてくれた。

ただ、先輩も教えてくれないことがあった

それは、恋。

私が恋を知ったのは先輩の何気ない一言だ。

「好きな人に告白しようと思うんだけど」

と言われた時胸の奥がちくりと痛み、不安に駆られた。

他にも、どうすればいいかなど相談を受けたがすべて「知らない」で済ませた。

胸の痛みと言葉にできない不安で相談を受ける気にならなかったからだ。

寝る前に、ふと恋愛ものの小説を思い出した。それは児童向けの小説だったが

その小説にも同じようなことが書かれていた気がする。

本棚の奥にしまってあったその本を取り出して読んでみた。

やはり同じようなことが書かれている。

―そんなわけない。私があいつに、あいつに、こ、恋するなんて

だいたいあいつのどこがいいの?大雑把で馬鹿で、楽観的で、でも、優しくて

面白くて…

自分の気持ちを否定すればするほどその気持ちは膨らんでいった。

数日後、周にとっては悪い、そして私にとっては良いニュースが飛び込んできた。


周が告白して振られた。


通っている塾の先生から聞いた話だが、周は相当落ち込んでるらしい

私の頭をよぎったのは周が自傷行為に踏み込んでいないかだ。

周の左腕には痛々しいカッター痕がある。以前、ストレスで病んでしまって、自傷行為に

踏み込んだ。今でもはっきり見えるくらい傷は残っている。

そして次に来たのは安堵である、周が誰にも取られてなくて良かったと。

「…」

自分の気持ちを否定するのが難しくなってきた。やがて否定できなくなり、恋に気づいた。

ふと、私の頭のクリプトン球が灯った。

「落ち込んでいるなら、慰めて私に惚れてもらおう。」

親からもらった水族館のペアチケットの期限も近かったので早速メッセージを飛ばした。

『今日空いてる?一緒に出掛たい。』

 返事はすぐに来た。

『いいよ。十時に駅な』

「~~~~~っ」

うれしくて悶えた。つかさず返信

『了解。ありがとね。』

勢いあまってスタンプまで送ってしまった。

「何着て行こうかな~♪」

私がクローゼットから引っ張り出してきたのは

ワインレッドのコルセットスカートとブラウスという

男を殺しにかかるコーデだ。

「エネルギーバー持った。携帯持った。ハンカチ持った。ヨシ行こう。」

私はハイテンションで家を出た。

駅までの道のりで、電柱にぶつかりそうになったが何とか回避した。

駅に着くと、周がスマホを眺めていた。

「おはよう」

声をかける。

「おはよう。幸枝」

周はいつも通り優しく接してくれる。今までは何ともなかったのに今は

名前を呼ばれるだけで幸せになっちゃう。周は私のことを眺めて

「今日は悩殺コーデか、どれだけ俺の脳ミソをいじめたら気が済むんだ」

と言った。普段の私なら『別に。』と躱せるのだが

「そ、そう。ありがと」

嬉しさやら恥ずかしさやらが飽和して

躱せなかった。

そこから、しばらく無言が続いた。

「で、どこ行く?」

ここで私は心の中で、よくぞ聞いてくれましたと思っていた。

「水族館に行きたい。チケットはあるから」

その後、私と周は切符を買って、気動車に乗り込んだ。

私は初めて気動車に乗ったとてもいい、電車と違ってディーゼルエンジンの力強い音と

レールの音がうまく調和して電車とは違う趣を出している。

話題がなく沈黙が続いた。振られたか聞くかは憚られたが、本人から直接

聞きたかったので聞いた。

「振られたって話、本当?」

「まあな。結構ダメージ入ったぞ」

やはり本当だったらしい。もし私も、振られたら…と考えるととても怖い。

怖さのあまり、周の服の袖を摘まんでしまったが、拒否されなかった。

駅からの道中は何もなかった。

水族館に到着。チェックインを済ませて入場する。

休日だからか、とても混んでいた。ふと、私の手が何かにつかまれた。

見ると周の手が私の手をつかんでいた。私はびっくりして、手が震えてしまった。

さらに顔が熱くなっていくのを感じた。周が振り返ってこちらを見る。彼と目が合った

「…見ないで」

私が言えるのはそこまでだった。

「じゃ、じゃあ先に進むぞ」

周はそう言って遅すぎず早すぎず丁度いいスピードで私の手を引いていった。

周が最初に向かったのは、入場ゲート付近の限定展示である。

内容は熱帯魚、クマノミなどの王道種から日本ではお目にかかれないような珍しい

品種まで展示されている。

まだ顔は熱かったが、熱帯魚はきれいだった。

次に連れてこられたのは、この水族館で一番大きい水槽があるフロアだ。

大小様々な魚が混在しておりある種の魅力を放っていた。

「わぁ…」

声が漏れてしまった。油断したところで、周の指が絡んできた。

それは、自分の指を相手の指の間に絡ませる…いわゆる恋人繋ぎというやつだ

悲鳴は何と堪えたが、うれしさと、緊張と、恥ずかしさが混ざって

さっきよりも顔が熱くなってる気がする。

そのまま数十分、私と周は水槽を眺めていた。

次に連れてこられたのは屋外エリアだ。ペンギンなどの中型~大型の動物が

配置されている。

「おぉ…」

周のため息が聞こえた。きっと久しぶりにペンギンを生で見たのだろう。

いつもは画面のキャラクターばっかり愛ででいるので、ペンギンを見て頬が緩んでいる

周が少しおかしくて

「ふふっ」

思わず笑ってしまった。

楽しい時間は早く過ぎてしまうらしく、いつの間にか時計の針が真上を指していた。

私は周と一緒に持参したエネルギーバーを食べた。

周は再び私の手を引いて次の場所へ向かった。その場所は小さいスタジアム

のような場所で、とても大きなプールがあるらしい。そう、イルカショーの会場である。

「ビニールシートどうする?結構水飛んでくるらしいよ。」

「いらない。その時は守ってね」

「断れないこと知ってて言ってるだろ。いいけどさ」

いきなり恋人繋ぎを仕掛けた仕返しとして言ってやった。

周は、やれやれと呆れながらも拒否しなかった。

私たちは、並ぶのが早すぎたのか、中央最前列に通された。

「や、やっぱりビニールシート買っておけばよかったかも。」

「もう遅いらしい。」

ああ言ったのはいいが、いざプールを目前にすると不安になってきた。今からでも

ビニールシートをと思ったが、時すでに遅し。ぞろぞろと観客が入ってきてた。

今更戻ることはできそうにない。そして、盛大なBGMと共にイルカショーが始まった。

BGMに合わせてイルカやシャチがジャンプする。当然だが中央最前列には水しぶきが飛んでくる。いうまでもなく私も周もしぶきを浴びた。

楽しい時間というものはあっという間に終わってしまうらしく

イルカの中で一番大きいボスイルカがちょうど私と周の前で大ジャンプ。

それは水飛沫ではなく波だった。

「「わぷっ」」

二人そろってずぶぬれとなりショーはお開きとなった。

「まさかこんなに濡れるとはな。大丈夫か――っ」

周が安否確認するがすぐに目をそらしてしまう。視線を落とすと

私のブラウスが透けてしまっていた。

「~~~~っ」

恥ずかしさと不安で無言の悲鳴を上げる。

―今日の下着可愛くないんだけど!幻滅しないでぇ~

などと考えていると周が上着を押し付けてきた。慌てて着る。そして

「…見た?」

周、硬直。

「~っ」

恥ずかしすぎて再び声にならない悲鳴を上げた。

他の観客はすでに退場したらしい。あたりには私と周しかいなくなっていた。

最後に連れ来られたのは海岸だった。

初夏の潮風はベタつかずかといってカラカラしてないちょうどいい温度と湿度を保って

いる。

「さっきは、その、ごめんな」

周が謝罪する。でも周は悪くない、けど恥ずかしい。など返答に困り

どうしたらいいかわからないので手をつないだ

「今度からビニールシート買おうぜ。」

それには大いに賛成だ。頷いた直後、そこでふと疑問に思ったことが

口に出てしまった。

「また、一緒に行ってくれるの?」

周のほうを向く。返事は

「おうよ」

笑顔での肯定だった。

その笑顔はとても愛おしく、胸がキュンとなり、理性が暴走を始めて

刹那


周にキスをした。





【エピローグ】

周は押し付けられた唇の柔らかく温かい感触に目を回していた。

とても長く感じた一瞬が終わり唇が離れる。

「…まじか」

周は驚きのあまり言葉を失った。

「幸枝、一体どうしt―ッ」

再び唇を塞がれた。

そしてまた離れる。

「…好き。ずっと一緒にいたい」

そう言うと、周にぎゅっと抱き着いた。

「告白するって聞いたとき、怖かった。周が遠い所に行っちゃうんじゃないかって」

その声は震えていて、今にも泣きだしそうだ。

「もう自分に嘘はつけない。周、好き。どこにも行かないで。」

とうとう泣き出してしまった。周は

「幸枝、俺はどこにも行かないから、顔を上げて」

幸枝が顔を上げると周は優しくキスをした。また長い一瞬が終わり唇が離れる

「えへへ」

幸せそうにはにかむ幸枝。そこに優しく寄り添う周、ここに新たなカップルが誕生した。



この先もこの二人は幸せに過ごすのでした。




                             FIN

お疲れさまでした。

これで私の恋の供養は終わりです。

新しい出会いを探そうと思います。

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