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第2話 理解者

分からない人物名等ありましたら、まずは、導入部分をご覧ください。無いとは思いますが、もし、それでも分からないようならコメントでお送りください。気づき次第、お答えしますので。また、その他の質問も随時受付ています。


オレがパ-ティ-から抜けようとした時、「待ってください。」と声をかけてきたのは、シンシアだった。「アノス、パーティーから抜けちゃうの?」「あぁ。ルーギスにパーティーからの追放を宣告されちまったからな。シンシアは知らなかったのか?」「ルーギス、どういう事よ!」「シンシア、君にアノスの追放の事を言わなかったのは謝る。しかし、君もアノスの追放には、賛成だろう。なぜなら、君もアノス無しでダンジョンに行った事が有るのだから、知っているだろう。アノスが役立たずだって事は。」とルギ-スが言う。「いいえ。アノスは役立たずなんかじゃない!あの日より前は索敵や雑用以外に、アノスの役割が分からず、必要無いのではないかと思った事もあったわ。しかし、あの日に分かったアノスの役割は、敵の力を弱めたり、MPの消費を削減しつつ、敵は倒せるようにしたりと、全面的にパーティー全体のサポートをしていたの。そうでしょ、アノス?」とシンシアは言った。「無意識だったけど、役に立てていて良かったよ」とオレは答えた。「あの日は、アノスのおかげで、普段は、軽くなってた分をフル活用して私が頑張ったけど、あの日と同じペ-スなら持って一週間だと思う。だけど、私の負担が今まで以上に必要になり、疲れるだけだから、やる気は無いわ。」「優秀な子がここに入りたいって言ってるのは知ってるだろう。今の状態では無理だからアノスに出ていってもらうしか無い。」「そうなの。それなら、アノスと一緒に私も出ていくわ。最後に、あなた達に一言だけアドバイスしておくわね。アノスが居なかったあの日みたいに、強力な魔法ばっかりを撃ちまくってたら、すぐ魔力切れを起こすわよ。だから、相手に出来るだけ合わせる様にした方が良いわよ。私が出ていくという事とこのアドバイスは他の元パーティーメンバーにも伝えておいてね。さようなら。」「という事だから、これからもよろしくね、アノス!」「こちらこそよろしく。」こうして、シンシアも付いてくる事となった。


お読み頂きありがとうございます。

更に、高評価やブックマーク登録して頂ければ、とてもありがたいです。

第3話 寝床探し

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