プロローグ
処女作なので、極力、批判的なコメントは、お控え頂ければありがたいです。
今回と次回は本編に入る前の予備情報等のアニメでいう所のナレーション部分です。そのため、本編をすぐに読みたいという方は数日後に、またお越しください。
この世界は、ヒトと亜人の住む人間界、神族と天使族のいる天界、冥王の統べる冥界、思い残すこと無く亡くなった神族の楽園 精霊界、魔王の支配する魔族と魔物の国 魔界の5つの領域で構成される。人間界と天界の交流は、教会での神託や一生で5歳と10歳の2回のみ、教会で行われるスキルの付与等といった、一方的な物だけである。人間界の者は、生前の行いによって冥界と天界に振り分けられ、天界の者は、死後、心残りの有無で冥界と精霊界に振り分けられる。冥界のトップ層は、天界を左遷された神族である為、天界の神達との仲が悪いのは言うまでもないだろう。天界と魔界は、交流が無いが、人間界と魔界は、ダンジョンが小さい出入口となっているが、魔族やヒトや亜人等の魔力以外の物質が、体の構成要素に多く含まれている者が通るのは困難である為、ダンジョンには、9割以上が魔力で構成される魔物達しか基本的には、出て来る事は無い。魔法は、火、水、土、闇、光、氷、風、雷、無、強化、植物の11属性存在する。人間界では、ヒトを中心にスキルは強化が出来ず、教会で付与された物が全てで、それによって人生が決まるという考えが広がり、上位のスキルを持った者や大きな影響力を持つようになった教会が好き放題に暴れだすようになった。いつの時代も噂という物はある。最近、巷で言われているのは、2つある。1つは、天界のどこかに、数万年も前に大暴れをした邪神が封印されているという物である。もう1つは、20年前の勇者パ-ティ-は、今までで、一番強かったと言うが、魔王と、その四天王には手こずったという物だ。
次回、主人公紹介