IF.oの物語
初めての作品なので 誤字、脱字があったら教えてください
少年は目を覚ます
薄暗い洞窟の中で、もふもふな紫色の毛の中で、温かく優しい竜の中で
その竜の姿は、馬と同じ大きさ、スリムな四つ足、胴体は紫色の体毛で覆われていて、顔は鳥の嘴そのもので目は8個あり、右目が4つ、左目が4つが横に並んでいた。
少年はそのまま傍らにいる、竜に抱きしめながら涙を流しながら泣いていた。
竜は自分の体毛を動かし泣いている少年を包み込んだ。
竜は涙を流す少年の目を見た。
竜の黒色の目より、少年の目は深い闇に染まっていた。まるで虚無のように
竜は家族を失った少年を癒すために歌を歌い始める
竜『ビャアーー ビャアーーー アーーーー』
その優しい歌を聞いたのか、4匹の子竜が少年の側まで来ると、お父さん竜の 真似を始めた
1子竜『ビャー ビャーー ビャ』
2子竜『ビャアアア ビャアア』
3子竜『ビャーァア ビャァァー』
4子竜『ビャアァァ ビャーァァア』
少年は兄を助けられなかったことを後悔していた
少年は家族を失ったことを絶望していた
少年は自分が傷つけた人を謝りながら
少年は仲間を裏切った自分を✳✳ながら
少年は竜の歌を聞きながら持っていた笛吹き始める
竜の歌と少年の笛の音色が洞窟の中をこだまする
少年は知っている家族を失った悲しみを
竜は知らない家族を失った悲しみを
それでも彼らここで暮らす世界の終わりまで
書きたくて、書いた話です。