㊶ さわらぬ神に、多足り、ある?
「触らぬ」じゃないよ
けれど「障らぬ」でもないよ
”多足り”っていうのは、”適当な充足感”のニュアンスを醸しだせるかな?
っていう暴力的な挑戦だよ。意味は「ない」
「触らぬ神に祟りなし」
この世のあらゆる場面に点在している「神」と呼ばれるそれは
ピンチのときにやってくる、ヒーローみたいな存在だ
その多くの状況的に、『選択』とか『覚悟』とかを迫ってくる存在だから
「悪魔」とも呼ばれたりするけれど、その言い回しは「状況的に変わる」
でも「必ず助けてくれる」
なぜならもなく、事後処理的に、もっともらしく、唯一に真実を理解していると
他称しているからね
じゃあ”祟り”って何かな?
「神」とか「祟り」っていうのは
多分
”比喩的に”代替できる『便利なキーワード』
なんてったってフレキシブル、なんてったって変幻自在
極論、○○ですら、大体できる、そういう存在
あいまいなんだよね
結局、何が言いたいか、何を言いきかせたいのか
知ってると思うよ?でも『知りたくはないんでしょう?』
そのフレーズはね、嫌なことから逃げるときに、わりと最適な口実なんだよ