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プリズンα   作者: ジョーダ
1/1

~episode1~「プロローグ」

・・・・・・・・・・・・・・・

頬に当たる冷たい風で、俺は目を覚ました。

目の前に広がっているのは、見知らぬ景色、そこは草とコンクリート足元には機関銃やロケットランチャー等の銃器が転がっている、さらに足下には見知らぬ女性の死体が転がっていた。

 

何が起きたのか思い出そうと脳に電気信号を送る



・・・何も思い出せない・・・


そう・・・記憶喪失だった。俺が理解している事は、自分が特殊状況下に置かれていることだけ・・・・軽く絶望にとらわれながらも、記憶を取り戻そうと必死の努力を試みた・・・・

 

ダメだった・・・


結局自分の記憶を取り戻せないまま、ただその場に立ち尽くしていると、どこからか足音が聞こえて来た


そのまま、音がどんどん大きくなる。どうやら相当な人数のようだ・・・


そして、「いたぞ!」という大きな声が聞こえた。その声のする方を見る・・・・


そこに迷彩柄の軍服のような服を身にまとった謎の集団が現れその男達に囲まれた。


そして、謎の集団の一番後ろの方に立つリーダーらしき男が大声で叫ぶ



「目標確認!確保~!」


その声が聞こえた刹那・・・俺は4、5人の男に取り押さえられ、そして何者かに殴られ気を失った・・・











目を覚ます。そこは牢屋の中の様だった。やっぱり記憶は戻っていなくて、何故自分が裁判も無しにいきなり牢屋らしき場所に入れられているのかも分からない・・・・



(俺・・・何やらかしたんだろう・・・)



そしてもう一度、自分の名前や年、職業などを思い出そうと試みたが結局、何も思い出せず考えていても仕方がないと思い眠ることにした・・・・








目を覚ます・・・覚醒しきっていない脳に電気信号を送ってやりながら前を向くと、男の顔が目の前にあり、思わず声を上げて後ずさりをした。



やれやれと言った表情でその男が口を開く



「ったく、やっと目覚めたと思ったら人の事を化け物みたいに扱いやがって・・・収容者NO1242これに着替えろ・・・」



男はそう言い、先程の集団が来ていた物と告示している軍服のようなデザインの服を俺の目の前にドサッと投げ捨てた・・・・


「・・・この服は?・・・」





「ここの囚人服だよ・・・・」



そう言われここが収容所であることを再確認し、そして次に生まれた疑問をぶつけた。


「何故俺は記憶を失っている?そして何故ここに収容されている?」



すると男は困った顔をした後、何かひらめいた様に言ってきた。



「はあ・・・それに関してはこの地図に記された場所に行ってみろ、そうすれば色々と分かるはずだ・・・」



男はそう言い俺に地図のような物を渡し去っていった・・・・・









~「プロローグ」完~


最後までご覧頂きありがとうございました。まだまだ未熟者ですが頑張っていきますのでよろしくお願いします。

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