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四章 「三つの目」

高校二年生の神谷蓮は、アニメとゲームが大好きな、顔はイケメンだが無自覚な普通の少年だった。

そんな彼の願いは、ただ一つ――「異世界に行けたら面白そう」。

ある朝、いつものホームルーム中、クラス全員が眩い光に包まれた。

気づけば、教室は消え、目の前には女神と、知らない世界が広がっていた――。


ここは現実だ。ゲームじゃない。

そして、彼らの目的は「魔王討伐」。

戦闘スキルは派手な魔法や剣技ばかり。しかし、蓮のスキルは地味すぎる――。

「でも、俺は……生き残る術を知っている」


こうして、雑魚扱いされる少年の、単独サバイバルと異世界攻略が始まった――。





森の奥、蓮は慎重に足を進めていた。

ウルフサーパントを食べて体力を回復したものの、深い森は不気味な静けさに包まれている。


やがて、大きな洞窟の入口を発見する。

中に踏み込むと――背後の扉が大きな音を立てて閉まった。

「……出られない……?」

「マジかよ…」

冷たい空気と静寂が、蓮の背筋を凍らせる。


床に浮かぶ魔法陣が光り、闇が揺れる――その中から現れたのは、邪竜神ウロボロス。


「解析…鑑定…!」


名前:邪竜神ウロボロス

•種族:神話級ドラゴン

•特徴:魔力の元である魔素を自在に操り、魔法を吸収・分解して自らの魔力に変換

•弱点:首の下辺りにある心臓のみ鱗がなく、物理攻撃で損傷可能

•攻撃:火炎ブレス、尾の一撃、魔法吸収反射•特殊能力

•魔法吸収:飛んでくる魔法を自動で吸収

•魔力変換:吸収した魔法を自分の魔力として増加

•火の使用:広範囲に火炎攻撃

•戦闘スタイル:空中・地上を自在に移動、背後からの奇襲も得意



巨大な鱗に覆われた体。まともに食らえば即死。

火炎ブレスが洞窟を焼き払い、尾で地面を叩きつける。


「刃が……通らない……!」

物理特化の二刀流でも鱗の硬さは常識外。何度も斬るが、微かに傷がつく程度。


視界は揺れ、呼吸も苦しい。


心の中で、勝てない現実が押し寄せる。

誰も助けは来ない。勇者も仲間も、ここにはいない――


ドラゴンの攻撃は容赦なく、蓮は体を吹き飛ばされ、呼吸困難のまま地面に倒れ込む。

ドラゴンは炎のブレスを再び浴びせる…

攻撃が止んだかと思えば

胸元に迫る巨大な口――捕食される寸前。


「……終わり……か……」

視界が揺れ、血と火の匂いが鼻を突く。

誰も助けは来ない。





サーチアイが光り、首下の心臓部分を示す。鱗がない唯一の弱点。

「ここしか……ない……!」

倒れたまま、力の限り短剣を握り、心臓を突き刺す。


ドラゴンはのたうち回り、魔素が暴走。火と光の渦が洞窟を包む。

蓮は吹き飛ばされ、血まみれのまま床に横たわる。




倒れたドラゴンの体内から取り出せるのは――

•魔素袋(体内臓器。直接触れると魔力中毒で死ぬ危険性あり)

•邪竜の目(使用すると額に第三の目が発現)


蓮は邪竜の眼を取り込み

額の第三の目を起動する。


•魔力吸収耐性:魔法攻撃や魔素によるダメージを軽減

•魔素利用:魔物専用の魔素を取り込み、魔法や特殊能力として使用可能

•攻撃力・防御力の大幅

•言語理解・会話:魔物の言葉を理解し、会話が可能


「今の俺なら、これ食えるのか…?」

光る瞳が魔素の濃度と危険度を可視化する。


「なるほど……これなら安全だな……」

魔素袋を慎重に取り出し、調理する。





体内に魔素が染み渡る瞬間、全身に力がみなぎる。

攻撃力・防御力が大幅上昇。魔素を魔法として使えるようになり、魔法吸収耐性も付与される。

さらに第三の目により、周囲の魔物の言葉を理解できるようになった。


「……これが……神話級の恩恵……か」

瀕死で倒れた体を支えながら、蓮は額の目で周囲を観察する。





洞窟内に静寂が戻り、炎の匂いだけが残る。

蓮は額の目でウロボロスの残骸を確認し、慎重に解体作業を開始。

その後、調理された魔素袋を味わいながら心の中で呟く。


「……俺だけが、生き残る術を知ってるんだな……」


神話級の魔物を倒し、瀕死の状態から恩恵を得た瞬間――

蓮の“生存術”は、他の誰にも真似できない領域へと進化していった。



 

ここまで読んでくれてありがとう!ウロボロスを瀕死ながらも撃破…これより強いであろう魔王の存在…

次も見てくれよな!

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