表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『二条天皇の御時、にせプレスマンの怪のこと』速記談1097

作者: 成城速記部

 二条天皇の御代、にせプレスマンが都中に満ちあふれ、群がっては、しきりにあらゆる人の言葉を書きとめていた。そればかりか、何万本のうちの二本が、互いに争って、紫宸殿の殿上に落ちてきて、天皇のひとり言を書きとめようとしたので、これを捕らえて、獄舎に入れさせたという。この怪異があったことがきっかけで、二条天皇はこの月のうちに御譲位、翌月崩御あそばされたとか。



教訓:二本のにせプレスマンが紫宸殿に落ちてきたのを、二条天皇親政派と後白河院政派との争いに見立てる研究者もいるが、パロディーの世界にそういうことを持ち込むのはどうかと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ