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証拠(仮題)  作者: 戌山卓
五月めぐみ
22/24

めぐみ 6

 今、私は涙が住むマンションの共有部分にいる。外階段に身体を隠しながら、二人が来るのを待っている。


 店を出た、というメッセージが15分ほど前に届き、あと数分で自宅に着く、というメッセージが再度届いた。私はスマートフォンのカメラで階段から部屋の入口がばっちり撮れる位置に待機した。


 一台の車が近づいてきた。マンション前にタクシーが停まり、男性と女性のカップルらしき二人組が出てくる。裕太郎とルイだ。涙が先頭を歩きマンションのエントランスに入っていく。エレベーターで涙の部屋の階まで上がってくる。エレベーターのドアが開く。手を握り合いながら歩く裕太郎と涙。


 涙の部屋のドア前まで二人は歩いていき、涙がカバンから鍵を取り出す。ドアを開け裕太郎と涙は中へ入っていった。私の手の中には浮気相手の部屋に入っていく夫の写真がはっきりと残っていた。これで離婚できる。私は心の中で笑っていた。

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