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証拠(仮題)  作者: 戌山卓
羽田涙
14/24

涙 8

ルイはルックスもいいし、簡単な受付業務なら絶対大丈夫よ。それにほとんどここなら定時で帰れるし」


 めぐみさんのツテで紹介してくれた派遣会社では、丁度とある会社の受付業務ができる登録者を募集していたため、私はそれに応募することとした。あっという間に採用の連絡が来て、簡単な研修を受けた後に仕事を始めることとなった。


 新しい職場でうまくやっていけるかは不安があった。とはいえ、正社員ではなく派遣社員ということもあり、気持ちは少し軽くなった。しんどかったらすぐにここもやめてしまえばいい、そんな気持ちで取り組むこととした。


 受付業務はほとんど残業がない。日中の所定の時間帯が過ぎれば、後は少しの事務作業をすれば退社することができる。ときには19時くらいに退社することもあるけれど、終電前まで働くことはあり得ない職場だったため、安心して働くことができた。


 あまりお金を稼げるタイプの仕事ではなかったが、人と日々接する受付業務ということもあり、だんだんと周囲に慣れていった。いつの間にか、仕事を楽しめる余裕も出てきたのを感じている。


 ただ、この受付の仕事をしていると、色々な人に会うせいか、変わった人が世の中にはいることも知った。受付の業務をしているのに、連絡先を聞いてくる男性、食事を誘ってくる男性など、この会社というか、このビルに勤務する男性はそんなことをしていて大丈夫なのだろうか、とふと思う。時々そんなことを考えながら日々の仕事をこなしていた。

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