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証拠(仮題)  作者: 戌山卓
羽田涙
12/24

涙 6

 あるとき、高校のときにお世話になったバイト先の先輩から連絡が入った。


ルイ、久しぶり。元気してる?またご飯行こうよ~」


 底抜けに明るい元バイト先の先輩・五月サツキめぐみさん。なんだか懐かしくなって涙がぽろぽろと落ちる。どうしよう。今の私はとても人に会えてまともに話せる精神状態じゃない気がする。でも。


 当時のバイトをしていた頃を思い出す。3つ年上のめぐみさんは当時大学生だった。当時相当なコミュ障だった私に丁寧にバイトの内容を教えてくれた。待機時間や休憩時間は一緒に談笑して時間を過ごした。めぐみさんのおかげで私のコミュニケーション能力は著しく改善したといっても過言じゃないほど、めぐみさんは話をしたり、私から話を引き出すのがうまかった。


 たしか、めぐみさんは大学卒業後、就職してその後結婚したんだったかな。何年か前のやり取りをふと思い出す。懐かしい気持ちが心の中に広がっていく。


 うつ状態で誰とも会いたくない、という思いが常にあったが、めぐみさんであればもしかして……立ち直れるきっかけになるのではないかなとふと思った。私は思い切って、めぐみさんと会うことにした。


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