オマエ誰だ? 俺たちに全く似ていない!
俺は、ある村に辿り着いた。
そこには、“みんな同じ顔の人間がいる!?”
男女関係なく、みんな同じ顔!
ここは一体!? どんな場所で何故みんな同じ顔なのか!?
彼らは俺を見るなり、不思議そうな顔で俺を見てくる。
『お前は、何処から来たんだ!』
『地球人なのか?』
『こんな種族見た事ないぞ!』
『お前は、俺達に何をする気だ!』
『みんなコイツを捕まえろ!』
【ウォー―――――!!!!】
俺はあっという間に、彼らに捕まってしまう。
俺は、何かに感染してこんな顔になったんだと話しているようだ。
言葉は、“何語”なのか分からない。
それでも、何となく意味が分かる。
俺は、ジェスチャーで助けてほしいと何度も頼んだが、俺は彼らが
動物を捕まえる時に使う檻に入れられる。
どうやら? 俺は彼らに喰われるらしい。
“人食い族”という民族が居る事は知っていたが、まさか!?
彼らがそうだとは思わなかった。
・・・俺は次の日の夜。
彼らの前で、炎の中に大きな木で吊るされて豚のように木で編んだ
紐で縛られてまる焦げになれそうになった。
そこに、この村の村長がやって来る!
【コノヒトヲ コロサナイ ヤメナサイ】
【エェ!? ソンチョウ ナゼ コノ ニンゲン コロサナイ?】
【カレハ ヨソカラ キタ ライキャクダ!】
【ライキャク?】
【ミンナデ カンゲイシヨウ!】
【イワイ?】
【イワイダ!】
【イワイ イワイ カンゲイ カンゲイ】
【マツリダ!】
【マツリダ! マツリダ!】
俺は、間一髪のところでまる焦げから助かる。
全て! 村長のおかげだ!
でも? どうして村長が俺を助けてくれたのか?
『スマナイ アブナイ トコロダッタ。』
『ありがとうございます、村長! でも? どうして俺を助けて
くれたんですか?』
『ワタシガ ワカイトキ キミノヨウナ ニンゲンガ イルトコロニ
イッタコトガアル。』
『・・・村長が!?』
『ソノトキ キミノヨウナ ワカイオトコニ タスケテモラッタ。』
『そこで俺の国の言葉を覚えたんですね?』
『アァ、』
『本当に助かりました! でも、どうしてみんな同じ顔なんですか?』
『“近親相姦だ!”』
『なるほど、それで同じ顔なんですね!』
『アァ ソウダヨ!』
『その答えに、納得しました。』
『キミハ マタ モトノ バショニ カエルノカ?』
『はい! それにしても、ココは原始的な村なんですね?』
『ソウダナ ココハ セカイデ イチバン ゲンシテキナ バショダ!』
『俺はこの村の事は、誰にも言いません! 絶対に約束します!』
『アリガトウ キョウハ アサマデ タノシモウ!』
『はい!』
俺は、この村の人からお酒をすすめられドンちゃん騒ぎをして
村の者は踊り狂い、俺を歓迎してくれた。
俺は酔いつぶれ、何時間俺は眠っていたのだろう?
次に目を覚ますと? 俺はこの村に行く前の村のホテルに泊まっていた。
・・・この村の事を俺が話すと?
誰も俺の行った村の事を知らないと話した。
俺はもうそれ以上、何も言わなかった。
そして、俺は自分の国に帰る事にしたんだ。
今、思えば? 本当に俺の見た村はあったのだろうか?
夢だったんじゃないのか? ふと、そんな事を考える。
それでも、俺があの村に居たとはっきり言えるモノがある。
あの村で貰った、小さな人形を俺が持っていた事。
あの村の小さな男の子が、俺にくれたモノだ!
俺は確実に、あの村に行ったという証拠を俺は持っている。
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