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「第三話」 突破


 燃え盛る街の中で、ミコトとエマは状況を把握する。

 現状の選択肢は二つあり、このまま逃げ回るか、機械達の包囲網を突破するかのどちらにするかである。


「……エマさん、それで選択肢は二つあるんですけど、どうしますか? このまま街を逃げ続けるか包囲網を突破するかなんですけど?」


 ミコトはエマにどちらにするか確認するが結局の所、選択肢は包囲網の突破の一つしかないようなものだ。

 このまま街に残って逃げ続けたとしても、炎に焼かれるか、歩行型ロボットアンリの銃弾に倒れるかのどちらかだろう。


「はっきり言って、私はこんな場面に遭遇したことないから……ええと、ミコト君だっけ? あなたに任せるわ」


 エマは災害など、軍事行動に対しては全くの素人であり、それならばと思い、この場はプロであるミコトに任せた方が少しでも安全であり、ベンチで寝かせている少女の生存確率も上がるだろうと思ったのだった。


「ありがとうございます。そういってもらえると僕もありがたいです」


 と言ってもミコトはどうすればいいか非常に悩んでいた。


 自分とエマの二人だけなら、難なく包囲網を突破できる。


 そのまま包囲網まで行こうが、敵と認識されていないから素通りして終わりである。

 

ただエマが保護している、少女が問題で、敵と認識されているから近づいた瞬間に蜂の巣にされて終わりだろう。


「どう動けばいいかな……?」


 少し悩んでいると、状況を察してか、エマがこちらを不安げな眼差しで見ている。


 ミコトは保護される方を不安にさせるなどと、警察機構に携わるものとして失格だと恥じて、少しでも確率の高い方法を模索しなければと逡巡した。


 地上がダメなら空はどうだろうか……ミコトは空を見上げて、その考えを否定しようとしたが、大量に浮かぶドローンを見て、閃いた。


「……いけるかもしれない」


 その為には二つの問題があった、一つは問題がないだろう。


 だが、もう一つは非常に問題がありミコトはエマの方を見て、これから聞くことを頭に浮かべて怒られませんようにと天に願った。


「エマさん、二つお聞きしたいことがあるんですけどいいですか?」


「いいけど、何かな? あまり時間もないようだし、早くしないといけないんじゃないいの?」


 エマも少し焦っているのか、少し刺がある態度でミコトに接した。


「エマさんは、コンピュータのハッキングはできますか?」


 機械に支配されている、この時代でハッキングのスキルは、ほぼ全ての人が習う技術であり、エマも習得しているはずだった。


「ええ、できるわよ」


 コンピュータのハッキングはエマも習得しており、問題はなかったが、次に聞くことが問題であるが、ミコトはエマに視線を合わせて真剣に聞いた。


「…これが重要なんですが……エマさんの体重は何キロでしょうか?」


「……」


 ミコトの言ったことをエマは理解できなかったのか、少し沈黙して、言われたことの意味を理解したのか、ミコトの頬を少しつねった。


「……ミコト君は状況をりかいしているのかな、私の体重を、どうすれば包囲網の脱出につながるのか教えてほしいんだけど」


 エマは額に青筋を立てながら、ミコトの頬をつねる手に力を入れていく。


 「痛い!! 痛いです!! ほっぺが赤くなっちゃいます!! 結構本気でやっていませんか?」


 ミコトはエマに抗議しながら、エマの手を放そうとしたが、ミコトの抵抗も空しくエマはミコトの頬をつねる手を離さなかった。


「……それで、どうしたらこの切羽詰まった状況で、私の体重が気になるのか、お姉さん教えてほしいなあ?」


 どうやら、ミコトはエマの地雷を少し踏んでしまってしまったらしい、


「分かりました。言いますから取りあえず、離してください」


 ミコトの抗議は聞いてもらえたのか、エマはようやく手を離してくれた。


「…いいわ。聞くだけなら聞いてあげる」


 ミコトがあまりにも必死な様子だったのか、エマは嘆息してミコトの方に耳を寄せた。


「……実はですね」


 ミコトはエマに近づかれて説明しようとしたが、まず最初にミコトが感じたのは女性特有の甘い香りが鼻孔を刺激し、次に胸にある、豊満な膨らみを凝視してしまった。


(…エマさんの、胸って大きいな…女性の人って皆こうなのかな…)


 ミコトはエマの胸をじっと見続けていた。

 青年で男ばかりの場所にいたミコトには、すこし刺激が強すぎたのかもしれない。

 彼女に気づかれないように、頭を振りかぶり煩悩を捨て去り、ミコトはエマの耳を拝借して説明した。


「……実は、これこれこういうわけでして、エマさんのハッキングの技術と体重を知りたいんですけど」


「……ええー!? そんなことできるの?」


 ミコトから、作戦を聞かされたときエマは半信半疑で信じられないといった表情でミコトの方を振り向いた。

「理論上は可能です……ただそのためにエマさんの体重をお聞きしたくて……よろしいでしょうか?」


 エマは両腕を組んで、少し顔を赤面させて言った。


「……私の体重は…4●…です」


「なるほど、『4●』ですね、それなら大丈夫です」


 ミコトは真面目な性格なのか、余計なことを復唱してしまい。


 エマにまた頬をつねられていた。


「……何をするんですか……僕は間違ったことは言ってないつもりですけど」


「…なんとなく、デリカシーがないと思って」


 ミコトはそんなことはないと思っていたが、エマの小綺麗な顔と黒い瞳を見つめた後に目線を下ろして、彼女のふくよかな胸を見て疑問をぶつけた。


「…その、エマさんって胸大きいですね……その重くないんですか?」


 ミコトはまだ、大人になり切れていないのかアウトな発言だった。21世紀だったら、セクハラ発言でミコトは訴えられていただろう。


 この発言には、さすがのエマも我慢できなかったのか、額に何本もの青筋を浮かべてミコトの頬を思いっきりつねった。


「ああ!! いい痛い!! 頬っぺたが取れちゃいますぅぅぅ!!


「…本当にデリカシーがない。ミコト君、今いくつ?」


 エマはいい加減に呆れたのか、嘆息してミコトに向き直った。


「僕は、今年で18です」


「…はぁ、そっかその年齢じゃ、しょうがないか。今まで女の子に免疫ないんだもんね」


「はい。ないですね。ちなみにエマさんはおいくつなんですか?」


 ミコトがエマに尋ねると、彼女はミコトが年下と分かるとすこしだけ偉そうにして。


「私は、19になるかな。君はデリカシーがないから、女の子と接するときに気を付けるんだぞ」


 ミコトはエマの言葉に、少しむっとしたが、自分が悪いと思ったのか、そろそろ脱出の準備をしようと気持ちを切り替えた。


「時間も差し迫っているので、そろそろ気持ちを切り替えていきましょう。まずは車の調達からです」


 ―――

 ――――――


時刻は午後4時前にもなろうかという時間だが、以前として街は燃え盛り町全体は周囲に太陽が顕現したかのような紅蓮の暑さと熱によって揺らいでいた。


 普通の人間なら、この暑さによって嘆息しようものだが、街を包囲しているのは人間ではなく機械だった。


 歩行型ロボットアンリと空を埋め尽くす偵察用飛行型ドローン・ドロロが生き残った人間を殲滅すべく包囲を狭めていく、その中の一角で包囲を突破できそうな部分にミコトとエマは希望を見出し動いていく。


 ミコトは大型トラックに乗り込んで、隣にヒカルを座らせてシートベルトで座席を固定し、その上に枕やら座布団を乗せて、これから行うことに少しでも衝撃が柔らかくなるようにして、後ろのコンテナに乗って作業をしているエマに注意を促す。


「さて行きますよ……しっかりとつかまっててくださいね」


「ちょっとまって!! 私はまだハッキングが終わってないんだけど」


 エマがコンテナの中で作業をしているが、お構いなくミコトは大型トラックの電子キーを回して、エンジンを始動する。


 機械文明が浸透した、この時代に置いて鍵と言った概念はなくなっており全てが生体認証か、電子キーによる認証となっていた。


 その中でもミコトは警察組織に所属しており、どんな車の鍵でも開けられる、超法規的な処置の施されたマスタキーというものを授けられている。


「おはようございます。ミコト少尉……本日はどういったご用件でしょうか?」


 トラックに備え付けられている、簡易的なプログラムAIが動き、ミコトに挨拶をしてくる。


「…AIプログラムに命令する。今からこの大型トラックの運転を全てマニュアルにして、僕に全権限を委ねろ」


 時間がないのかミコトは簡潔に要点だけをプログラムに伝えた。


「……畏まりました……ミコト少尉はその年齢にして大型免許の資格も持っているとは流石ですね」


 プログラムは、ミコトが切羽詰まっているのか分からないために律儀にお世辞を言う


「……お世辞はいい、早くドライブモードをオートからマニュアルにしろ!!」


  22世紀の車は20世紀と違い、全てが自動で動いており、免許というものは、ほぼ必要なくなっていた。


 人が車に乗り、AIに目的地を伝えれば後は、プログラムが最適な道筋で事故なく連れて行ってくれるというものだった。

 だが一つ欠点があり、現在のミコトのような緊急事態の時はAIプログラムは約に立たなくなり、その為に人間が自身で動かすマニュアルモードが存在するのだった。

 そのためには免許の資格が必要であり、そうしなければAIプログラムのロックを解除できない仕組みになっていた。


 ロックを解除したミコトは周りの状況を見ながら、運転席のハンドルやシフトレバーがマニュアルを示す緑色に変わったのを確認すると、すぐにシフトレバーをドライブにしてアクセルを踏み込んだ。


 いきなりアクセルを踏み込んだのか、急激な加速によりシートに体が貼り付けられる感触をミコトは味わい、コンテナからは物がひっくり返ったような、激しい音が聞こえた。


「コラー!! ミコトー!! 安全運転って言葉しってるー?」


 後ろからエマの抗議の声が上がるが、そんなものに気を取られている場合ではなく、運転に全神経を集中させないといけなかった。

 このままアクセルを踏み込み、最低でも時速80キロは出さないと、包囲網を脱出するとこまで前進はできないだろう。


「エマさん!! ハッキングは終わりましたか? ハッキングが終わっているなら、このまま突っ込みますが準備はよろしいですか‼?」


 ミコトは徐々に加速しながら、後ろのエマにもう終わったかと尋ねる。


「いいわ!! こっちは完了したわ!! ミコト君お願い」


 エマの報告を耳に受けて、ミコトは覚悟を決めて、大型トラックのアクセルを踏み込みスピードメータの表示を80キロ以上まで持っていく。


「…90…100…行きますよ!!」


  時速100キロ以上まで加速した、大型トラックは包囲網を形成している、鉄の群れに突っ込んで高速の矢となり穴を空ける。


 稲妻が落ちるほどの轟音が大気に響き渡り、凄まじい振動と衝撃が運転席にいるミコトに走る。


 ミコトはその衝撃の中でも、隣にいる自分の身長の3分の一程しかない、隣に座る少女ヒカルの心配をしており、その子に覆いかぶさり、少しでも衝撃を和らげようと努力した。


 凄まじい音と衝撃で耳鳴りがミコトの頭に鳴り響いており、耳鳴りがまだ収まらないが、ミコトは態勢を整えようとしていると―――流石に今の衝撃で目が覚めたのか少女と目を合わせた。


「…う…ん…おじさん誰?」


 まずは少女にケガがないことを安堵しつつ、


(…おじ…さん)


 ミコトはおじさんと自分を呼んでくれたヒカルに自分はまだ10代だと言いたくなりそうになったが、まずは大人しく自分に付き従ってもらうことが最善だった。


「…ここは何処? ヒカルはお姉ちゃんと一緒に公園でお昼寝してたのに…どうしてここにいるの?」


 少女であるヒカルは当然のように疑問を掲げながら、自分を抱きかかえているミコトに問いかけた。



 ミコトは少女であるヒカルにも分かるように簡潔に答え。

「僕は警察で、貴方を保護しに来ました。すこし危険な事態になっていますが、僕に少しの間、

つかまってもらえませんか?」


 こんな少女に、事態を理解してもらうのは酷だが、仕方がないとミコトは、自らの不甲斐なさに歯ぎしりをしながら説明をした。


「……おじちゃんにつかまればいいの?」


「はい。おじちゃんの背中に掴まってください」


 ミコトはしゃがんでヒカルに背中を差し出して、おんぶするような形になる。


「……よいしょ」


「苦しくはないですか?」


 ミコトはヒカルをおんぶした背中を縛り、固定した。


「…うん。おじちゃんの背中広くて暖かい」


(…僕は、おじちゃんじゃないんだけどな)


 ミコトは心の中で、皺を寄せて少女の言葉を訂正した。


「怖いと思いますけど、僕に必死に捕まっててください」


 ミコトも戦闘経験は何度もあるが、ここまでの馬鹿な経験は早々ないと言っても過言ではなかった。

 ミコトは少女を背中におんぶしながら、数千~数万の機械歩兵であるアンリに突撃するとは自身の馬鹿さ加減に呆れた。

 準備が整うと腰に付いた鞘から、大太刀草薙を引き抜いて、ドアを蹴飛ばして勢いよく飛び出す。


 ミコトは勢いよく飛び出してアスファルトの道路に着地した。

 ミコトの着地した先には歩行型ロボットアンリの丸い瞳が赤く発光しており、自身を敵と認識していることが分かる。


 アイザック・アシモフのロボット三大原則になぞるなら、ロボットは人間にえ危害を加えてはならないとあるが、それは彼らロボットに危害が加えられていない状態が原則である。

 ロボット達は自分に危害が及ぶ場合は、自身を守るために人間に危害を加える事も許されている。

 その結果、本来、危害を加えられる事のなかったミコトは歩行型ロボットアンリの敵対認識となり。


 群体をなしてミコトに襲い掛かってきたがミコトに取っては問題なく。


 何十~何百体もの歩行型ロボットアンリが、横半分に両断されて、配線をバチバチとショートさせながら、沈黙しているが、いくら数を減らそうとも機械の群れは勢いを減らさなかった。


 それよりも生き残りが、ミコトのいるところにしかいないとネットワークを通じて知ると喜々として集まってきていた。


「…排除…排除…排……除」


 銃弾を躱し、火炎放射をいなしながら、突き進んでいくが、あまりにもの数の多さに、いい加減ミコトも辟易してきていた。


「しつこい!!」


「……おじちゃん」


 ミコトの背に乗せている小さな命が、恐怖と不安からか、ミコトの掴んでいる服に力をギュッと込める。


「大丈夫ですよ……もうすぐお姉さんが来てくれますから」


 ミコトは焦燥を感じながら、エマの到着を待っていた。

 流石にミコトが最新式のアンドロイド型と言っても、限界がある。

 精神的な疲労からか、握っている大太刀が異様に重く感じられ、背中の少女を気遣って、全力を出せない自分にも腹を立てていた。


(…怒りよりも…自分の不甲斐なさに腹が立ちます…僕が今まで自分がしてきたのは、何のための訓練なんですか‼…機械でも人を救えることを証明するためじゃないんですか‼) 


 自分を叱責して機械でも人を救えるのだと言い聞かせて感情を爆発させて、草薙を振るう。


 「うおおぉぉぉー‼」


 ミコトは突破口に穴を空けて突き進んでいくが、疲労は限界に近く終わりは近かった。

 周りを数千の機械に囲まれて、四面楚歌の状況まで追い込まれると、ミコトは観念したのか、今まで銃弾に当たらないように緩急をつけて縦横無尽に動いていた動きを少し緩ませた。


「…あのねヒカルは大丈夫だから、おじちゃんだけでも…」


 ミコトは自分に命を預けられている、ヒカルに心配されたが有無を言わさず無視した。


「これから、全力で動きますから、しっかり捕まっててくださいね……」


 ミコトは後ろを振り向いて少し笑うと―――後悔するぐらいならと思いリミッターを解除して、背中を気にせず全力で戦うことを決めた。


(…リミッター解除まで…5…4…3…『おーい!!』

 ミコトがリミッターを解除しようと思考して、全力で解除しようとした時に、エマの叫び声が聞こえた。

 

 覚悟を決めた表情から一転、ミコトは希望に満ちた表情をして空中からドローンに吊られながらも、こちらに迫ってくるエマに文句を言った。


「エマさん!! 遅いですよ!! こっちはもう限界です!!」


 ドローンで物を運ぶというのは、21世紀でもあった発想であり、ドローンタクシーというものもあり、ドローンで人を運ぶという発想は、今の時代を生きる人に取っては誰にでも考え付く発想であった。

 しかし人間を軍用の偵察飛行型のドローンで運ぶというのは、危険すぎて誰もやったことないために危険極まりない行為でもあった。

 ミコトはリミッターの解除を止めて、迫りくる歩行型ロボットアンリを両断して、エマと空中の車線軸が重なるように動いていく。


「だって、しょうがないじゃない!! こっちだって、一杯一杯だったんだから!!」


 ドローンに吊られながらも、エマはミコトに抗議する。


「まあいいです……もう少しでエマさんと僕の車線軸が重なるので、準備はいいですか!?」


 ミコトは大きく声を張り上げ、空中の車線軸が、あと数秒で重なるエマに確認する。


「こっちは、大丈夫!! そっちは!?」


「…大丈夫です‼ 行きますよ」


 ミコトは両手から一瞬得物を離すために、辺り一帯の歩行型ロボットアンリを薙ぎ払い、ヒカルを固定している背中の紐を外して、少女を両手に持つ。


 「ひかるちゃん、ゴメンね。これからちょっと無茶するからじっとしててね…」


 ミコトを信頼しているのか、ヒカルは少しだけ頷く。


 「うん」


 エマとミコトの車線軸が空中と地上で重なり、二人の掛け声が重なる。


 『……1…2…3‼』


 二人の息を合わせた呼吸と共に、ミコトがヒカルを空中にいるエマに優しく投げて渡す。


『よし‼』


 ミコトは空中を飛行しているエマの高度が少し下がったのを確認して、エマがヒカルを空中で受け取ったのを見て、自分から標的をヒカルとエマに変更したアンリの妨害をした。


「…さてと、お守りもなくなったので、ここからは容赦なく皆さんの邪魔をさせていただきますよ」


 空中にエマ達を追っているドローンもいるが、既に距離が離れているために速度もついているために問題ないだろう。

 後はミコトがどうやって彼女たちに合流するかの考えるだけだった。

 

 


 



 

  

小説は一週間以内の投稿を目途に頑張っています。

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