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式紙使い候補生、挑む。  作者: 久々椚
第一章  御符学
17/26

十五  特訓



 昨日の朝も早かったが、今朝は、それにも増して早い。寮内はまだ静まりかえっている。

 

 この時間に寮を出れば、学校に着いた時、校門はまだ閉まっている。昨日の登校時間でも開いていなかったんだから。

 だが、晃一はあえて、開門前の登校をめざした。堀に入る前に、しっかりと心の準備をしておきたい。

 

 セルフサービスの食堂での朝食は当然一番乗りだったし、朝食を終えて食堂を出ても、廊下に生徒の姿はまだ見えない。自室を出る時には忍び足だった。同室の七松は目覚めてさえいない。

 

「おはよう。早くからごくろうさん。がんばってるねえ」


 事務室から手を振るおじいさんに見守られながら、式を立てる。寮の玄関の水は、校内までひとつづきだ。護りの水には、ここからお世話になる。

 

 目を閉じて、深い呼吸を何度か繰り返す。こうして心を落ち着かせる。そして胸の前で右手を掲げ、下に向けてすべらせた。襷の内側から、符札が一枚飛び出してくる。作法通りに受けた左手の上で、符札に右手の指を立てる。

 

 ――みずみの

 

「阿久都ぅ!」


 玄関ホールに大声が響きわたった。

 

「いっしょに行くっていったじゃん!」


 玄関の水辺の向こう岸に、実嶋がいた。ちゃんと制服に着替えている。背中には――今日はちゃんと、バックパックがあった。

 

「待って、待って、そっち行くから」


 右手に持ったものをぱたぱたと振り、言い終えるとそれを口にくわえた。食パンだ。食堂から掴んで持ってきたようだ。

 玄関をコの字型に囲む廊下を、食堂前からこっちまでわざわざ廻ってくる。もぐもぐと口を動かしながら、

 

「もお、なんで待ってくんないんだよ」

「実嶋くん、邪魔しちゃいかんよ」


 晃一に駆け寄る実嶋に、おじいさんが言う。

 

「式紙を呼んだところだよ。話しかけるのは、式が立つまで待っておあげなさい」

「あ、ごめんね。じゃあおれも」


 と、実嶋も符札を呼んだ。ごくん、と口の中のトーストを飲み込んで、すぐに立式に入る。森の青い匂いが漂い、きびきびとした動きで式紙がひらめく。ちょっと荒っぽいが勢いがあって、実嶋の式は見ていて清々しい。

 実嶋はさっくりと式を立て終え、すぐさま水に入っていく。晃一はあわてて式を続けた。

 

 ――みずみのまもり

 

 実嶋のようにすらすらとはいかない。念を入れて、ひとつひとつの画を確認しながら綴っていく。最後の画をしっかりと払い、式紙を襷に仕舞った。

 

「うん、がんばっとるね」


 目尻を下げるおじいさんに、いってきます、といってから、晃一も水に入る。先に来たはずの晃一のほうが、実嶋を追いかける羽目になった。

 

 寮を出て、森に入る。川の上空の空はまだ暗い。

 

「ひとりで大丈夫だってば」


 晃一がいうと、実嶋はめずらしく厳しい面持ちで、

 

「いや、これはおれ自身の課題だから」

「課題?」

「課題ていうか、なんだろ? 宿題? 復習? ま、そんなとこ。昨日のやりなおし」

「別に昨日だって、失敗ってわけじゃ」

「失敗したよう。ついてくっつって、できなかったんだもん。間違い及び失敗は、可及的即時にやりなおしがモットーなの」

「モットーって、誰の? 実嶋の? 学校の?」

「……誰のだろ。誰? わかんない。おれのでいいや」

「つまり、今思いついたんだな」

「そういうこと」


 真面目な顔を崩して、へへっと笑う。

 

「でも、これって大事なことだと思うんだあ」


 たしかに昨日の轍は踏んでいないようだ。昨日と違って、実嶋はまったく眠そうじゃない。昨夜、また早朝に登校するといったから、「やりなおし」のモットーを重んじて早めに就寝したんだろう。そのかわり、

 

「ふあ」


 晃一があくびをした。

 

「どおしたの、ねむそおじゃん」


 実嶋もつられてあくびをしながら、

 

「昨日、遅かったんだ?」

「ちょっとね」

「眠れなかった? ほら、昨日、会議とかあっていつもと調子が違ったし」

「うん。その会議のことで、特訓してた」

「とっ、くん。」


 実嶋はその言葉を噛みしめる風にいった。「特訓」や「訓練」は、実嶋の大好物だ。

 

「特訓かあ。なんの?」

「ほら、怪のさ。あの、ほら――ヒオキ、さん? 彼女のやってたやつ」


 森に向かってなにげなく式紙を放って、なにげなく怪を払ったヒオキの技。あれが気になってたまらなかった。

 そこでーー

 

 


 

 昨晩、消灯前の自由時間に、自室で七松に怪にたずねてみた。

 

「怪を払うって、みんな普通にできるのか?」


 七松は、うーんと唸って腕を組む。どう話していいものかを悩んでいる。

 

「なんか、それを目指してるとか」

「目指すっつか……先生が言ってたのか?」

「いや先生じゃないけど、会議で。代議の人が」

「代議? 瓜篠さんか?」

「じゃなくて、女子の」

「ヒオキかよ」


 七松は苦笑いをした。ヒオキは有名らしい。どうやら、ちょっと困った風に。

 

 七松は立ち上がり、ふたつ並んだデスクの間の、両開きの窓を開けた。夜の冷たい空気が室内に流れ込む。晃一も七松の隣に立ち、外を見た。

 

 窓の外には夜の森がある。真っ暗闇を見つめるうち、目が慣れて森の輪郭が見えてきた。夜風にそよぐ葉、それが擦れる音。

 なにか、すこし違った音が聞こえた。さわさわと揺れる葉音の合間に、軽く鐘を打つような。その時、

 視界を白い影が横切った。鼻をかすめる沈丁花の匂い。鐘じみた音がいっそう高く響き、森できらりと光が弾ける。

 振り向くと、七松が指を下ろすところだ。怪が出た。そして、それが払われた。

 

「怪って――」


 こともなげに怪を払ってのけて、七松はいう。

 

「まあそこらでしょちゅう出てんだよ。別に悪い影響もないんだから、普段は気にするこっちゃないんだけど」

「すごい」


 晃一は思わず呟いた。いや、すごかねえし、と七松。

 

「誰でもできんだよ。俺もいつの間にかできてたし」

「どうやんの? っていう前に、怪ってどう見分けんの?」

「わかんねえよ。教えられてねえから」


 まただ。「なんとなくできてた派」の人々だ。

 

「まあそのうち、できるようになんじゃね? ……っておい」


 晃一は窓から身を乗り出し、森を凝視する。

 

 そのうち、じゃ困る。そんなんじゃだめだ。おれはここのみんなとは違う。いままで自分で決めて、自分で会得してきた。ぼんやりしていてできたことなんて、いままでにひとつもなかった。

 

 ――クズだな。

 

 あの言葉が頭をよぎった。そうだ。「なんとなく」や「いつの間にか」でできる人たちとは違うんだ。クズならクズなりに、こっちのやりかたでいくしかない。

 

 枝がざわめく。大きく傾いだ。

 

「……あれは」

「や、違うな」


 晃一につきあって外を見ていた七松が、首を振る。晃一はさらに木々を見つめる。耳を凝らす。

 しばらく、森は動かなかった。静かな風に葉がそよぐだけだ。だが。

 なにかを感じた。枝のひとつがちらりと動く。きゅっ、と、かすかに聞こえた。

 

「あれ」


 七松が頷く。胸の前に、そっと符札が差し出された。

 その符札に指を立てかけて、

 

「なんて」


「いい」ひそかな声が、「書かなくていい」


 書かなくて? でも。

 

「払うだけだ」


 わからない。

 

「大丈夫、今だ」


 どうやって?

 

「払え」


 わからない。だが。

 

 わからないままに指を動かした。護身札(みのまもり)の最後の画を思い出しながら、符札の上で指を払う。

 払った指を外へと向ける。記憶に残るヒオキのしぐさをなぞって、式紙を飛ばした。

 白い影が枝へと向かう。枝にぶつかる。式紙が散るのが仄かに見える。

 光もなにもなく、式紙はそのまま闇に溶けた。

 

「……逃がしたな」


 ふう。ふたり揃って、詰めていた息を吐く。

 

「ほら、できんだろ? 難しいこっちゃないんだよ」


 いや難しいんだけど。失敗したし。

 

 だが、手応えは充分にあった。怪を見分けられたらしいし、払いの式紙もちゃんと使えた……逃しはしたが。

 

 ――よし。

 

 晃一はつぶやき、また窓の外に目を向ける。

 

「まだまだいくらでも出るぞ」


 七松は笑った。

 

「こういう湿気の多い日には特に多いんだよ。好きなだけ練習しとけ」


 まだ続けるつもりの晃一を察して、

 

「符札、足りなかったら俺のも使っていいから」


 ふたつのデスクには、それぞれ真新しい符札が積み上げられている。七松は自分のデスクの符札を指した。さすがに自分のだけでも使いきれないだろうが、

 

「ありがとう」


 気遣いがうれしかった。と、

 

「じゃあごゆっくり。そろそろ消灯時間だし、お先」


 七松はベッドに入る。ほぼ同時に消灯十分前のチャイムが鳴った。そして十分後、灯りが消える。

 

 そして。

 そのまま、気の済むまで怪を追った。暗い森を見ているんだから、灯りは無くても問題はない。最後には朦朧として、時計も見ずにベッドに倒れ込んだので、いったい何時まで練習していたのかわからない。だが、かなり遅かったはずでーー

 

 

 

 

「だから睡眠時間はいつもより短いんだよ、相当。で眠くてさ」

「ほおお!」


 昨日の出来事を聞いている実嶋の目は、爛々と輝いている。特訓好きの火が点いたか。

 

「昨日の夜、森がえらくきゃんきゃん鳴くなって思ってたんだよね。あれ、阿久都が払ってたんだ」

「そこまできゃんきゃんはいわせてないけど」


 でも、なんとかわかりかけてはきている。はじめは全くダメだったが、終わり頃には何度か、暗い森で水の散る手応えがあった。

 と、川の傍らの木が、なんとなく気になる。目をやると、ざわっと揺れた。

 

「そう、あれ」


 実嶋がいう。

 

「あれも怪だね。昨日今日はなんか多いな」


 さらに向こうの枝も、軽くしなってきゅっ、と鳴る。あれも?

 

「あれもだよ」


 首を傾げる晃一に、実嶋が頷く。

 

 ――わかる。

 

 わかるようになっている。怪だ。ここには――世界には、怪が充満している。

 

 と、突然に視界が開けた。昨日と同じく、前方に校舎があらわれる。

 

「さて、どうしよう」


 堀の前で立ち止まると、固まった水を眺めて実嶋がいった。

 

「まだ校門が開くまで間があるけど、ここでなにかすんの?」

「いや――」


 単なる心の準備だ。昨日のアレとの、水の中の光る怪物との対決に向けての。

 

 だが、これをどういうか。

 

 ほんとうならひとりで対決したかった。アレの正体はなんなのか、まったくわかっていない。もしかしたら他の生徒たちにとってはよくあることで、あんなに慌てふためくのは自分くらいかもしれない。だから、昨日の自分が不甲斐なくて、もう一度ちゃんと対峙して、対応したかった。

 

 とはいえ、今日も早くに来たからといって、会えるという保証もないんだが。

 

「できればひとりでやってみたかったんだけど――」


 しかたがない。事情を話すことにした。

 

「昨日さ、なんか変なの見たんだ。校舎の下の水隧んとこで」

「変なの? どういうの?」

「白くてさ、丸くて、跳ねて」

「あ! そうなんだあ早くいってよ」

「え、やっぱりよくあることなんだ」

「白いの? ボール? ごめんうちの同好会のヤツが置きっぱにしたんだよ。危ないから落としたらちゃんと拾おうっていってんのに」

「いやそういうんじゃなくて、もっとでかくて」

「バレーボール? でもバレー部活動休止中だしなあ。部員いなくなっちゃって。ハンド部に吸収されて……あ、ハンドボールか!」

「違う。ボールじゃなくて」


 どうやらアレはお馴染みの物件ではないらしい。ということは、

 

「水隧に怪って、出るの? 実体で」

「じったい?」


 実嶋は目を丸くした。

 

「実体って、こう、はっきり見えてるってこと?」

「うん。動物みたいな。動き回って、なんてか怪物みたいな」


 実嶋は口を動かしかけて、そのまま固まる。見開いた目がゆっくりと狭められ、視線が下に落ちる。なにかを考えている。

 

「もしかして、それって――」

「え、なに」


 と、訊きかけた瞬間。

 やにわに足下が動いた。踝あたりにまとわりついていた水が、ぐいっと動く。

 

「うわ!」


 足を浚われ、ふたり同時に叫んだ。

 水は固さを保ったままで、堀のほうへと流れ込む。水に足首を捕まれ引きずり込まれる。堀の奥へとそのまま連れ去られた。

 まだ校門は開いていないはず。なのに、気づけばもう校舎の下の水隧の中にいた。

 青白い光の傍らに、ふたりで倒れ込んでいた。

 がぼっ、と息を吐き、

 

「なんだ、なんだなんだ一体?」


 いうと、

 

「あ、ちゃんと喋ってる」


 隣の実嶋が笑う。

 

「瓜篠に聞いたよ。水中で喋れないって相談したんだって?」

「いやそんな、呑気なこどいっでうばあいやだく」


 途中からまた喋れなくなった。意識をするとダメになるのか、ってそんな話じゃなくて。

 

「なん、だお、これ」

「なんだろうね。こんなことはじめてだ」


 実嶋の口調はあくまで呑気で、立ち上がると悠々とズボンの裾を直している。目を細めて奥を見て、

 

「まだ水庭側は閉まってる。校門が開いたってわけじゃないみたいだね」


 指さす方を見ると、水庭に通じる入り口が、青い光を反射している。水が氷のように固まっている。

 

「で、なんだっけ、さっきの話」


 実嶋は晃一に向かう。どうしてこう落ち着いているのか。

 

「……しろい、まるい」

「あ、そうそう。そうだ。あのさ、もしかしたらそれって――」


 と、いいかけたまま、実嶋は言葉を止めた。言葉だけでなく、表情までが凍ったように止まっている。じっと晃一を見つめて――いや、晃一じゃない。その背後を見ている。

 

「――それか」


 ぽつりといった。晃一は振り返った。

 

 白くて丸い、光る物体が、わさわさと体を揺らしている。表面にびっしりと生えた繊毛から、細かい泡がわき上がり続けている。

 晃一はじりじりと後ずさる。後頭部が実嶋の胸にぶつかった。

 

「――」


 そう、あれだ、といったつもりが、声にならずに、ただうなずいた。

 

 なんなんだ? もしかして、それ、って、なんなんだ?

 

 さっきの続きを促したい。だがこれも声にならない。

 それに、いまさら答えを聞いたところで。

 

 球体から、一気に泡が吹き出した。前がひしゃげて後ろが上がる、例の臨戦態勢になる。飛びかかる準備だ。

 実嶋が一歩、前に出た。なにかをつぶやいた。

 

 ――こま、さま?

 

 そう聞こえた。

 実嶋はそのまま歩いていく。まるで魅入られたかのように、球体に向かってふらふらと進む。球体が大きく震える。ひしゃげた形がもう一段沈み、

 

「実嶋、避けろ!」


 晃一は叫び、跳んだ。実嶋に体当たりをして、前に出る。

 球体は大きく跳ねた。こっちに向かってくる。

 胸の襷に指を立て、新しい符札を呼び出す。飛び出た一札に払いをかけて、球体に向かって飛ばした、が。

 球体は速い。晃一の式紙は空を切った。すでにそこに球体はいない。球体は晃一の胸に飛び込んできた。

 まともにぶつかり、晃一は衝撃ではね飛ばされる。球体を抱き込んだまま地面に転がった。

 

「ぐぅ」


 と、おかしな音をたてて息がもれた。胸に攻撃がまともに入った。寝転んだ晃一の胸の上に重みがある。球体はそこにいる。

 ハア、ハア、と、獣じみた呼吸音が間近に聞こえる。首筋に細かい泡があたる。晃一の様子を覗き込んでいるらしい。

 

 ――食われる、のか?

 

 その予感に目を閉じ、歯を食いしばった時、

 

「うわあ、こまさまだぁ、本物はじめて見たぁ」

「あら、今日もお早いのね」


 ふたつの声が同時に聞こえた。

 おそるおそる目を開く。

 

 目の前に、くりくりとした光る瞳があった。

 胸の上にいたのは、たしかに獣だ。ふわふわの白銀の毛に覆われた、まるくて大きな動物。瞳も鼻先も丸くて、小首を傾げた愛らしい様子で晃一を覗き込んでいる。

 

「え?」


 晃一が声を出すと、勢いよく首筋に鼻を擦りつけてきた。身を震わせるたびに、ふさふさの毛並みの間から泡がぶわっと噴き出す。

 

「もう、こまさまったら落ち着いて。阿久都くん驚いてるじゃない」


 駆け寄ってきたのは十路さんだ。

 

「……こまさま?」

「そう。学校の守り神。噂では聞いてたけど、ほんとにいるんだねえ」


 実嶋も駆け寄ってくる。白銀の獣に手を伸ばし、触れてもかまわないとみるや、わしゃわしゃと毛をかき回した。こまさまとやらは嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねる。

 

「ぐ、うぐ」


 胸に蹴りが何度も入った。こまさまは今度は実嶋に飛びついた。実嶋はバックパックを放り投げると、

 

「ようし、来い!」


 こまさまを抱きしめてごろごろと転がる。よっぽどはしゃいでいるのか、実嶋たちのまわりは気泡だらけでふたりの姿が見えないくらいだ。

 

「構ってもらえて大喜びね。普段退屈してるから」

「あ、あの……なんか、ぜんぜん」

「そうだ阿久都くん、編入してきたばかりで……ご存知ない?」


 十路さんがたずねる。晃一は首を縦にぶんぶんと振った。

 

「じゃあ、お話させてもらうわね。おふたりとも事務室へどうぞ」


 その時、開門を知らせるチャイムが鳴った。

 

 

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