お話の3
3話目です〜。こんなんで良いのかなぁ〜。www
霊夢が境内を掃除していると、彼方からスゴい勢いで飛んで来るモノがあった。
………ミコトと魔理沙だ………
二人の乗った箒は、その勢いのまま霊夢の5メートル程横の地面に轟音を立てて突き刺さった…
「よ…よう…霊…夢…」
「や…やっ…ほー…」
「………………二人共……………私に…何か…恨みでも…あるわけ…?」
其処には…砂埃塗れになった鬼が立っていた…
少し時間を戻して、香霖堂から飛び立った直ぐ。
「そう言えば魔理沙〜。新しい魔法創ったんだって?霖之助から聞いたよ〜?」
「へっへっ〜。そうなんだぜ。モノの動きを速くする事が出来るんだぜ。」
「モノ?例えば?」
「例えば、茶碗とか湯呑み、箸なんかもそうだな。」
「何故に食器?」
「食器だけじゃないぜ?タライや洗濯板もだぜっ!」
「……それ……動かす必要あるの…?」
「片付けるのに使えるかと思ったんだ。」
「……で?どうだった?」
「まだコントロールが難しくてなぁ。…………食器は粉々に成って、タライと洗濯板は………割れた………」
「……………ダメじゃん…………」
「様はスピードのコントロールなんだよ。現に今だって箒に掛けてるし。」
「うぉいっ!!!!今、トンデモねー事言わなかったかっ!?!?そう言えば、さっきから速度が上がり始めてるぞっ!?」
「大丈夫だぜ。……………多分……………」
「いぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!」
「ほっ!ほらっ!おかげで神社まで直ぐだったぜっ!流石は魔理沙様だぜっ!」
「ならっ、何で涙声なのよーーーーーーー!!!!!!!!!」
「あんた達、実は妖精並みにバカでしょう?」
「「……面目ねーです……」」
「二人共境内の掃除っ!それが終わるまで、家の中には入れないわよっ!……返事はっ!」
「「ひぃぃぃぃぃ……。は…はいぃぃぃぃぃぃ…。」」
「全くっ!」
……結局、境内の掃除は昼過ぎまでかかりましたとさ……
ミ・魔「「あ…あのぉ…霊夢さぁん…」」
霊 ギロッ!
ミ・魔「「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」」