表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

1話

新作です。

どうぞよろしくお願いします。

週1ペースで多分無理なく更新の予定!

1day


ある日の月曜日


休みあけの学校…

いつもどーりの平凡な生活…

毎日、朝おきて、学校いって帰っての無限るーぷ…

はぁ…外は晴れだけど空から戦闘機が墜ちてきたらソッコーで重要そうなパーツ拾ってネットオークションで転売してウハウハなのになぁとこれで何回目の溜め息だかわからない程つきながら窓ガラスごしに見える外の景色を見ながらぼーっと数式を聞き流してる三時間目…



「おいっ、鷹山!」



うん?ってげっ…数学の先生にいきなりあてられた!



「はっ、はい!何ですか?」



「授業中、何よそ見してんだ!外にはなんもないだろ!黒板見ろ!よし、じゃあこの問題説いてみろ!余所見する余裕があるなら解けるよなぁ?」



授業、いつの間にここまでいってんだ!解き方わかんねぇ!なにがよし!だよ、こっちはよくねぇ!

むしろ、アイツとかあそこの席の人、寝てんじゃん…あっちを当てろよ…

まぁ、仕方ない…

ここは、男らしく?潔く謝るか…



「すいません、わかりません!」



「もう、いい。お前、授業聞く気ないなら廊下に立っていろ!」



いや…それは、さすがに恥ずかしいからね…



「えーそれは嫌です。勘弁してくださいよぉ…」



「でも、ダメだ。お前、いつも、授業中に外見すぎなんだよ!ほらっ、他の人にも迷惑だからはやく出ろ!」



はぁ…

仕方ないこれ以上、言っても無駄だし諦めるか…



「は~い…」



と立ち上がるとクラス中からのスゴい視線とクスクスの嵐だったけどな…


ガチャ…


廊下に出ると、どこかのクラスの先生の説明の声や、生徒の笑い声が聞こえてきた。

もちろん、ウチのクラスは数学の先生が恐いせいで静かだけどな!

はぁ… ぶっちゃけ廊下にも窓あるから窓から空をみた。何も起きそうにない、つまんねー

はぁ…あまりにもヒマなので、ここで自分のプロフィールでも語るとするか…

僕の名前は鷹がいる山の幸せな樹で鷹山幸樹といい、背は170ぐらいで顔は上中下でいうとしたらまぁ、多分中ぐらいだろう………

いや、だと思いたいです。

趣味は…もう、ILOVE ミリタリーな訳なんですよ~

小学校の時からやらせてもらってますわ~

なーんて、考えながら廊下で突っ立てたら、もう授業が終わってもいい頃なのになかなかチャイムがならず、耳をすませば校舎から音が消えていた。



「えっ?」



と思ったのも束の間で…

まばたきしたらいつもの学校みたいに音が一気に戻った。 うん、さっきのは多分、気のせいだろう…


キンコーンカンコーン


あっ、授業が終わったんだなと思ったら、クラスから先生が出てきて、



「お前、廊下でちゃんと反省したよな?授業の終わりの礼をするから教室に戻れ!」



「はい。」



と返事をしてからクラスに入った時のクラス中からの視線を無視して自分の席へと戻り礼をした。

そう、三時間目が終わって昼休みだから、昼食だ!

と思って立たされた時にふと見えたあの変な光景なんかすぐ忘れてしまった。

今、思えばこれが全ての始まりだったのに…

はぁ…我ながら情けない…


御意見、ご感想などその他よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ