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キセキの反乱少女  作者: 華山
始まりの呪音
3/22

変わりだしたわたし達の世界、日常

狂いだした、変わりだした。

雛鳥は何処へ向かうのか。

確かにわたしがこの時間からいるのは珍しい。

でも、脅かすのはどうしてだろうか。

しばらくすると笑い出した。

狂ったように笑う。

腹を抱えて棒読みごときにわらっている。

解らない。

いや、解ってはいけない。


「俺って運がいいんだ。きっと、そうだよね。」


独り言を話す。

自分を納得させるように言っている。


「あのね。俺は、明日」


何かを告げる。

何を告げるかは知らない。

でも、聞きたくないと思い感じる。


「死ぬんだ。」


殴られたような痛さを感じた。

まだ言葉が続く。


「それもさぁ~斧でスパッとね?。」


笑っていてて何で泣かないのかが解らない。

現実味がないのだろうか?。

理解なんてしたくない。

まだまだ続く。


「その前に麻酔やら縄やらで動けないんだー。どうしようもないよ。」


「なんでなの?」


彼はただ微笑んでいた。

近くに来る。

顔の近くまで来る。


「会えてよかったよ。」


顔が見えない。

どんな顔をしているのかが解らない。

抱きしめられて、いるのだろうか?、目の前が朱に染まっている。


「じゃあ、行ってくる。」


気が付くと彼が居なくなっていた。

行ってくるそれは、さよならだろうか。

どうしてだろうか。

わたしはどうしたらいいだろう。

解るはずがない。

一度は思い通りになればいいのにと思う。

自由にしたい。

なぜそう思うのかが解らないけど。


“望め、狂え、従え”


望むのは彼の自由。

なにかどうかがわからない。


“進め、狂え”


どうでもいい、起きなきゃ。

起きて『殺』さなないといけない。


起きると幼男がいた。

白い髪にコバルトブルーに白色を混ぜた瞳。

和風テイストな感じで、

袖なしワンピースにスソが斜めにびりびりで長袖のワンピース。

赤い帯がモノクロの中で鮮やかだった。

なんて濃いい今日でしょうか。


「始めてこの姿でお会いたしました。我が主よ。」


「誰?。」


こんな個性的な人が居たら、覚えている。

近くへ、近くへ来る。


「覚えておりませんでしたが?。」


ガッチリッと腕を持ちニヤリと笑う。

んで、そんな幼男はわたしの荷物を持っています。


「どちら様?それにその手は何・・・?。」


凄く色気のある顔になった。

紡いだ言葉は以外に


「今からお世話になりますイカレ銀時計です。

で、この手を」


紳士だった。

地下なのに風が吹く。

黒い穴が近くへと来る。

なぜか、言い様のない怖さが感じた。

自分はこんなに運が悪かったのでしょうか?。


「離すとここに残されると思いますので。」


こんなのって…こんな事ってありですかーーーーーー!!。

飲まれるーーー!。


黒い穴に飲まれて空中でスカイライブ中。

笑えます。

恐怖で笑えます。


「着地ってどうするのですかーーー!!」


そうだ、そうだよ。

ココ、重要。ここが重要。

命が命の灯火が消えるーーー!?。


「そんな心配はせんでもいいだろ。」


そういいつつも、着々と地上もとい大地が迫っている。

銀時計…銀が右手を大地の方に向ける。

あ~死んだ。

だって、魔法とかあるはずがない。

あってたまるものが。

煙が立ち込めました。

あれ?どうなっているの?。

手には大地の感触がする。

眼をつぶっていたんだ。

眼をあけたら、緑が広がっていた。


ここは何処ですか?。

急すぎて解らない。

大体、わたしの知る日本にはこんな森なんてない。


「ココ何処ですか。」


幼男が笑いわたしをみる。

いつの間にか立っていてわたしを見下ろしている。

わたしは座っている。

忘れていた。


「申し遅れすぎたね。エルデナ・シンクコードって言います。」


こんな事を忘れるなんてわたしは馬鹿と思う。

相手はぽかんとしている。


「それと銀でいい?。もう一度聞くけど」


何もかも違う。

空気もこの森や草原も知らない。

だから、聞くしかないのだ。


「ココは何処ですか。」


役立たずなわたしでもいいですかとも聞きたい。

わたしはどうしようもない物なのだから。


「異なる世界、異世界だ。」


ありきたりだ。

漫画とかにありがちな話だ。

にたりと笑う銀。


「しかもだ。」


行き成りわたしに近づいておでこを指で押す。

デコピンされました。


「お主のある意味の幼馴染がおるぞ。」


知っていると言わんばかりだ。

あの時から決めていた。

力があれば、彼に色々な風景を見せれる。

わたしなんてどうでも良い。

役たたずだから、わたしなんてどうでもいい。

今すぐにも未来を見たかった。

ルカには死んで欲しくないんだ。


「そう、なら急ごう。」


わたしは立つ。

逆に銀を見下す。

幼いと感じる。可愛いと思った。

きっと、今のわたしは笑っていると思う。


「さて、まずは近場の町に行こ。」


その前に着替えないと学生服のままだ。

白いタートルネックのワンピースに赤いベスト。

黄色いリボン。

黒いブーツ。


「さて、行くぞ。」


銀の向かう方向には町が会った。

なんだか、お祭り騒ぎだった。

死ぬと言うのは、数少ない娯楽なのだろうか?。

町に入る前に角が生えた蛇が居た。

かわいい。

鞄のなかにある袋の中に入れておく。

さぁ、いざルカに会いに行くよ。

がんばって今日中に2つを書き貯めします!!

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