表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

なんか都市伝説思いついたので書きます

作者: 翡翠亭葵町
掲載日:2026/03/06

――次は、東来宮、東来宮、法壑寺(ほうえいじ)前です。

目が覚めると、そんなバスの放送が聞こえた。僕以外に乗客はいない。スマホを見ると、時刻は22時43分。夜中だった。

寝ぼけた瞼をこすりながら、寝て忘れかけていたことを思い出した。

塾の帰りに宇津交通局のバスに乗って、雲雀・東山国道から天辻というバス停へ向かっていた。その区間に、東来宮なんていうバス停はないはずなので、バスを乗り間違えたと思う。しばらくすると、バス停に着いたので、急いでバスを降りた。辺りは濃霧が広がり、ほとんど何も見えない。バスの行き先表示だけが光って見えていた。そこには、紫色で書かれた「9」の番号と、黄色で書かれた「ひばり」という行き先があった。僕は違和感を感じた。宇津交通局の番号は緑で、行き先はオレンジだったからだ。

バス停の時刻表を見ると、23時ちょうどにバスが来ると書いてあった。

番号は「86」、行き先は「彁々台」。僕の家の最寄りからそこまで遠くないので、そのバスの終点から家まで歩くことにした。

そうしてバスが出ていくと、辺りは真っ暗になった。遠くから謎の笛の音が聞こえてきた。言うなれば、指で吹くような音だ。その後、スマホの電波もつながらないので空を見ながら待っていて、ふとスマホを見ると、22時58分になっていた。その直後、遠くからバスが来る音がした。そうしてやってきたのは、87番の彁ゝ台行き。僕はそれに乗り、再びバスに揺られていた。車内で塾の宿題をしながら、到着するのを待っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ