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【詩集】日常から

本当の敵

作者: につき

切れ味鋭いソリッドな言葉なら

やすやすとその固いガードをすり抜けて

脳を揺らして足元をぐらつかせる

言葉のラッシュで追い詰めて

最後は大の字に横たわらせる

そうはさせじと

破壊的なハードな言葉で

巧みなテクニックすら粉砕して

重い一撃を叩きつけ

目の前を空白だけにしてしまう

強烈な言葉の連打で

意識など打ち砕いてしまう


強弱優劣を競うのではないと言いながら

参加することに意義があるなどと言いながら

比較する されることを求めている

自らがそう望んでいる


言葉の力あるものだけが生き残る

それが詩であれ文であれ

読み手のこころを

ノックアウトしたものだけが

先へ進んでいける


言葉の体幹を鍛え

打たれ強い意志を保ち

がつがつとしておもねらず

見据えている理想

最終ラウンドまで立っているには

理想から逃げず

理想を倒そうとすることしかない

お読み頂いてありがとうございます。

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