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僕と俺の最弱で無敵な事情  作者: 冬桜
第一章 入学とクエストと最弱
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第一話 上陸

三話目です!

--全速(時速約70km)の船に乗りながら軽く船酔いしていたころ


「おーい。軍島に着いたぞーー。」


と、船長の間伸びした声が聞こえてきた。襲ってきた奴は追っては来なく、船長は強張らせていた顔を普通に戻していた。


僕は船酔いで荒かった呼吸を正し、座りこんでいた姿勢のまま前方を向いた。


--しかし軍島は見えない。半径10kmの円型の軍島は一般人には見えない仕様になっているのだ。何故見えないのか、その理由は--


「うっ」


突然、暖かい風の壁にぶつかり、一瞬で抜けた感覚の後、


「これが......軍島.........」


いきなり見えた近未来都市のような広大な島。驚きの光景に言葉を失う。


「はっはっは!初めて結界けっかいを抜けた奴はだいたい同じような反応をするな!」


結界けっかい--それがさっきの暖かい風の正体であり、民間人が軍島を見れない理由である。まあさらに言うと軍島は異次元に存在している。


結界は半径約10.2kmの球型であり、結界内に入るには特別な証が必要となる。それが無いと東京湾をウロウロするというとんでも仕様になっているのだ。この船にも証が付いており、結界を抜けられるようになっている。


何故こんなものがあるのかと言うと、世界の政府が国の重要機密が丸裸じゃまずいと思ったらしく各国がそれぞれ人工島を作り、人工島に重要機密を移し、超能力者達に結界を作ってもらい、異次元空間に人工島を閉じこめたらしい。そんなところにどうやってクエストが送られるのかと言うと、後ほど説明しようと思う。


東京湾にあるのに何故移動に1時間かかるのかと言うと、結界の入り口は一箇所しかなく、それが東京の港の反対なため遠回りしなければならなかったのだ。


そんな過程を経て、僕は新しく生活する軍島に足踏み入れたのだった。


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