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俺と糞ゲー  作者: ピウス
13/36

続・買物

 武器も防具も手に入れたので、俺は店員さんに付き添われながら店内のアイテムを物色する。

 白馬の騎士としては、吸血鬼を倒し攫われたお姫様を助けるために、買わねばいけないものが数点あるのだ。

 

 とりあえず、念のため聖水と太陽石が欲しい。

 この世界にも売ってるといいんだけど……


 聖水はすぐに見つかる。横には最高級聖水とかもある。

 聖水に高級もなにもないと思うのだが一応最高級を10ほどを買おうか。


 太陽石は店員さんに聞くとすぐにもってきてくれた。

 よかったあったよ。

 神様は、消費アイテムなんかはナプールのゲームをあまり弄ってないっぽいね。

 2個購入。


 太陽石。これは太陽の光を閉じ込めた石だそうで、日光が苦手な吸血鬼退治のキラーアイテムなんだよな。

 太陽の光なんぞをどうやって閉じ込めたのかは知らないけど。


 当座に必要なものは手に入れたけど、他にも色々と面白そうなアイテムがあるので2人を待つ間に見てまわることにする。

 いかにもファンタジーな道具が多くてみているだけでも楽しいのだ。


 アイテムの置いてある棚には懐中時計みたいなものまである。

 これも買わないと。

 今まで時間が分からなくて不便だったしなあ。

 50万ヘルだから安いし。


 冷静に考えれば最低でも日本円で50万円なのだが、さっき5億も使ったので金銭感覚が麻痺してる俺。 

 その他、下着や日用品を色々と見つけて買い物を続けていると



「お客様。お連れ様の準備ができましたが……」


 後ろから遠慮がちに店員さんに声をかけられた。 

 初めての異世界での買い物は思いのほか楽しいのでつい時間を忘れていたのだ。

 俺についていた店員さんは渡された荷物で顔が見えない。


「あっ、スイマセン」


 そう謝りながら振り返った俺の目の前には……黄金色の小山があった。

 えーっとなにこれ?


 黄金の小山が喋る。


「マスター。装備の確認をお願いします」


 シルクだ!

 全身をオブシディアンで固めたシルクだ……多分。

 全身を覆う鈍い黄金色の鎧と膝下まであるブーツのせいでシルクの体自体はほとんど見えない。

 ご丁寧に兜もフルフェイスだから、外から見るとオブシディアンが9でシルクが1の割合だ!

 繰り返す!オブシディアンが9!でシルクが1!


 手には槍の穂先に斧みたいな刃物をつけた恐ろしい武器を持っている。

 これ……ホントに動けるのか?


「な、なあシルク。お前ちゃんと動けるのか?1日その装備で」

「はい大丈夫です。問題ありません」


 フルフェイスの兜からなのでくぐもった感じの声でシルクが答える。


「いや、でも」


 正直、部屋の中に飾ってある置物にしか見えないんですが。


「ちょっと動いてみてくれ」


 俺がそういうと突然小山が浮き上がった。

 いや、違う。シルクがジャンプしたのだ。

 お店の天井すれすれでトンボを切って着地。


 その瞬間にちょっとした地震のように揺れる店内。


 着地すると同時にシルクは手に持ったヤリモドキを一閃!

 周りの俺たちの髪が風にあおられる。


 ……パネェ。

 パネェーすシルクさん。

 この子を怒らせたら俺は木っ端微塵だな。

 最後にカツンとお店の床にヤリモドキの石突きを打ちつけ、シルクが元の体勢に戻る。


「あっ、はい。シルクさんは大丈夫みたいですね」


 じゃあ次はエルナだ。

 こっちは正統派というか、さすがに経験者。

 青い胸当てと膝まで覆うブーツ。

 頭には獣人専用なのだろう。犬の頭に合わせた形の兜をかぶっている。

 手には少し短めの槍と盾。


 俺の想像する清く正しいファンタジーの格好だ。

 白いエルナの毛と青いエーテルが目に鮮やかだ。

 なんというか様になってる。  

 エーテルの装備で特に問題はなさそうだ。


「エルナも問題なさそうだがどうかな?」


 本当はエルナ【は】問題なさそうだな、というべきかも知れないが……

 シルクさんを怒らせてはダメだ!


「はい。ご主人様。さすがエーテルです。本当に軽いので長時間の迷宮探索も十分できると思います。あの、ホントに私もこれをいただいていいのでしょうか?」

「勿論だ」


 俺は5億もする装備を買ってしまったわけだしな。

 一番弱いのに。


 じゃあ、二人とも問題ないみたいだから精算を済ませてしまおうか。


「いくらですか?」

「はい、えっとこちらの雑貨と衣服を合わせまして……全部で8350万ヘルになりますね」


 さすがはデキル店員さん。

 俺の手渡した商品もちゃんと計算していたらしい。

 

 5億の散財の後なので安く感じるな。

 店員さんに冒険者カードと古銭を渡す。

 カードでも払えないことはないが、出来るだけカードにお金を移しておきたいのだ。

 


 さあ!用意は整った!あとは吸血鬼を倒すのみだ!

 待っててください攫われた娘さん!





 ■□■□■□■□





 名前 東雲圭

 職業 冒険者

 レベル 1

 冒険者ランク 6等級の下


 ステータス

 HP 10/10 

 MP 10/10

 筋力 5

 体力 5

 器用 5

 知力 5

 敏捷 5

 精神 5 

 運勢 5


 装備

 右手

 左手

 頭

 胴体 エーテルジャケット

 足  布の靴

 装飾

 装飾


 スキル

<幸運>・・・幸運になる

<究極鑑定>・・・見えるすべてが見える

<3次召集者>・・・美しき地母神【ミュー】により異世界より召喚された者

 刀の心得・・・剣道2段の腕前

 第二種免許・・・車ないですけどね

 14歳から大丈夫・・・なにが大丈夫なんだよペド野郎




 名前 シルク

 職業 人形

 主人 東雲 圭


 ステータス

 HP 1998/1998 

 MP 1099/1099

 筋力 999

 体力 999

 器用 999

 知力 999

 敏捷 999

 精神 100 

 運勢 100


 装備

 右手 オブシディアンハルヴァード

 左手

 頭  オブシディアンヘルム

 胴体 オブシディアンメイル 

 足  オブシディアンフットガード

 装飾

 装飾


 スキル

<第三世代人形>・・・能力値上限999にアップ 常に情報を集め自己進化する 

<名匠キューブ>・・・最高の人形師に作られた人形

<自動修復>・・・体内の回復器官が故障しない限り自動的にHPの回復を行う

 忠誠・・・どんな命令であっても盲目的に従う

 心種・・・いまだ萌芽せざる心の種 精神的な状態異常は完全に無効

 赤い瞳・・・暗視可能




 名前 エルナ

 職業 奴隷

 レベル 10


 ステータス

 HP 100/100 

 MP 64/64

 筋力 50

 体力 50

 器用 32

 知力 32

 敏捷 50

 精神 32 

 運勢 32


 装備

 右手 エーテルの短槍

 左手 エーテルシールド

 頭  エーテルヘルム

 胴体 エーテルガード

 足  エーテルフットガード

 装飾 

 装飾


 スキル

<獣人>・・・レベルアップ時いくつかの能力にボーナス

 俊敏・・・回避に補正

 料理M・・・おいしい料理が出来たらいいですね

 好奇心・・・人一倍好奇心旺盛 猫じゃないので死なないです

 野生・・・森などでの戦闘時に若干の補正

 鋭い嗅覚・・・犬ですから

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