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一発ぶん殴らせろ!  作者: 団栗山 玄狐
4 狂信の宇宙
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46 高速戦闘

激しい砲撃の中、異常な動きで避ける二機がいる。


「狙いが甘いぞ。手数だけ落とせると思うなよ」

と嬉しそうに語るノムイッカ・ラシタ。


ノリノリである。



「ご機嫌だな」



「お前もよけてないでアレを撃ち落としてくれよ。

某アニメの白い人は、『そこー』とか言ってバンバン墜としてたろ」

と、調子に乗って語るノムイッカ・ラシタ。



「出来るか?そんなもん。100m先にある1mmの的を撃ち抜く様な真似できるか!

あんなの出来ること自体が異常なんだよ」

と、言い返すノブテル・ミズマ。



「お前なら『沈めー』とか言って撃墜しそうだけど…

そのための人型じゃないのか?」



「違うわ!この人型はぶん殴り専用だ。あんな変態射撃できて堪るか」

某有名アニメの白い人型の事である。

確かにカッコはいいのだが、実際に遣れと言われれば無理がある。



「残念だ。それでも砲撃をよけてる時点でお前も変態だ」

追い打ちをかけてくる。



「お前もって。自覚はあるようだな、自分が変態機動していることを」

感心しながら通信を返すと



「そりゃな、お互い様ってところだ」



二人はそんな通信をしながら、雨の様な砲撃を躱していた。

二人の行動自体がすでに異常である。


複数の銃弾をよけて歩くようなものだ。

出来るわけがない。実際に試せば確実にハチの巣になる。



様々な方向からの砲撃を受け、それをよけて

痴話げんかまがいの通信をしている二人とも十分変態である。



「ZAI、奴らの位置は把握できるか?」

ノムイッカ・ラシタの質問に


「南側代理戦機の位置は把握可能です。

小型移動砲台は、小さすぎる為できません」

その回答に

「やっぱりか~」と嘆くようにつぶやく。


小型移動砲台は動くとはいえ、デブリと同じ扱いなのだ。

確認することが難しい。


『後は、相棒が引き離してくれれば、何とか相手できそうだが…』

と考えた。


変態曲芸機動が出来るノムイッカ・ラシタであっても

攻撃の数が多いとどうしようも無い。

避けるだけで手一杯である。


攻撃まで回らない。


かといって相棒はもともと突撃型だ。

その突撃型で変態的な動きで避けているのだからどう反応していいか、分からない。


なんとなく出来そう、とまで考えてしまう。


その当人は、非常に困っていた。

某有名アニメのように小型移動砲台を撃墜できれば問題ないのだが、

そんな真似、常人にはできない。


彼自身それが出来る人間会いたいとも思える希少な人種だ。



ならばどうするか?



答えは、二択。


逃げる、一目散に…これは却下だ。

代理戦なので相手を倒さないといけない。

つまり、逃げるという事はできない。


なので、もう一つの選択を取るしかない。

本体の撃墜だ。


大元を潰せば、小型移動砲台は沈黙する。

一番確実で簡単な方法。


小型移動砲台がいなければ…だが。


「DON、あの二機。どちらがとらえやすい」

ノブテル・ミズマの問いかけに


「サー。1をナンバリングしている機体ならば、

反応にムラがあるので捕まえやすいと判断します」

AIの返答に


「分かった。その機体のマーキングをしてくれ。

当て逃げアタックを仕掛ける」



「OKサー。そして進言します。

当て逃げアタックというネーミングは倫理的にも変更を求めます」

AIが指摘してきた。



「いや、これは勢いとしてだな…」



「倫理的に変更を求めます」



「良いだろ、このくらい…」



「倫理的に変更を求めます」



「わかりました」

抑揚無く淡々と言い続けるAIの修正要請に押し切られたのだった。



砲撃は、降り注ぐが関係ないと言わんばかりに避けながら突き進む。

けん制で機銃掃射をするが、当たらない。

当人も当てるつもりはない。

ただ、突撃あるのみである。







南側代理戦支援艦の艦橋では、


「なぜ、こうも押されている。何とかならんのか!!」

一人の豪奢恰好の男性が吠えていた。



「今、新たな戦術のインストールを行っております。

それで、対処できる思われます」

看護師の様な服装の男性が応対していた。



「最新機なのだろう、なぜこうも単純戦法に押されるのだ!!」



「相手の動きが速すぎるのです。

クリオネ(小型自動砲台)でも捉えきれないのです」

その回答に



「ならば、他の使徒も導入すればよいであろう。

数でねじ伏せればよい!!」

豪奢な男性は、怒りを込めて叫ぶ。



「前回の北側の代理戦介入で協定基準が変更されております。

更にその変更に対して南側も立ち会っている手前、

いきなり協定違反するわけにもいきません」

看護師の様な服装の男性が、この場を収めようと必死だ。



「ええい、面倒な神の名の元にそんなこと無視してしまえ!!

いくらでもとりつくろえる」



「残念ですが、代理戦機以外の機体の持ち込みは制限され、

協定管理局の監査がありできません」



「ならば、三号機は?まだ生きているのだろう」

豪奢な男性は、何とか勝ちを手に入れようと考えたことを口にすると



「確かに、まだ生きてはいますがすでに撃墜判定されています。

それに、エンジン部は使えません」

オペレーターが答えると


「だが、クリオネ(小型自動砲台)は使えるだろう。

撃つことくらいさせろ」



「三号機の生体端末は不安定な状況です。

今、無理に稼働させると生体端末が壊れてしまいます」


「構うものか、他にも代わりとなる信者などいくらでもいるだろう。

神に殉じるのだ、本望であろう」


「しかし…」


「構わぬ、やるのだ。

ここで勝てなければ我らの地位は下がる。

ここで我らの力を示せば、枢機卿も考え直してくれるはずだ。だからやれ!!」

豪奢な男性は強く命令を出す。


「わかりました」

看護師の様な服装の男性はうなだれるように答える。



「ですが、長くは持ちませんよ」

オペレーターが言うと


「ならば、クリオネ(小型自動砲台)を敵の近くで砲撃させよ。

とにかく動きを止めればよいだろう、そうすれば流れは我々に傾くだろうが!!!」

豪奢な男性は、言葉をつないだ。


仕方なしに看護師の様な服装の男性は

命令通りにするようオペレーターに指示を出す。


『人の命を何とも思わない聖職者か…』

と思いながら。



やり方が乱暴になってきました。

でも、妄想だからいいよね。


別に現実っぽくすれば妄想なんだから非現実的でもokだよね。

だって妄想なんですよ、どれだけしっちゃかめっちゃかでも

それは、作者が、読者が楽しんだモノ勝ちだと思います。


批評なんか知りません。

一方通行なので

評価は受け入れます。

意味がありますので


という事で突っ走っていきますね。



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