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一発ぶん殴らせろ!  作者: 団栗山 玄狐
3 謀略代理戦
39/49

39 次にむけて

代理戦は終了し、後始末が始まる。

帰還した、西側チームの面々。


帰還した時は、割と元気だったのだが、時間を置くと

緊張の糸が切れたのか途端に静かになった。


テノール・フォム・バースピリとソプラ・バリトンは、

そんな彼らを個室にぶち込み、世話しなく動き始めていた。



今回の騒動の中心にいた権力者たちは逮捕され、

表舞台から退場した。


まあ、やりすぎたのだ。

仕方ない事である。



キム・リーロンとモハリド・アードの機体は、大破しており

修理、改修は不可能になっていた。


ノムイッカ・ラシタの機体は、目立った外傷はないが、

四基のブースターのうち、二基が焼き付いてしまい使い物にならなくなっていた。


チュク・ロイドカンの機体は、重粒子砲の砲身が曲がり使えなくなり、

さらに言えば兵装コンテナを容量以上に付けたため機体に歪みが発生していた。

真っ直ぐにも動かせない状態になっていた。


ジャスタ・ホワイトの機体は、最後の乱戦に参加したことであちこちに被弾して

半壊状態に追い込まれていた。


そして、ノブテル・ミズマの機体は、左半身は使い物にならず、

右腕の関節部は、衝撃に耐えられずダメになっていた。


チームは事実上崩壊していた。


それでもパイロットたちは、全員生還を果たしていた。


その報告を受けたテノール・フォム・バースピリは

ため息をついて


「まあ、これだけの激戦をくぐっておいて、

この程度済んだのは暁光かな」

という。


「そうですね。

機体は…そのほぼ半壊ですが、人的被害はありません。

奇跡ですね」

ソプラ・バリトンも同意した。


「ソプラ君もお疲れ。

君の補給やらサポートが無ければもっとひどい事になっていたかもしれない」


「いえ、私は、出来る事をしただけです」


「それでもだ。

休ませてやりたいがあと少し手を貸してくれ」

苦笑する上司に対して


『あなたも裏で相当無理してましたよね』

と言いたかったが、飲み込んだ。

分からないように動いていたので知られたくないだろうと思ったのだ。


「わかりました、お任せください」

彼女は疲れ果てた上司を見てそう答えた。






左手足を失った機体をノブテル・ミズマは見上げていたが、

整備員たちに「邪魔だ」と言われ

今は、パイロット待機室に移動して眺めていた。


睨みつけるように。


「何、やってんのよ。

見てたってなにも変わらないわよ」

いつの間にか来ていたジャスタ・ホワイトが声をかけてきた。


振り向きもしないノブテル・ミズマの横に並ぶ。


「ここまで追い込まれるとは思わなかった」


「はあ?!打撃一辺倒で追い込まれないと思ったの?

どこまで思い上がってたのよ。

無駄に頑丈だっただけじゃない。

本来ならもっと早く追い込まれて当然よ」

ノブテル・ミズマを気にしながら悪態をつく。


「そんなものか」

いつもの元気がなくつぶやくように答える。


「そんなものよ。

いい薬になったでしょ。

次からは、せめてけん制くらいできるようにしなさい。

アンタのフォローだって大変なんだから」

鼻を鳴らしながら素直になれないでいた。


「そうだな、しばらくは動けないにしても

対策しておかないとな」


「そうよ。リベンジ考えてんでしょ」


「考えてるね、次はこうされないように…

というか今度は勝つ!」

少し元気なったようで安心したようで


「そうよそうしなさい」

とツンデレ気味に彼女は答えた。


素直になれないこじらせ彼女である。


それを待機室の外でチュク・ロイドカンと何名かの整備員たちが聞き耳を立てていた。


『まあ~、こんなものかしらね~』



彼らの戦いは続くのだ。

勢力圏同士のもめ事がある限り、終わらない。

今度は、どんなもめ事になるのやら。


しかし、今は、しばしの休息である。


いつ始まるかわからない代理戦に向けて。


何とか、終わりました。

これでネタ切れです。


老い先短いオッサンの限界です。

ネタが出来れば復活します。


他の話の更新が優先ですが…

身勝手ですいません。


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